12型腕時計 「ローレル」

資料番号 : 108811900034
所在等 セイコーミュージアム銀座
所在地 東京都中央区
製作(製造)年 1913
種類 量産品、設計図・文献、写真
製作者(社)等 精工舎
調査機関団体 (社)日本時計協会
特徴 国産初の腕時計。当初から腕時計専用ムーブメントとして開発されたわけではなく、懐中用のムーブメントを腕時計のケースに収めたもの。しかし、世界的に腕時計の量産(一般向け)が始まるのが1910年ころであり、1913年に発売された国産腕時計は、大きく遅れをとっていた日本の時計産業にとって、画期的であった。また、時計の生産はそのサイズが小さくなるほど難しく、当時の懐中時計の生産量が一日200個に対して、12型(直径約26mm)という懐中時計に比べると圧倒的に小さいローレルは30個程度が限界であったが、本製品の商品化以降、小型化技術に勢いをつけ、まさに、日本時計産業の礎となる製品である。
資料公開状況 公開
調査票記入日 2017/05/30
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