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情報所有館 : 北海道博物館
鰊漁場で使われた背負運搬具。締粕製造で釜で煮るニシンを運ぶのに使用したほか、乾燥した笹目の運搬に用いた大型モッコ。大正14年3月30日新調の墨書。
鰊建網で身網に向けて岸から垣根状に張られた網。身網に近い所は綿糸網であったが、ほかは目の荒い藁網が使われた。網目寸法15センチと25センチ。垣網とも云う。
ニシン締粕を天日で乾燥するため莚に広げる用具。晴天であれば、一日数回撹拌し、3日ほどで乾燥した。
鰊粕製造の圧搾機。釜でゆでた鰊は、締胴にすくい揚げられ、莚蓋、胴蓋などを乗せ、さらに筒枕と称した当木を置きキリンまたはテコの利用で圧搾した。落し蓋付。
金平鍬は刃床部が全て金製の鍬で、唐鍬などの開墾鍬より薄く広い面を持つ平鍬の一種。プレスで作った鍬が作られるが、風呂鍬など伝統的な形態に似せ多様な形がある。ネジで向きを替えると鋤になる三徳鍬。鹿追町で収集。
増毛町阿分で鰊建網漁場を経営した相馬漁場の沖と陸との信号表示板。波浪状況などにより枠船および網船を増毛港または留萌港への曳航を指示した。
増毛町阿分で鰊建網漁を経営した相馬漁場の沖と陸との信号標示板。留萌港または増毛港への枠曳、綱取り、起船の帰港など13種の指示板。
漁場で俵装または箱詰めされた製品に屋号などを付ける用具。毛は馬毛で、柄は弾力性のある竹で木製の握付。文字は反転で付いている。ポンポンとも云う。
毛判などの墨盥。墨はススと鰊油などの魚油を混ぜ、桧皮に浸透させた。刷り板には布に含ませて使用。ほかに鉄板製の盥もある。
竹ひごを骨に、和紙を張ってかたどり、ろうそくをともすようにした灯具。足をつけて置くこともできる弓張り型。増毛町収集。最大径18.0×高さ40.0㎝。