質量分析装置(液体クロマトグラフ質量分析計) FAB LC/MS

資料番号 : 103510401067
所在等 日本電子株式会社 技術統括本部
所在地 東京都昭島市
製作(製造)年 1987
種類 写真
製作者(社)等 日本電子株式会社
調査機関団体 日本分析機器工業会
特徴 Frit-FAB LC/MSインターフェースは、1987年ごろ名古屋大学の石井大道教授によって開発されたLC/MSインターフェースであり、LCからの溶離液をFritと呼ばれる多孔質の金属を通して真空中のイオン源に導入し、FAB(Fast Atom Bombardment)イオン化する方法である。このインターフェースは当時極性試料の測定に最も適したFABイオン源を用いた手法として画期的なインターフェースとなった。日本電子では、このインターフェースを用いたLC/MS専用機JMS-LX1000を1990年に商品化した。この装置は、当時必ずしも普及していなかったLC/MSを専用機化した意欲的な製品であった。
資料公開状況 公開
調査票記入日 2004/01/20
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