(データは調査時のものです。最新の状況とは一致しない場合があります。)
関西電力、電源開発殿 紀伊水道連系線直流 ±500 kV OF(PPLP)3000 ㎜²ケーブル筍サンプル |
資料番号 : 905890720003 |
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所在等 | (株)ジェイ・パワーシステムズ |
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所在地 | 大阪府大阪市 |
製作(製造)年 | 1998 |
種類 | その他(筍) |
製作者(社)等 | 住友電気工業 |
調査機関団体 | 平成24年度吉田主任調査員 |
特徴 | 世界最高電圧、最大容量の直流OF海底ケーブルの筍サンプル。 徳島県阿南市の橘湾火力発電所の電力を関西方面に送電するため、建設された紀伊水道直流連系海底ケーブル線路である。本海底ケーブルは、2800 MW(1条あたり2800 A)と世界最大クラスの容量である。直流500 kVの大容量送電を行うため、PPLP紙を使用して絶縁厚(22.5 mmを実現)を低減、OF(低粘度絶縁油加圧含浸紙絶縁ケーブル)仕様として導体許容温度を高温化し導体サイズを3000 sqに抑制して実現されたものである。(通常のクラフト絶縁紙で同クラス直流OFを実現する場合には、絶縁厚を27 ㎜とし、導体サイズは3500 sqとなるが、これでは製造性及びハンドリング面から実現性がなかった。低損失で高い破壊性能をもつPPLP紙を使用することで上述導体サイズ、絶縁厚にて実現できた) |
資料公開状況 | 公開 |
調査票記入日 | 2013/01/28 |