米国 ニューマーティンスビル発電所の 超低落差用巨大寸法(ランナ径:7.3m)の20,040kWバルブ水車

資料番号 : 901390200054
所在等 富士・フォイトハイドロ株式会社
所在地 神奈川県川崎市川崎区
製作(製造)年 1988
種類 設計図・文献、写真
製作者(社)等 富士電機株式会社
調査機関団体 平成18年度田中主任調査員調査分
特徴 この水車は、単機容量の点では20,040kWと大きくないが、落差が最高6.3m、最低3.3mという超低落差で運転されるため流量が多く、ランナ径は7.3mという機器寸法からいえば世界最大級の超大形バルブ水車である。また低落差であるためなるべく回転速度をあげるために3枚羽根という最小の羽根数を採用している。 機器寸法が大きいに拘わらず落差が低いので、水車本体の静止部などは薄い鋼板構造でよい。しかしそのために構造的に剛性が小さく、現地組立時などには変形を防ぐのに非常な注意を必要とする。 発電機を収納するバルブ部垂直の上下2本の支持柱(ステーベーン)により支持される構造をとっているが、この支持柱でランナに作用する水スラストや発電機の短絡トルクに耐えるように設計されている。
資料公開状況 非公開
調査票記入日 2006/11/28
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