(データは調査時のものです。最新の状況とは一致しない場合があります。)
フルスクエア カラー受像管 |
資料番号 : 901290190405 |
所在等 |
株式会社東芝 東芝科学館 |
所在地 |
神奈川県川崎市 |
製作(製造)年 |
1982 |
種類 |
量産品 |
製作者(社)等 |
株式会社 東芝 |
調査機関団体 |
平成18年度岡本主任調査員調査分 |
特徴 |
当時「テレビの顔を変えた」といわれた前面ガラスパネルの曲率半径を従来のカラーブラウン管の約2倍とし、画面をより平坦化したフルスクエアカラーブラウン管を東芝が開発。画面の四隅も更に直角に近づけ、映像情報をより忠実に再現できるようになり、その後の完全フラットカラーブラウン管の先駆となった。ディスプレイ画面を平坦化するには大気圧に耐えるバルブの設計が課題になるが、バルブ設計では初めてCADを駆使して大気圧に耐える最適な形状を見出した。 写真はデスクトップパソコン用のフルスクエア 17型カラーディスプレイ管。テレビ用に開発されたフルスクエアカラー管であったが映像情報をより忠実に再現できるその卓越した機能がパソコン用ディスプレイにも重用され、超低熱膨張マスク(Inverマスク)を採用して高解像度カラー管も実現した。 |
資料公開状況 |
公開 |
調査票記入日 |
2007/06/07 |
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