故障診断機能付方向幕巻取器 M・AS-3AR型

資料番号 : 107210921214
所在等 株式会社 羽深製作所
所在地 東京都文京区
製作(製造)年 1990~2003
種類 量産品
製作者(社)等 株式会社 羽深製作所
調査機関団体 社団法人日本自動車車体工業会
特徴 整備工数を低減するため前面・後面・側面の方向幕巻取器に異常が発生すると、全巻取器が緊急停止し、操作盤を故障診断モードにすると故障個所がコード番号で表示され、配線不良、モーター不良、位置検出器不良、巻取機構不良、字幕不良等の故障原因が速やかに分かる。90年以降、都営バス全車に採用された。当社は1970年の連動式の異常検知型にみられる様に、方向幕巻取器の自己診断システムに大きな関心を持っていた。半導体技術の進歩によってマイクロプロセッサーの内蔵が容易になったので、従来の全自動用設定器のディスクリートのICからMPUの搭載に変えて、機器の小型軽量化を進めると共に自己診断機能を付加したのがM・AS-3ARである。
資料公開状況 非公開
調査票記入日 2007/10/11
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