SUS(ステンレススティール)箔モールの開発

資料番号 : 107211161002
所在等 株式会社イノアックコーポレーション
所在地 愛知県安城市
製作(製造)年 1978
種類 その他(補給品)
製作者(社)等 株式会社イノアックコーポレーション
調査機関団体 社団法人日本自動車車体工業会
特徴 70年代、ウインドウモール、ルーフドリップモール類は厚み0.4~0.6ミリ程度のステンレス帯板をロール成形後、曲げ加工/端末処理/貼付け加工等を実施するなどして製造していたため、複雑な断面となり、かつ多くの後加工が必要となり、コスト高で質量も大きな製品となっていた。78年、薄肉化したステンレス箔(厚み0.15ミリ)とPVC樹脂/ABS樹脂を組み合わせた『SUS箔モール』を開発し、ボデー当接部での電蝕防止機能(プロテクター機能)の一体化や、嵌合部形状を樹脂により形成することでのステンレス形状の簡略化等で、大幅な軽量化と低コスト化を達成し、トヨタのターセル/コルサをはじめ、ユーザーより高い評価を受け、多くの車に採用された。
資料公開状況 公開
調査票記入日 2010/01/09
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