千歯(せんば)

資料番号 : 103080011035
所在等 農業技術研究機構 総合情報管理部
所在地 茨城県つくば市
製作(製造)年
種類 量産品
製作者(社)等 不詳
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
特徴 古くは、竹、又は木製の扱箸(こきばし)によって、数穂づつ脱粒する作業であったが、1690年代に浪花の農人と野鍛冶屋によって考案されたのが千歯である。千歯は、立作業で1株程度づつ手で握って扱いで脱粒する農具であり、大正時代(1920年)まで利用されてきた。千歯の扱歯部は、竹製のものもあったが、多くは鋼鉄製である。歯は台木に20本程度が平面状、又は湾曲面状に並べて固定されている。当時としては省力化を図った高能率農具。
資料公開状況 公開
調査票記入日 2003/01/17
本データベース記載の画像及びテキストの複製・転載を禁じます

検索結果一覧へ戻る