■「うま味と生命」 | フィルム所蔵:東京シネマ新社 |
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池田菊苗博士のグルタミン酸の発見にはじまる日本の科学者による「うま味物質」の探究と、その科学的解明、さらにその量産に応用された科学技術の発展を描く。昔から日本でつかわれていた昆布や鰹節などからグルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸といった「うま味物質」が科学者の手によって発見された。その量産方法は、植物性蛋白質の加水分解による方法から、微生物科学を工業に応用した発酵法、さらに化学合成法へと発展した。この「うま味物質」は、私たちの食生活を豊かにするだけでなく、蛋白質や核酸といった生命の根源となる物質のなかの働き手であることはうま味と生命との間に深いつながりがあることを教えてくれる。 パドヴァ大学教育映画祭化学教育部門第1位、ほか受賞 |
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