(データは調査時のものです。最新の状況とは一致しない場合があります。)
シルバードマイカコンデンサ |
資料番号 : 100210021126 |
所在等 |
双信電機株式会社 品質保証部 |
所在地 |
長野県佐久市 |
製作(製造)年 |
1953 |
種類 |
量産品 |
製作者(社)等 |
双信電機株式会社 |
調査機関団体 |
社団法人 日本電子機械工業会 |
特徴 |
(1)天然マイカに金属銀を印刷する構造と製法で,高信頼度なコンデンサ「シルバードマイカコンデンサ」を開発した。・当時は,「マイカドン」と呼ばれるマイカ板と鉛箔とを積層するタイプのコンデンサが主流で,通信機器などに採用するには信頼性に欠ける点が多く見受けられた。・天然マイカに金属銀を印刷することで,信頼性を高めた。・コンデンサの誘電体となる天然マイカは,高周波特性がよく,温度係数の安定性が高い。また,絶縁材料に用いられていたように電気絶縁性が良く,積み重ねても薄いという特徴がある。・このため,小型で,高周波特性がよく,温度係数の安定性が高いコンデンサが実現できる。(2)「シルバードマイカコンデンサ」は,マイカのもつ損失が少ない利点と通信機器の長期信頼性を飛躍的に向上させた。 |
資料公開状況 |
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調査票記入日 |
1998/06/17 |
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