(データは調査時のものです。最新の状況とは一致しない場合があります。)
人工水晶の工業化 人口水晶製造用オートクレーブ |
資料番号 : 100210021216 |
所在等 |
東洋通信機株式会社 水晶技術本部 材料技術部 |
所在地 |
神奈川県高座郡寒川町 |
製作(製造)年 |
1960 |
種類 |
量産品 |
製作者(社)等 |
東洋通信機株式会社(日本製鋼所:オートクレーブ製作) |
調査機関団体 |
社団法人 日本電子機械工業会 |
特徴 |
(1)水晶デバイス製造において,原料である水晶の供給不安を払拭した。デバイスに使用する水晶は,ブラジルなどから輸入する天然水晶に頼っていた。しかし,良質な天然水晶は産出量が少ないため供給不安があった。人工水晶の工業化により国内で水晶を調達できるようになった。(2)製造工程の合理化を達成。天然水晶は双晶や寸法などにバラツキがあり,使用に際しては個別に品質評価が必要であった。人工水晶は双晶がなく,寸法も一定であるため加工工程の合理化が可能となり,同時にその自動機械化を推進した。(3)カラーテレビ,CBトランシーバ等のマスプロ製品の発展に貢献した。(4)人工水晶の企業化にあたり新技術開発事業団の第1号開発事業に認定された。 |
資料公開状況 |
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調査票記入日 |
1998/08/11 |
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