(データは調査時のものです。最新の状況とは一致しない場合があります。)
電弧熔解炉(アーク溶解炉) “真空アーク熔解炉” |
資料番号 : 903290440002 |
所在等 |
関西大学 化学生命工学部 化学・物質工学科 非鉄金属材料研究室 |
所在地 |
大阪府吹田市 |
製作(製造)年 |
1959 |
種類 |
量産品 |
製作者(社)等 |
日本真空技術株式会社 |
調査機関団体 |
平成20年度伊藤主任調査員調査分 |
特徴 |
真空アーク溶解炉、この装置は関西大学に工学部が開設された昭和34年に日本真空技術株式会社で製造されています。工学部開設に尽力された故亀井清名誉教授は、京都大学、故西村秀雄名誉教授の下で戦後間もない我が国が初めて靭性チタンの製造に成功したときの助手をされていました。そして私立関西大学の新設工学部で、チタン合金状態図の研究を始めるために、電弧溶解炉室を設けてこの装置を導入されています。銅の水冷棒の先にタングステン電極があり、水冷式銅坩堝にスポンジチタンをプレス固化して置き、その間のアーク放電によりチタン合金を溶製出来ます。基本的に現在市販されている溶解炉と変わりはありません。 |
資料公開状況 |
公開 |
調査票記入日 |
2009/01/06 |
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