(データは調査時のものです。最新の状況とは一致しない場合があります。)
アロー号(現在最古の国産乗用自動車) |
資料番号 : 107211161054 |
---|
所在等 | 福岡市博物館 |
---|---|
所在地 | 福岡県福岡市早良区 |
製作(製造)年 | 1916 |
種類 | 試作品 |
製作者(社)等 | 矢野倖一 |
調査機関団体 | 社団法人日本自動車車体工業会 |
特徴 | アロー号は矢野倖一(1892~1975)が大正5年(1916)に完成させた国産第4号の乗用自動車である。現在、福岡市博物館に動態保存されており、現存する走行可能な国産乗用車としては最古のものである。ごく一部を除き、エンジン・足回りから内装まで全てが国産品を用いて製作されている。アロー号は1台のみ製作され、しかも、公道での活躍はわずか2年であったが、後に、彼が行う国産初の冷凍車開発における技術的な礎となった。更に、設計製作にあっては九州帝国大学の教授の直接指導を仰ぐなど、当時としては珍しい産学連携が行われたことも特筆すべきである。 |
資料公開状況 | 公開 |
調査票記入日 | 2010/01/10 |