セイコー サーミック Cal.6C12

資料番号 : 108811900067
所在等 セイコーミュージアム銀座
所在地 東京都中央区
製作(製造)年 1998
種類 量産品、設計図・文献、写真
製作者(社)等 セイコーインスツルメンツ株式会社
調査機関団体 (社)日本時計協会
特徴 運動、光に続く、第三のエネルギ源として、国産初、人の体温(熱エネルギー)を利用した熱発電機構を搭載した腕時計。常温付近で熱起電力の大きいBiTe(ビスマス・テルル)の化合物を主成分とする半導体を採用。この半導体を太さ0.08mm四方、長さ0.6mmの棒状に加工した熱発電素子を約1,000本用い、腕に密着する裏ぶた(体温)と放熱板の役割をするケース上面(外気温)の温度差で生じるゼーベック効果により、発電エネルギーを得る。一九九九年に日本金属学会より技術開発賞を受賞し、アメリカのスミソニアン博物館にも保管された。
資料公開状況 公開
調査票記入日 2017/04/28
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