(データは調査時のものです。最新の状況とは一致しない場合があります。)
リチウムイオン蓄電池「US-61」 |
資料番号 : 100210021148 |
所在等 |
ソニー株式会社 |
所在地 |
東京都品川区 |
製作(製造)年 |
1990 |
種類 |
試作品、設計図・文献 |
製作者(社)等 |
株式会社ソニー・エナジー・テック |
調査機関団体 |
社団法人 日本電子機械工業会 |
特徴 |
(1)金属リチウムを使用しないことで安全性を大幅に高めた2次電池。・米国運輸省(U.S.Dept. of Transportation)から,危険物規制除外の判定を得ている。(2)エネルギー密度が高く,各種電子機器の機能向上(小型化,長時間駆動など)に優れている。(3)従来のニカド(Ni-Cd)電池、ニッケル水素(Ni-MH)電池と比較して,サイクル寿命(充放電の繰り返し回数)が格段に大きいため,経済的で環境問題も少ない。・メモリ効果がないため,いつでもつぎ足し充電ができる。・作動電圧が高いため(4Vクラス)機器の小型軽量化,回路の簡素化が実現できる。 1998年時点で業界標準18650サイズで、平均動作電圧3.6V,体積当たりの平均エネルギー密度は350Wh/l,重量当たりの平均エネルギー密度は140Wh/Kg、サイクル寿命は1000回以上,自己放電1カ月で10%以下,と他の2次電池に比べて性能は高い。 |
資料公開状況 |
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調査票記入日 |
1998/08/12 |
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