(データは調査時のものです。最新の状況とは一致しない場合があります。)
保安装置付インバータエアコン用アルミ電解コンデンサ |
資料番号 : 100210021254 |
所在等 |
ニチコン株式会社 長野工場 |
所在地 |
長野県南安曇郡豊科町 |
製作(製造)年 |
1995 |
種類 |
量産品 |
製作者(社)等 |
ニチコン株式会社 |
調査機関団体 |
社団法人 日本電子機械工業会 |
特徴 |
(1)このコンデンサの安全装置は,内圧上昇に伴いアルミ上蓋が変形し,端子と樹脂固定板との間に取付けた弱体部を有するアルミタブに引張り応力が働き,一定応力以上になると破断し,電気的にオープン状態となるものである。・現在のアルミ電解コンデンサは,何らかの要因で製品の内圧が上昇した際,破壊を防ぐため,内部ガスを放出するための防爆弁を備えている。・しかし,防爆弁作動時には「電解液が気化したガス」が放出され発煙と誤認される。・このため,コンデンサの内圧が規定値以上に上昇した時通電を遮断し,電気的にオープン状態とし,無発煙・無発火となる安全装置を備えたコンデンサが強く望まれていた。・このような背景のもとに,当社がユーザから高く評価を受けているインバータエアコン用アンプ端子型コンデンサを対象に開発した。(2)コンデンサの内圧が上昇すると,アルミ製上蓋(5)が膨張し,弱体部付きアルミタブ(11)に引張応力が働き,一定応力以上になると破断し,電気的にオープン状態となる。構造:1. 外部端子,2. 樹脂成形絶縁体,3. シリコンパッキング,4. 鉄-アルミリベット,5. アルミ製上蓋,6.弾性ゴムリング,7.樹脂固定板,8.アルミリベット,9.弱体部 |
資料公開状況 |
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調査票記入日 |
1998/08/03 |
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