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動力刈取結束機(バインダー) HC-500

資料番号 103080011034
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 総合情報管理部
所在地 つくば市
製作(製造)年 1966
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 株式会社クボタ
資料公開状況 公開
特徴 稲・麦を往復動刃で刈取りながら連続的に結束作業する、画期的な機械が昭和30年代後半に開発された。この刈取機は、突起付き引き起こし装置によって、倒伏した作物を適当な状態に引き起こして刈取部に供給し往復動刃で刈取る。これを結束部に集めて、一定量づつ化繊紐で結束し、側方に排出する作業工程を連続して行う。バインダの大きさは、刈取部の条数によって異なる。2・3条刈りが最も多く普及。

千歯(せんば)

資料番号 103080011035
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 総合情報管理部
所在地 つくば市
製作(製造)年
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 不詳
資料公開状況 公開
特徴 古くは、竹、又は木製の扱箸(こきばし)によって、数穂づつ脱粒する作業であったが、1690年代に浪花の農人と野鍛冶屋によって考案されたのが千歯である。千歯は、立作業で1株程度づつ手で握って扱いで脱粒する農具であり、大正時代(1920年)まで利用されてきた。千歯の扱歯部は、竹製のものもあったが、多くは鋼鉄製である。歯は台木に20本程度が平面状、又は湾曲面状に並べて固定されている。当時としては省力化を図った高能率農具。

足踏式脱穀機 人力脱穀機 切歯、ダイヤモンド号

資料番号 103080011036
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 総合情報管理部
所在地 つくば市
製作(製造)年 1954
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 共栄社
資料公開状況 公開
特徴 明治に入り、欧米の農業機械の影響を受けるとともに、各種の脱穀機が考案された。扱(こき)胴の扱歯に螺旋状や逆V字型ものなど多種多様であったが、福永章一氏によって実用性の高い足踏式人力脱穀機が製作され、大正時代から広く利用され始めた。写真は、昭和初期に生産されたもので、足踏ペダルを踏んで、そのクランク運動を回転運動に変え、2枚の歯車で増速して扱胴を廻すようにした人力用脱穀機である。

動力脱穀機 アサヒ号、20R型

資料番号 103080011037
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 総合情報管理部
所在地 つくば市
製作(製造)年 1950年代/1953年新調
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 吉村農機株式会社
資料公開状況 非公開
特徴 大正11〜13年ころに、扱(こき)胴部の軸にプーリを付けて原動機から動力伝達を図り、かつ、風選装置を内蔵させた形式の脱穀機が開発された。作業者は稲束を両手に持ち、扱(こき)胴部へ穂先を挿入して扱歯と受網との間で脱穀する。扱き落とされた脱穀物は受網を通って、扱胴下にある送風機で風選され、精籾(もみ)となり、わら屑は吹き飛ばされる。

全自動脱穀機 D3KA

資料番号 103080011038
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 総合情報管理部
所在地 つくば市
製作(製造)年 1955
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 井関農機株式会社
資料公開状況 公開
特徴 扱(こき)束の自動送込装置を装着した脱穀機で、稲・麦の脱穀に使用する。昭和初期から種々の発想の下に試作されたが、実用化に至らず、1950(昭和25)年代に入って、写真のような形式の機械が市販された。扱口に供給された扱束は、チエン送りにより扱室に自動的に送り込まれ、扱束をチエンで保持しながら脱穀し、空束は機外に放出されるため作業者の労力を省き、能率は著しく向上。自脱型コンバイン開発に利用された。

歩行2条刈自脱型コンバイン HD-50

資料番号 103080011039
情報所有館 国立科学博物館
所在等 井関農機株式会社 展示館
所在地 松山市
製作(製造)年 1967
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 井関農機株式会社
資料公開状況 公開
特徴 全自動脱穀機(自脱)と刈取装置を搬送装置で一体的に結合させた稲・麦収穫用の機械である。わが国の稲は脱粒性が「難」であるため、欧米式脱穀機では穀粒損失が多い。自脱の持つ脱穀特性を生かした構想で、上森農機と農林省農試が昭和36~39年に共同研究を行いプロトタイプを完成した。以後、多くの農機メーカが積極的に開発を試み、昭和42年、写真の「歩行2条刈自脱コンバイン」が井関農機から量産・市販され始めた。

自脱型コンバイン(乗用型) HL-1800型

資料番号 103080011040
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 総合情報管理部
所在地 つくば市
製作(製造)年 1966
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 井関農機株式会社
資料公開状況 公開
特徴 1967(昭和42)年に市販された歩行型自脱コンバインと共に、乗用型も研究されて1969(昭和44)年ごろから市販され始めた。機械は、3条刈、又は4条刈と刈幅を広げ、往復刈りを可能とした。また、排出わらの処理は、結束方式や切断散布など農家のニ−ズに適合させ、収穫物も袋・タンク・コンテナで搬送できるようにした。さらに、刈取方向や刈高さ、刈取速度を自動制御させるなど作業精度の向上と作業者の負担を軽減させた。

汎用型コンバイン CA600型

資料番号 103080011041
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 中央農業総合研究センター
所在地 つくば市
製作(製造)年 1995
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 ヤンマー農機株式会社
資料公開状況 非公開
特徴 稲のみの収穫であれば、自脱型コンバインで問題がないが、水田転作政策の推進により麦・大豆・そばなど水田に作付ける作物が多様になり、これらすべてに対応できるコンバインヘの要請が強くなった。これに応えて開発されたのが汎用型コンバインである。この汎用コンバインは、稲収穫時の穀粒損失が少なく、多作物に対応できることから、徐々にではあるが、全国に普及しつつある。

平型通風乾燥機 KFA-480C型

資料番号 103080011042
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 中央農業総合研究センター
所在地 つくば市
製作(製造)年 1995
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 金子農機株式会社
資料公開状況 非公開
特徴 明治末期から乾燥機の研究が始まり、1923(大正12)年には、金岡式・三林式などの火力乾燥機が製作されている。また、昭和初期には共同利用の乾燥機の設置が奨励された。この機械は1958(昭和33)年ごろ、渡邊鉄四郎氏により考案された平型乾燥機である。装置は、四面を箱型に囲み、中段に金網を設けて、籾を堆積し、網下から送風機で風を送る。熱源を附加すれば温風を送ることも出来た。価格が安価で爆発的な普及をみた。

立型循環乾燥機 EB-240SR型

資料番号 103080011043
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 中央農業総合研究センター
所在地 つくば市
製作(製造)年 1994
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 金子農機株式会社
資料公開状況 非公開
特徴 昭和40年代(1965~1975年)になると高能率の自脱コンバインの普及が進み、高水分籾を収穫するようになった。しかし、従来の乾燥作業法では能率が低いため、省力化を伴った高能率の乾燥機が必要となった。そのため、籾の乾燥容量の増大を図って立体型にするとともに、乾燥むらを防ぐため、穀物層の上下を入れ替える循環方式を取入れ、穀物水分の高速乾燥と均一化が図られた。運転中の水分測定、送風温度の調節などは自動化された。

乾燥調製施設

資料番号 103080011044
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 総合情報管理部
所在地 つくば市
製作(製造)年
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 写真
製作者(社)等
資料公開状況 公開
特徴 1952(昭和27)年頃から各地に共同乾燥施設が設置されるようになった。施設は、個人別に持ち込まれた籾を乾燥し、籾摺りして出荷するもので「ライスセンタ−」と呼ばれている。また、昭和30年代(1955〜1965年)からコンバインの普及に伴い、高水分籾が大量に施設に入荷するようになり、入荷籾の個人処理を集団処理に変え、同一品種は同じタンクで乾燥・貯蔵する貯蔵乾燥法を取り入れた「カントリーエレベータ」が設置されている。
資料番号 103080011045
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 総合情報管理部
所在地 つくば市
製作(製造)年
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等
資料公開状況 公開
特徴 元禄時代に中国から伝来したと言われ、唐臼(からうす)ともいう。古来からの籾搗き作業による半搗米の食習慣が、この時代から土臼によるもみ摺りと杵搗きによる精米の2作業に分かれ、白米食が行われるようになった。土臼は、上臼と下臼で構成され、上臼の漏斗にもみを入れて、上臼を回転する。もみは、下臼との摺面に落下し、上下臼の狭い間隔の中で、もみを玄米にする。昭和初期に、ロール式籾摺機の普及により姿を消した。1940(昭和15)年頃まで使用。

もみ摺り機 唐箕付き

資料番号 103080011046
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 総合情報管理部
所在地 つくば市
製作(製造)年 1936
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 スピー株式会社
資料公開状況 非公開
特徴 大正から昭和にかけて、衝撃式など種々の装置が考案されたが、最も性能の優れたゴムロール式が現在用いられている。1対のゴムロールが並列したもみ摺り部があり、一方は高速で、他方は低速で回転する。もみは両ロールの狭い隙間を通るとき、両ロールの周速度差によってもみ摺りされる。砕米の発生が少なく、能率も高く、従来の臼型円錐形砥石・衝撃式脱稃(ぷ)方式に比べて飛躍的な性能を示した。1955(昭和30)年頃まで使用。

全自動もみ摺機 M-2K型

資料番号 103080011047
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 中央農業総合研究センター
所在地 つくば市
製作(製造)年 1936
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 井関農機株式会社
資料公開状況 非公開
特徴 全自動もみ摺機は、昭和20年代(1945〜1955年)後半から本格的な普及をみたもので、主に三つの工程から構成されている。第一は、もみからもみ殻をはずすゴムロール式脱稃(ぷ)部であり、第二はもみ殻やしいなを除去する風選部で、第三はもみと玄米を選別する万石部、又は揺動板選別部である。この三機能を搬送装置によって、穀物の流れがスムースに行くよう構成されている。作業を容易にする種々の対策が講じられている。

唐箕(とうみ) 中原市次郎製

資料番号 103080011048
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 総合情報管理部
所在地 つくば市
製作(製造)年 1924
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 中原市次郎(鳥取市瓦町)
資料公開状況 非公開
特徴 中国から伝来した、風を利用する選別機具である。脱穀したもみ・麦・雑穀等に混入する稈切れ、わら屑、未熟粒の選別・除去に使用され、昭和30年代(1955~1965年)まで広く利用された。写真は昭和初期のもので、手回しハンドルにより羽根車を回転させ風を起し、漏斗から落下する選別物を風力によって、精粒・屑粒・わら屑などに分別する。現在も雑穀類の選別作業や小規模営農の中で用いられている。

万石(まんごく) 指福号

資料番号 103080011049
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 総合情報管理部
所在地 つくば市
製作(製造)年
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 佐々木唐箕製作所
資料公開状況 非公開
特徴 万石は土臼によって摺り出した混合物を、もみと玄米に選別するために欠くことのできない用具である。江戸中期から昭和10(1935)年頃まで用いた一重網万石は、もみ・玄米混合物を網面の持つ流動特性によって、網下に玄米を落下させる簡易な選別用具である。以後、二重網へと改善された。ロール式籾摺機の開発に伴い、選別精度と作業能率の向上を図った万石機構が、全自動籾摺機に組み込まれて稼動している。昭和10年代(1935-1945年)に使用。

小型精米機(循環式)

資料番号 103080011050
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 総合情報管理部
所在地 つくば市
製作(製造)年 1923
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 有光工業株式会社
資料公開状況 非公開
特徴 古くは、臼に籾を入れ、杵で搗(つ)いて、もみ摺りし精米した。大正時代になると、大型の多連臼式や輸入の螺旋方式・円錐形の金剛砥石方式などの精米機が利用され始めた。昭和初期には、国産の小型精米機が個人、又は共同で利用され始めた。機械は、玄米を漏斗状のタンクに入れ、小さな螺旋体で玄米に圧力摩擦を与えつつ、自動循環させながら精白する。糠は循環精白中に網目から除去されて落下する。

足踏揚水車

資料番号 103080011051
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 総合情報管理部
所在地 つくば市
製作(製造)年
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等
資料公開状況 公開
特徴 江戸時代(寛文年間(1665年)に大阪の農人京屋七兵衛・清兵衛兄弟により考案)にその原形があるが、明治・大正時代に用水路との段差のある水田地帯で用いられ、昭和初期(1925〜35年)まで利用された用具である。用水路、又はクリークに足踏揚水車を設置し、この車の上に人が乗り、羽根を足で踏んで車を回転させて水を汲みあげ、水田に灌がいする。

バーチカルポンプ

資料番号 103080011052
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 総合情報管理部
所在地 つくば市
製作(製造)年 1948
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 オーレック社
資料公開状況 非公開
特徴 揚水機の一種で、1912(大正10)年頃から1965(昭和40)年頃まで潅水用具として用いられた。竪型円筒の中に長軸の羽根車があり、上端にプーリーをつけて動力で回す。比較的揚程が高くても揚水できるので、各地で使われた。本機は、全長 263cm、直径21cm、重さ50kgである。通常自然流入式水田が水不足で水位が降下し、自然流入が不可能なとき等の利用には極めて有効であった。

わら打機 サカエ式

資料番号 103080011053
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 総合情報管理部
所在地 つくば市
製作(製造)年 1951
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 馬場農機商会
資料公開状況 非公開
特徴 稲わら加工に用いるわらを柔軟にするための機具で、古くは石などにわら束を置き、木槌(写真右)を持って、たたき、柔軟にして利用した。昭和初期には、わら縄の需要が増大し縄ない機と共にわら打機が考案された。この機械は、手回しハンドルで2本のロールを回転し、わら束をロール間隙に通す。わらはその圧着力によって柔軟になり、加工用に適する状態になる。圧着力は押しバネで調節するようになっている。
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