「海岸線を拓く」 フィルム所蔵:岩波映画製作所

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No.19

スポンサー:
清水建設

製作会社:
岩波映画製作所

製作スタッフ:
製作/松山広昭
脚本/秋浜悟史
演出/各務洋一
撮影/三角善四郎
音楽/石井真木

製作年:
1964年

規格:
32分/35ミリ/カラー/スタンダード


島国日本は海岸線の利用なしには生きられない。建設技術の進歩は海岸線の改造に大きな可能性をひらいている。単調な砂浜に一大工業港を建設する事業が日本の方々で行われている。最近の進んだ築港技術は砂と波の運動の秘密をといて、砂浜に近代的な港湾を建設することを可能にした。一方、陸を海に向って払げる臨海工業地帯造成の事業が大量の大型機械を動員して行われている。しかし自然の持つ法則を無視したとき、地盤沈下などの社会的損失をまねくことになる。今日の建設技術は自然の法則から教訓を学びつつ、日本の海岸線を改造する大事業にとりくんでいる。


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