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情報所有館 : 福井県立こども歴史文化館 

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グラモフォンスタイル NO.2

ご存じHMVの有名な犬のマーク(ヒズマスターズボイス)に使用されたモデルと殆ど同じモデルです。当プレーヤーはベルリナーが発明した円盤レコードを再生するための初期のモデルです。ターンテーブルはまだ大型(10インチ、12インチ)のレコードができなかったので、7インチのレコード用になっています。当蓄音機にはその後の円盤タイプ蓄音機の技術的内容が多く取り入れられています。


グラモフォンスタイル NO.5

グラモフォンスタイルNO.2の後に開発されたモデルで、一回り大型になっています。グラモフォン社は当時発明されたタイプライターも製造販売するために1901年に社名をグラモフォン&タイプライター社(G&T社)に変更しました。この蓄音機はその時期の製品でトレードマークモデルと基本的にあまり変わりはありません。タイプライターはその後上手くいかず、1908年には再び社名はグラモフォン社に戻しました。


HMVモナーク

本格的なホーン外付けの蓄音機です。当蓄音機は犬のマークが付けられモナ-ク型と呼ばれました。同年にモナ-クレコードが発売され、初めて犬のマークが付けられたのです。ホーンはオーク材の木製。ターンテーブルは12インチタイプの物が付いています。


グラモフォンピグミ グラント

HMVで最初の外部ホーンレスモデルです。この風変わりなデザインは1年程しか続きませんでした。ゼンマイは当初シングルでしたが、後に2重になりました。価格は5ポンド10シリングで売られました。


HMV127

同じデザインの109型よりやや大型で、違いはターンテーブルが12インチ(30センチ)になっていることぐらいです。109、127型共通機能は操作の上蓋、自動ストップ装置、NO.4サウンドボックスでした。マホガニーのキャビネットにおさめられた蓄音機が17ポンドで売られました。


HMV130

卓上型の蓄音機ですが、比較的大型です。このモデルには、1928年製のNO.5Aというサウンドボックスが使用されています。最後期のサウンドボックスでジュラルミンの振動板を使用した銘機です。ホーン開口部の扉はなく、ネットが張られています。この頃は、蓄音機としては完成の域に達しており、あまり改良の余地はありませんでした。少し小型の104というタイプもありました。


HMV192

アコースティック型蓄音機もこの頃では完成の域に達し、豪華で家具調度品として立派な製品が多く造られました。192型もかなり大型で内容もはなやかで、トーンアームやサウンドボックスは金色に仕上げられていました。上蓋はフリーストップで使い勝手が格段に向上しています。サウンドボックスはNO.4タイプが使用されました。


HMV511

192型と同様に、表の金属部分はすべて金色に仕上げられ、はなやかなプレーヤー部になっています。キャビネットはマホガニー製の高級機です。ホーンの開口部は、他機種と異なり、横にサンが取り付けられています。NO.4サウンドボックス付きですが、音量はかなり大きいほうです。


HMV157

163型の普及機と考えられる製品で、機能的には全く同一で、全体のサイズが一回り小型になっています。ホーン開口部が大きくなったため、従来のモデルにあったレコード収納部はなくなりました。マホガニー製キャビネット製品が25ポンド、オーク製が22ポンドで売られました。


ブランズイック217

ブランズイック社の他のモデルと同様に縦、横振動レコード両用であります。ターンテーブルの駆動はスプリングではなく電気モーターで行っています。レコード制作においても初期の頃より活発な活動を行っていましたが、1930年にワーナーブラザーズ社に売り渡されました。


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