(データは調査時のものです。最新の状況とは一致しない場合があります。)
セラミック発振子 CSA4.00MG |
資料番号 : 100210021650 |
所在等 |
株式会社村田製作所 広報室 |
所在地 |
京都府長岡京市 |
製作(製造)年 |
1977 |
種類 |
量産品 |
製作者(社)等 |
株式会社村田製作所 |
調査機関団体 |
社団法人 日本電子機械工業会 |
特徴 |
(1)セラミック発振子は,発振子として開発したものでなく,セラミックフィルタが偶然に発振素子として使用されたことから,新しい用途を知って製品化した。民生機器などのマイクロコンピュータ(マイコン)搭載機器の低価格化,小型化,軽量化,性能の安定化,無調整化に貢献した。*セラミックフィルタが発振しないという不良クレームから,発振素子の使い方があることを知り,発振子に適した製品を開発して多くの製品の品揃えをした。(2)セラミック発振子は,マイコンなどの基準発振素子として使われている。*テレビ,エアコン,洗濯機,ミシン,電子レンジなどにマイコンの応用が拡大し,これら機器のマイコンには必ずクロック基準発振子が必要である。いままでは水晶やCR,LC発振器が使われていた。*セラミック発振子は,いままでの発振素子と比べて小型,軽量で安価であり,広い温度範囲で発振周波数の安定度が高い,各種ICの組み合わせて発振回路の無調整化ができる,といった特徴があり,マイコン搭載機器の拡大といままでの発振素子からの切り換えにより、急速に成長した。(注釈)型式名はCSA4.00MGを代表品名として表記。 |
資料公開状況 |
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調査票記入日 |
1998/08/10 |
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