(データは調査時のものです。最新の状況とは一致しない場合があります。)
正特性サーミスタ PTH53 AP 500T |
資料番号 : 100210021530 |
所在等 |
株式会社村田製作所 広報室 |
所在地 |
京都府長岡京市 |
製作(製造)年 |
1964 |
種類 |
量産品 |
製作者(社)等 |
株式会社村田製作所 |
調査機関団体 |
社団法人 日本電子機械工業会 |
特徴 |
(1)全く新しい正の温度特性を持つサーミスタ(商品名「ポジスタ」)が量産化できた。*ヒータ用途では自己温度制御特性が必要になる。家電製品の安全な熱源として,また,カラーテレビ,冷蔵庫などの家電製品,自動車,通信機器での回路制御素子として,さらには多くの分野で温度センサとして,各種機器の発展に寄与した。(2)機構部品の無接点化(半導体化)を押し進めた。*モータの起動リレー回路,自動車などの過電流保護回路などで,従来のリレーやバイメタル部品から置き換えられ,無接点化による信頼性の向上,ノイズレス化が図られた。また,復帰性が求められる各種機器の回路では,ヒューズ部品からの置き換えが進んだ。(注釈)型式名は PTH53AP500T を代表品名として表記。型式名PTH53AP500Tは定温度発熱体正特性サーミスタであるが,他に温度検知用としてPTH487Aタイプ,過電流保護用としてPTH60AR750M2C101タイプ,タイマ用としてPTH351タイプ,カラーテレビ自動消磁回路用としてPTH451タイプなどがある。 |
資料公開状況 |
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調査票記入日 |
1998/08/10 |
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