旧八百津発電所(木曽川水系初の水路式大容量発電所)の 発電所本館ならびに水車、発電機など主機一式

資料番号 : 901390200055
所在等 旧八百津発電所資料館
所在地 岐阜県加茂郡八百津町
製作(製造)年 1911
種類 その他
製作者(社)等 横軸単輪複流渦巻型フランシス水車[当初:米モルガン・スミス社製(M.44) 改修後:電業社製(T.11-13)]  横軸回転界磁型発電機[当初:米ゼネラル・エレクトリック社製(M.44) 改修後:芝浦製作所 コイル巻替え(T.11-13)]
調査機関団体 平成18年度田中主任調査員調査分
特徴 本館の建物は、発電設備のある発電棟と送電設備のあった送電棟が一体になっています。発電棟は、放熱性を考慮した軒高12mの広い空間があり、送電棟は、一階の母線室と二階の配電室に分かれ、配電室の床が高電圧に耐えられる耐火床になっています。発電棟には、大きな水車に発電機を直結した発電装置が3組設置されております。水車は、当初の米国モルガン・スミス社製の水車が破裂したので、それに代わる大正12(1923)年電業社製横軸単輪複流渦巻型フランシス水車です。発電機は、明治44(1911)年のゼネラル・エレクトリック社製で、大正12(1923)年に芝浦製作所がコイルを巻替えたものです。最大9,600kWを発電しました。
資料公開状況 公開
調査票記入日 2006/10/20
本データベース記載の画像及びテキストの複製・転載を禁じます

検索結果一覧へ戻る