分割陽極マグネトロン

資料番号 : 901290190215
所在等 東北大学電気通信研究所
所在地 宮城県仙台市
製作(製造)年 1927
種類 試作品
製作者(社)等 岡部金治郎
調査機関団体 平成18年度岡本主任調査員調査分
特徴 1927年、岡部博士は、学生実験中にマグネトロンで予想と異なる特性が報告されたのをきっかけとして、八木秀次博士と実験内容を検討し、電磁波の発振が起こっていると予想した。そこで実際に測定したところ、超高周波の電磁波が観測された。電磁波は微弱であったが、より強力な電磁波の発生を目指して試作を重ね、陽極板を分割することによって、大幅に発振出力の増大と高周波数化に成功した。分割陽極マグネトロンは、マイクロ波と呼ばれる周波帯での技術革新の端緒となり、今日でも電子レンジなどの電磁波源として盛んに用いられている。
資料公開状況 公開
調査票記入日 2006/10/05
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