
(データは調査時のものです。最新の状況とは一致しない場合があります。)
岩崎彌之助高輪別邸(現:開東閣)図面(28枚) |
資料番号 : 102210261597 |
所在等 |
三菱地所 |
所在地 |
東京都千代田区 |
製作(製造)年 |
1908 |
種類 |
設計図・文献 |
製作者(社)等 |
ジョサイア・コンドル |
調査機関団体 |
社団法人 日本建築学会 |
特徴 |
煉瓦造石貼2階建・一部3階建で、建築面積約444坪、コンドルの住宅作品の中でも有栖川邸に次ぐ大邸宅である。外観はジャコビアン洋式を基調としている。和・洋館を併置したスタイルではなく、あくまで洋館を中心とした配置計画がなされている。単なる洋風住宅ではなく、迎賓館的な性格の強い建築である。玄関側(西側)はシンメトリーに構成され、庭園側(東・南側)はベランダを張り出し、円筒形の階段室を突出させるなど立面に変化を持たせたピクチュアレスな表現である。本館内部は1階は接客用、2階は居住用にと、コンドルの定式による計画がなされている。付属屋の一角には、「蓋しわが国に於ける唯一のもの」と言われたトルコ風呂が付設されていた。 |
資料公開状況 |
非公開 |
調査票記入日 |
2001/06/17 |
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