パウダースラッシュ工法の開発

資料番号 : 107211161003
所在等 株式会社イノアックコーポレーション
所在地 愛知県安城市
製作(製造)年 1982
種類 量産品
製作者(社)等 株式会社イノアックコーポレーション
調査機関団体 社団法人日本自動車車体工業会
特徴 59年に日本で初めて開発されたソフト・インパネの表皮は、カレンダー成型した塩ビシートを真空成形して作られてきたが、深絞り、シャープデザイン、肉厚の均一性、シボ転写性向上等のニーズに対応できず、82年にパウダースラッシュ工法が開発され、トヨタカムリを皮切りに殆どのモデルで採用された。
塩ビパウダーを加熱した電鋳型に投入し、ゲル化した均一な肉厚の表皮を成型する工法で、多くの日本車で、また欧米メーカー各車でも採用された。その後塩ビフリーのトレンドより、TPUパウダー、TPOシートの雌引真空成型、スプレースキンシステム方式等も採用されている。
資料公開状況 公開
調査票記入日 2010/01/09
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