クロノス Cal.54

資料番号 : 108811900039
所在等 セイコーミュージアム銀座
所在地 東京都中央区
製作(製造)年 1958
種類 量産品、設計図・文献、写真
製作者(社)等 株式会社 第二精工舎
調査機関団体 (社)日本時計協会
特徴 国産時計業界を牽引してきたSEIKOにおいて、高性能時計の代表として、当時の諏訪精工舎製マーベルと並び称された第二精工舎製品がこのクロノスであり、作業者による調整から、設計による精度の作りこみへと技術の方向が変化した分岐点となる製品。その技術の一端としては、当時主流だったチラねじ付てんぷに対して、現在主流になっているチラねじを排除したスムースてんぷを採用、同じ慣性モーメントで10%も軽量化され、限られたスペースで最大限の性能を発揮された。部品製造においても、プレス加工、旋盤加工において、各種仕上げ技術が導入され、現在では当たり前になっている部品互換がこの製品以降達成された。
資料公開状況 公開
調査票記入日 2017/05/30
本データベース記載の画像及びテキストの複製・転載を禁じます

検索結果一覧へ戻る