(データは調査時のものです。最新の状況とは一致しない場合があります。)
ポリバリコン |
資料番号 : 100210021515 |
所在等 |
ミツミ電機株式会社 |
所在地 |
東京都調布市 |
製作(製造)年 |
1955 |
種類 |
設計図・文献 |
製作者(社)等 |
ミツミ電機株式会社 |
調査機関団体 |
社団法人 日本電子機械工業会 |
特徴 |
(1)「ポリバリコン」は当社がポータブルラジオの開発に先駆けて発明,開発した超小型の可変蓄電器。その後,一般的な名称となった。・当時のバリコン(エアバリコン)に比べて容積は約1/8の20mm×20mm×15mmと,当時では画期的なサイズであった。この製品の小型化は,ラジオ製品の小型化(携帯化),高性能化に大きく貢献した。(2)誘電体としてポリエチレンフィルムを使用したため,従来からある空気可変蓄電器に比べ飛躍的な軽量化を実現した。(3)当時のエアバリコンはハウリングをどのように解決するかが問題となっていた。ポリバリコンは,ステータを固定することで容量を安定化させ,筐体をプラスチックのモールドにし,容積の小型化に伴うハウリングの影響を最小限にした。(4)ポリバリコンの開発によって,森部一(前社長,創業者)は,・1960年10月,科学技術長官賞受賞。・1962年4月,朝日新聞発明賞受賞。・1963年3月,東京都知事賞受賞,など。 |
資料公開状況 |
非公開 |
調査票記入日 |
1998/08/06 |
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