赤尾発電所の当時わが国最大容量(34,000kW)、 世界でも屈指の容量のバルブ水車

資料番号 : 901390200053
所在等 富士・フォイトハイドロ株式会社
所在地 神奈川県川崎市川崎区
製作(製造)年 1975~1978
種類 設計図・文献、写真
製作者(社)等 富士電機株式会社
調査機関団体 平成18年度田中主任調査員調査分
特徴 バルブ水車が日本に導入された昭和34年以来、この赤尾発電所用のバルブ水車が製作されるまでは最大でも8,800kW(群馬県営 小出発電所用機、1965年)であった。関西電力ではこの赤尾発電所を計画に際し、立軸カプラン水車案と横軸のバルブ水車案の経済性を比較して、34,000kWの大容量バルブ水車を採用することに決定した。この水車は、1978年の運転開始当時は、世界最大級の容量であり、ランナ径も5,100mmという当時のわが国最大の機器寸法を持つ本格的なバルブ水車である。富士電機は、この赤尾発電所用機の製作経験に基づき、1984年には東北電力第二新郷発電所用に当時わが国最大出力の40,600kWバルブ水車を製作している。同社は、以後、2万から3万kW級のバルブ水車を多数製作し、海外にも輸出した。
資料公開状況 非公開
調査票記入日 2006/11/02
本データベース記載の画像及びテキストの複製・転載を禁じます

検索結果一覧へ戻る