(データは調査時のものです。最新の状況とは一致しない場合があります。)
数値制御ジグ中ぐり盤 JIDIC |
資料番号 : 103210361015 |
所在等 |
独立行政法人 産業技術総合研究所 つくばセンター |
所在地 |
茨城県つくば市 |
製作(製造)年 |
1959 |
種類 |
試作品 |
製作者(社)等 |
|
調査機関団体 |
独立行政法人 産業技術総合研究所 |
特徴 |
昭和31年より3年間、機械技術研究所内で専門を異にする研究者55名を結集して実施された特別研究「工作機械のオートメーシュン」において開発された世界最初の数値制御ジグ中ぐり盤である。(開発費は当時の金額で500万円)。試作目標は、従来のジグ中ぐり盤では得ることの出来なかったプラス・マイナス1ミクロンの位置決め精度を数値制御により得ること及び機械本体をそれに最も適した構造とすることであった。研究の当初、我が国では二、三の大学で、この方面の研究が行われ始めていたにすぎなかったが、研究が進むにつれ、急激に学会、業界その他各方面の関心が高まり、その結果、本機は、NC技術発展に大きな功績を残した。昭和34年5月東京国際見本市に出品し、内外の注目の的となった。特にテーブルを送り状態から停止させる動作実演は、停止位置のばらつきがプラス・マイナス0.5ミクロンの範囲以内に入ることを示し、多大な反響を呼んだ。 |
資料公開状況 |
公開 |
調査票記入日 |
2002/10/21 |
本データベース記載の画像及びテキストの複製・転載を禁じます