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全真空管式100チャンネルパルス波高分析器

資料番号 103210361041
情報所有館 国立科学博物館
所在等 独立行政法人 産業技術総合研究所 つくばセンター 
所在地 つくば市
製作(製造)年 1957
調査機関団体 独立行政法人 産業技術総合研究所
調査票記入日 2002/10/21
種類 量産品
製作者(社)等
資料公開状況 公開
特徴 パルス波高分析器は環境放射能測定を始め、広い分野で使用されているが、当時では国産技術は皆無であったのみならず、外国製品としても最も初期のものである。パルス波高分析器は今日ではIC化、LSI化により小型・高性能化されているが、その動作原理は今まで殆ど受け継がれており、第1世代のパルス波高分析器といえる。本装置は、昭和30年代初期の我が国の電子計算機分野では、まだコアメモリーは実用化されるに至っておらず、磁気ドラムや遅延線メモリーが使われていた時代であるが、本装置の記憶部には、初期の頃のコアメモリーが使用されている。メモリー全体のマトリックス構造を眺めることが出来るので、コアメモリーの発達史上からも貴重な装置である。(米国製)

振動容量型電位計

資料番号 103210361042
情報所有館 国立科学博物館
所在等 独立行政法人 産業技術総合研究所 つくばセンター 
所在地 つくば市
製作(製造)年 1954
調査機関団体 独立行政法人 産業技術総合研究所
調査票記入日 2002/10/21
種類 試作品
製作者(社)等
資料公開状況 公開
特徴 本装置は、放射能測定用の電離箱等から10-15A程度の極微少電流を測定するためのものであり、当時、電気試験所技官であった田中栄一氏が我が国で初めて試作に成功したものである。本装置は、昭和29年〜30年代前半において放射線計測の研究に活用され、放射線標準の確立に大きく貢献した。

クロスキャパシタ1号機

資料番号 103210361043
情報所有館 国立科学博物館
所在等 独立行政法人 産業技術総合研究所 つくばセンター 
所在地 つくば市
製作(製造)年 1963
調査機関団体 独立行政法人 産業技術総合研究所
調査票記入日 2002/10/21
種類 試作品
製作者(社)等 株式会社 津上製作所
資料公開状況 公開
特徴 本装置は静電容量標準の高精度確立を目的に試作されたもので、昭和42年〜昭和47年まで我が国の静電容量単位及び標準の設定に実用された。クロスキャパシタは、長さより静電容量を高精度で決定できるコンデンサであって、その基礎理論はオーストラリアの、ThompsonとLampardによって与えられたものである。我が国の電気標準確率方式は、昭和52年によりクロスキャパシタとジョセフソン電圧標準を中心にした新しい方式に移行されたが、本装置はその移行のための技術的基盤の1つである高精度クロスキャパシタ及びクロスキャパシタを用いる抵抗絶対測定の研究発展のための基礎となるなど、電気の標準計測技術の飛躍的発展に貢献した。

人工知能ロボット

資料番号 103210361044
情報所有館 国立科学博物館
所在等 独立行政法人 産業技術総合研究所 つくばセンター 
所在地 つくば市
製作(製造)年 1970
調査機関団体 独立行政法人 産業技術総合研究所
調査票記入日 2002/10/21
種類 試作品
製作者(社)等
資料公開状況 公開
特徴 当時、ロボットの研究として使用されたものは、現在の工業用ロボットの原型であって、自由度も高々4自由度と低いものであった。本装置は、人間の腕と同じような構造をもった、いわゆる、多間接型マニピュータであり、その自由度も6自由度と高く、従って作業空間中に置かれた物体を任意の方向から接近できる。これにより、本ロボットは、扱うべき対象物の前面などにある障害物等を避けて、巧みに物体のハンドリングを行うことができ、当時としては画期的な装置であった。このため、その後の人工知能研究で開発されたロボットには、本装置の方法を何らかの形で世襲したものが多い。
未来技術遺産登録年度 2012
未来技術遺産登録番号 00104
未来技術遺産登録区分 第二種
未来技術遺産PDF資料 PDF

カーペンターロボット

資料番号 103210361045
情報所有館 国立科学博物館
所在等 独立行政法人 産業技術総合研究所 つくばセンター 
所在地 つくば市
製作(製造)年 1973
調査機関団体 独立行政法人 産業技術総合研究所
調査票記入日 2003/06/01
種類 試作品
製作者(社)等
資料公開状況 公開
特徴 このマニピュレータは、人間と同じく腕部に7自由度を持ち、各関節の駆動トルクを計算機の指令で直接制御することができるため、柔軟で滑らかな動作が可能となった。さらに、位置だけでなく力の制御も可能にしたことにより、種々の道具を使った作業を容易に実現できるようになった。

パーソナルLISPマシン ELM-1

資料番号 103210361046
情報所有館 国立科学博物館
所在等 独立行政法人 産業技術総合研究所 つくばセンター
所在地 つくば市
製作(製造)年 1979
調査機関団体 独立行政法人 産業技術総合研究所
調査票記入日 2002/10/21
種類 試作品
製作者(社)等
資料公開状況 公開
特徴 試作された計算機は、PULCEを用いた汎用パーソナルコンピュータを土台にして、LISP処理に適した機能を追加、拡充したものであり、その基本的な使用は以下のような特徴を持っている。1.マイクロプログラムによって柔軟なハードウェア制御を行う。2.Lisp言語処理の機能的な特色の1つであるポインタ操作に関する処理を独立の専用化したユニットで行う。3.ハードウェアスタックを用いてスタック処理の高速化が図られている。4.高レベルでコンパクトなマクロ命令の設定やデータ表現にタグを付加し、ソフトウェアの負担を軽減している。5.プログラムの移植性を考慮し、Lisp言語の外部仕様は大型プロジェクト「パターン情報処理」で開発されたETL-Lispに準拠している。

磁気バブルデータベースマシン EDCⅡ

資料番号 103210361047
情報所有館 国立科学博物館
所在等 独立行政法人 産業技術総合研究所 つくばセンター 
所在地 つくば市
製作(製造)年 1977
調査機関団体 独立行政法人 産業技術総合研究所
調査票記入日 2002/10/21
種類 試作品
製作者(社)等
資料公開状況 公開
特徴 磁気バブル記憶素子として用いた世界初の本格的なデータベースマシン。EDCは、データベース操作用のマイクロプロセッサに磁気バブル記憶を統合した「磁気バブルデータモジュール」が並列に接続された構成の並列処理システムである。大型プロジェクト「パターン情報処理システム」のもとで開発された最新のマイクロプロセッサ、マイクロプログラム記憶、磁気バブル記憶を活用している。EDC試作機の内部は3×3の基本単位に分かれており、うち八つが各1MB容量の磁気バブル記憶を装備したデータモジュールである。1980年秋に、我が国で開催された世界コンピュータ会議(IFIP'80)および国際磁気バブル会議(ICMB-4)において、世界最高水準のデータベースマシン試作機として、国内外参加者に強い印象を与えた。

高度並列演算装置 ETL-EM-4

資料番号 103210361048
情報所有館 国立科学博物館
所在等 独立行政法人 産業技術総合研究所 つくばセンター 
所在地 つくば市
製作(製造)年 1971
調査機関団体 独立行政法人 産業技術総合研究所
調査票記入日 2002/10/21
種類 試作品
製作者(社)等
資料公開状況 公開
特徴 本装置の核となるのは、同一の演算回路(セル)が16×16の2次元マトリクス状に配列されたセル配列である。各セルは4ビットのレジスタと、こてに付随する論理回路で構成されている。各セルの演算は比較的単純な論理機能に限られているが、周囲の8近傍セルと直接情報の交換が行われるように接続されている。このセル配列が得意とする3×3近傍論理演算を多数段実行することにより、骨格抽出などの基本的図形処理を通常の計算機より格段の速さで実行することができた。画素配列という方式的な特徴に加え、当時大規模計算機システムでしか使用されなかった電流切り替え型集積回路を実験的規模で使用するための実装方式、制御信号の給電方式、演算装置を補助するための記憶装置に磁性線薄膜記憶装置を用いた点など装置的に見ても多くの特徴を有している。

高度並列演算装置 EM-4

資料番号 103210361049
情報所有館 国立科学博物館
所在等 独立行政法人 産業技術総合研究所 つくばセンター 
所在地 つくば市
製作(製造)年 1990
調査機関団体 独立行政法人 産業技術総合研究所
調査票記入日 2002/10/21
種類 試作品
製作者(社)等
資料公開状況 公開
特徴 本機器は従来のフォンノイマン型処理と並列処理向きのデータ駆動型処理とを融合した新しいプロセッサを1チップで実装した世界ではじめての並列計算機である。RISCプロセッサパイプラインと適合する細粒度通信を命令レベルでサポートするとともに、データ駆動計算機の持つデータ待ち合わせ機構やデータ到着によるプログラム起動を高性能かつ簡素化して実装し、パケットスイッチ型ネットワーク機構とともに1チップ化している。このため非常にコンパクトに高並列計算機を実現可能とした。最大性能は1GIPSであり、特に通信を頻繁に行うような整数型ベンチマークで当時のスーパーコンピュータ(CRAY X-MP)の30倍の性能を実証した。

分子動力学専門計算機 GRAPE2A

資料番号 103210361050
情報所有館 国立科学博物館
所在等 独立行政法人 産業技術総合研究所 つくばセンター 
所在地 つくば市
製作(製造)年 1994
調査機関団体 独立行政法人 産業技術総合研究所
調査票記入日 2002/10/21
種類 試作品
製作者(社)等
資料公開状況 公開
特徴 GRAPE型MD専用計算機としては、世界初。なお、後継機種も含めてシリーズとして展示可能。分子動力学専用計算機、MD-GRAPEのプロトタイプである。ラップ配線による試作機(180MFLOPS:浮動小数点演算速度)。 1989年に重力多体問題専用計算機GRAPEが開発されたが、それを分子動力学シミュレーションに応用した第一号機がGRAPE2Aである。本機は、それに若干の改良を加えたものである。ラッピング配線による試作機であるため、動作が不安定であった。しかし、この機種をLSI化した、後継機種ITL-MD-ONEの開発へとつながった。

分子動力学専用計算機 ITL-MD-ONE

資料番号 103210361051
情報所有館 国立科学博物館
所在等 独立行政法人 産業技術総合研究所 つくばセンター 
所在地 つくば市
製作(製造)年 1995
調査機関団体 独立行政法人 産業技術総合研究所
調査票記入日 2002/10/21
種類 試作品
製作者(社)等
資料公開状況 公開
特徴 分子動力学専用計算機、MD-GRAPEシリーズの、初の実用機。LSI化したため安定に動作。6Gflopsの計算速度は、当時最高のC/Pであった。GRAPE2の後継機種である。本機は、多体問題計算機能をLIS化したため、動作が安定し、実用になった。古明地作成の分子シミュレーションソフトPEACHと組み合わせて、高精度な生体分子シミュレーターPEACH-GRAPEシステムを構築した。

分子動力学専用計算機 ITL-MD-ONE-PC1

資料番号 103210361052
情報所有館 国立科学博物館
所在等 独立行政法人 産業技術総合研究所 つくばセンター 
所在地 つくば市
製作(製造)年 1998
調査機関団体 独立行政法人 産業技術総合研究所
調査票記入日 2002/10/21
種類 試作品
製作者(社)等
資料公開状況 公開
特徴 ワークステーション内蔵のGRAPE型MD専用計算機としては、初めての実用機。なお、先行機種も含めてシリーズとして展示可能。分子動力学専用計算機、MD-GRAPEシリーズの、ワークステーション内蔵型機種。8Gflopsで、高速で安定な動作を示した。ITL-MD-ONEを、PCIバスを用いて、ワークステーションに直結したもの。この時点で、PEACH-GRAPEシステムは、すでに生体分子シミュレーターとして安定しており、分子計算に利用された。

多関節指を備えたハンドリングシステム

資料番号 103210361053
情報所有館 国立科学博物館
所在等 独立行政法人 産業技術総合研究所 つくばセンター 
所在地 つくば市
製作(製造)年 1973
調査機関団体 独立行政法人 産業技術総合研究所
調査票記入日 2002/10/21
種類 試作品
製作者(社)等
資料公開状況 公開
特徴 世界初の多自由度指を備えたロボットハンド。ミッテラン元仏大統領、サッチャー元英国首相などのVIPが見学に訪れた。特に、サッチャー氏はこのロボットと「握手」された。昭和60年科学万博記念茨城科学賞受賞。ロボットの作業能力を高めるためには、腕部の研究だけではなく、器用な物体操作を行うための指の研究が欠かせない。そのため、多関節をもつ複数の指の開発と、その協調動作の研究が行われた。

大気中走査型トンネル顕微鏡(大気中STM)

資料番号 103210361054
情報所有館 国立科学博物館
所在等 独立行政法人 産業技術総合研究所 つくばセンター 
所在地 つくば市
製作(製造)年 1985
調査機関団体 独立行政法人 産業技術総合研究所
調査票記入日 2002/10/21
種類 試作品
製作者(社)等
資料公開状況 公開
特徴 1985年に日本で最初に安定してNbSe2およびグラファイト表面の原子像観察ができた装置。NbSe2およびグラファイト表面の原子像観察ミステリーの研究、ナノ構造形成の研究等を行った。産官学(電総研、セイコー電子、東芝、他)連携で開発した装置。この装置を基にセイコー電子工業はSTM装置の製品化を行った。

超高真空走査型トンネル顕微鏡ユニット

資料番号 103210361055
情報所有館 国立科学博物館
所在等 独立行政法人 産業技術総合研究所 つくばセンター 
所在地 つくば市
製作(製造)年 1986
調査機関団体 独立行政法人 産業技術総合研究所
調査票記入日 2002/10/21
種類 試作品
製作者(社)等
資料公開状況 公開
特徴 1986年に日本で最初に安定してシリコン表面の原子像観察ができた装置。本装置を用いて、シリコン表面の清浄化プロセス、水素化・酸化プロセスの研究を行った。産官学(電総研、セイコー電子、東芝、他)連携で開発した装置。

ジョセフソンコンピュータ ETL-JC1

資料番号 103210361056
情報所有館 国立科学博物館
所在等 独立行政法人 産業技術総合研究所 つくばセンター 
所在地 つくば市
製作(製造)年 1989
調査機関団体 独立行政法人 産業技術総合研究所
調査票記入日 2002/10/21
種類 試作品
製作者(社)等
資料公開状況 公開
特徴 ジョセフソン素子を用い高速コンピュータ用集積回路チップの開発を行った。超高速コンピュータを実現するための一つの方法としてジョセフソン素子の超高速スイッチング機能を用いたチップを作製できることを示した。

ジョセフソン集積回路

資料番号 103210361057
情報所有館 国立科学博物館
所在等 独立行政法人 産業技術総合研究所 つくばセンター 
所在地 つくば市
製作(製造)年 1989
調査機関団体 独立行政法人 産業技術総合研究所
調査票記入日 2002/10/21
種類 試作品
製作者(社)等
資料公開状況 公開
特徴 ジョセフソン論理ゲートで構成するジョセフソン集積回路。5mm角のシリコンチップ上に300個の4JCゲートを5ミクロンルールの鉛合金プロセスで試作したアレイ構造のジョセフソン8ビット加算機。

位相制御エピタキシー法で作製したAlGaAs/GaAs超格子及び断面写真

資料番号 103210361058
情報所有館 国立科学博物館
所在等 独立行政法人 産業技術総合研究所 つくばセンター 
所在地 つくば市
製作(製造)年 1984
調査機関団体 独立行政法人 産業技術総合研究所
調査票記入日 2002/10/21
種類
製作者(社)等
資料公開状況 公開
特徴 電子技術総合研究所が開発した位相制御エピタキシ法により設計どおりの超格子構造が作製できていることを証明している。当時世界各国で研究されていた分子線エピタキシ法は、格子整合した二種の半導体単結晶を結晶成長することを可能としたが、材料蒸発源の微細な温度変化で成長速度が変化する困難があった。電子技術総合研究所が開発した位相制御エピタキシ法は、反射電子線回析像を実時間モニタリングすることにより、結晶成長の量を一分子層単位で実時間決定することを可能にした。

分子層単位の結晶成長を可能とした位相制御エピタキシ法の実証サンプル

資料番号 103210361059
情報所有館 国立科学博物館
所在等 独立行政法人 産業技術総合研究所 つくばセンター 
所在地 つくば市
製作(製造)年 1984
調査機関団体 独立行政法人 産業技術総合研究所
調査票記入日 2002/10/21
種類 試作品
製作者(社)等
資料公開状況 公開
特徴 2種(AlGaAsとGaAs)の半導体結晶が薄膜状に高精度に積層させたものである。表面は電気特性測定のための金で覆われている。

ガリウムひ素バリステック電界トランジスター

資料番号 103210361060
情報所有館 国立科学博物館
所在等 独立行政法人 産業技術総合研究所 つくばセンター 
所在地 つくば市
製作(製造)年 1984
調査機関団体 独立行政法人 産業技術総合研究所
調査票記入日 2002/10/21
種類 試作品
製作者(社)等
資料公開状況 公開
特徴 GaAs電界効果トランジスタにおいてチャネル長をサブミクロンにし、かつチャネル下にp型バリア層を形成する事により、チャネル以外への電子のリークを防ぎ、ショートチャネル効果を抑制し、トランジスタ特性を大幅に向上させ、化合物半導体電界効果トランジスタの実用化への道を開いた。当時、化合物半導体を用いて高性能なトランジスタを作製し、これを用いて超高速計算機を作製するプロジェクトが立ち上げられた。様々な構造のトランジスタが化合物半導体を用いて試みられ、超高速計算機への応用よりも、超高周波素子への応用が発展し、通信衛星、衛生放送の実用化が計られた。
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