地域の嗜好・文化に対応してきた技術革新過程のモデル化 |
伊藤 英則 |
名古屋工業大学 工学研究科 教授 |
感性と嗜好が関連してきた技術革新について研究する。人類は感性と嗜好に基づき
文化形成・伝承・進化を行ってきた。このことのモデル化を定義し、これらのメカニ
ズムを解明する。とくに、環境を構成している時間・空間により進化が影響を受ける
ことに注目して解明する。ここでのメカニズムとプロセスについては、ジーン(遺伝
子)、ミーム(伝承子)、クオリヤ(嗜好子)を用いたモデル化によりプログラムシ
ミュレーションにより解明する。とくに、知性が文明の進化を担ってきたが、感性・
嗜好が文化の進化を担ってきたことを前提にして研究を進める。 |