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乗用トラクタ−(ロ−タリ−付き) ロータリー、KJM 180T型

資料番号 103080011014
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 中央農業総合研究センター
所在地 つくば市
製作(製造)年 1998
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 小橋工業株式会社
資料公開状況 非公開
特徴 1955(昭和30)年ころ欧米から大型トラクターが輸入され使われたが、防水性能などに問題があり、トラクターの国産化が図られた。国産トラクターは、水田におけるロータリー作業に重点をおいて設計され、防水性・走行性・砕土性が考慮された。1970(昭和45)年ころにはほぼ完成し、普及していった。現在では水田耕起のほとんどは、ロータリー耕耘部を直装した車輪型トラクターを用いて行われている。

馬鍬 車馬鍬:型式名なし、歯型回転砕土器:日の本号 砕土機

資料番号 103080011015
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 総合情報管理部
所在地 つくば市
製作(製造)年 車馬鍬:1918年、歯型回転砕土器:1930年
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 車馬鍬:不詳、 歯型回転砕土器:東洋社
資料公開状況 非公開
特徴 水田の代をかき(土を柔らかくし)、平らにする農具である。畜力用の作業機で、犂による牛馬耕の遅れた東日本でも、代かきは主として馬による作業であった。歯杆が並ぶこの形式の馬鍬(写真左下)は江戸時代から使われ、大正時代以降、歯杆回転型・刃車回転型(写真右上)など各種の馬鍬が考案・使用された。1955(昭和30)年ころまで使われ、動力耕耘機の普及と共に姿を消した。1958年頃まで使用。

均平作業機(レーザーレベラー) LLY3200A/B

資料番号 103080011016
情報所有館 国立科学博物館
所在等 スガノ農機株式会社
所在地 稲敷郡
製作(製造)年 1992
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 スガノ農機株式会社
資料公開状況 非公開
特徴 トラクターの普通車輪を水田車輪に、耕うん部を幅広の代かき専用ローターに替えて、代かき作業も乗用トラクターで行えるようになった。従来、水田代かき(均平)作業は、水面を目安に均平化を行っているが、水田の区画が大きいと風の影響を受け、均平が図れない。このため、水田の一隅からレーザー光を発し、トラクターの均平板で受けて田面を平らにする方法も行われるようになった。

田植用具 田植定規、田植綱、田植車

資料番号 103080011017
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 総合情報管理部
所在地 つくば市
製作(製造)年
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 農家考案の手製品
資料公開状況 非公開
特徴 田植機が開発される1970(昭和45)年ころまで、稲作のほとんどすべてが手植えであった。移植苗の縦・横のそれぞれの間隔を等しくする正条植の効用は早くから言われていたが、真剣に取り組むようになったのは中耕除草機が普及した1892年頃からで、苗列が揃っていないと除草機が使えないためである。田植綱・田植車・田植定規は苗を正条に植える補助具である。田植車は転がして印をつける。1868年代に考案。1965(昭和40)年頃まで使用。

初期の田植機 人力田植機 TMI-3型

資料番号 103080011018
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 総合情報管理部
所在地 つくば市
製作(製造)年 1965
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 カンリュウ工業株式会社
資料公開状況 公開
特徴 田植えの機械化は昔からの夢であった。1960年代の経済の高度成長に伴う厳しい農村労働力の流出に対応して1965(昭和40)年ころから、官民あげて田植機の開発に取り組んだ。試作機はすべて歩行型で、使う苗は土付き苗や根洗い苗、挿苗は自然落下やピンセットによる強制植付けなど、多種多様であった。本機は、カンリュウ式農研号。帯状にした土付き苗を切り離しながら植える人力1条用の田植機で、市販田植機の第1号機である。

歩行型田植機 SPS-2型

資料番号 103080011019
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 中央農業総合研究センター
所在地 つくば市
製作(製造)年 1969頃
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 クボタ農機株式会社
資料公開状況 非公開
特徴 どのような苗をどのような方法で植えるかを試行錯誤の末、1970(昭和45)年ころ、ほぼ稚苗・マット苗方式に落ち着いた。稚苗とは2葉(苗丈10㎝以下)ぐらいの苗で、手植え時代の苗(4〜6葉、苗丈30cmぐらい)に比べて極めて小さい。1975(昭和50)年ころ自走型田植機の出現により、歩行型田植機はより軽量化・簡素化され、中山間の比較的狭いほ場や規模の小さい農家向けの田植機として使われている。

乗用型田植機 Pe-4型

資料番号 103080011020
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 中央農業総合研究センター
所在地 つくば市
製作(製造)年 1985頃
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 ヤンマー農機株式会社
資料公開状況 非公開
特徴 当初、トラクターに田植機構を装着しようと試みた田植機も、試行を重ねる間に、自走式の専用機となり、苗台や植付部は機体の後部に配置され、植付け深さ・苗の掻取り量などは自動制御化された。1985(昭和60)年ころ、ロータリ式の植付機構が開発され、作業速度を従来の1.5倍(1.0〜1.4m/s)に速めることができた。同時に植付ける苗条は4〜8条である。このような高速・高精度の田植機の出現で、手植えはほとんど見られない。

人力播種機

資料番号 103080011021
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 総合情報管理部
所在地 つくば市
製作(製造)年
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 不詳
資料公開状況 非公開
特徴 わが国の稲作は大部分が移植栽培で、直播栽培は条件の悪いごく一部の水田でのみ行われた。北海道では、気象条件が厳しかったため一時期、直播栽培がとり入れられた。この農具は、蛸足式の直播播種器である。1905(明治38)年に考案され、1960(昭和40)年ころまで、北海道で使われた。一度に20株分程度の播種ができ、一日に40〜50aの能率であった。1905(明治38)年、黒田梅太郎、米式保次郎両氏により開発。1960(昭和40)年頃まで使用。

乗用播種機

資料番号 103080011022
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 中央農業総合研究センタ−
所在地 つくば市
製作(製造)年 1991
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 試作品
製作者(社)等 農業研究センタ−(現 農業技術研究機構 中央農業総合研究センタ−
資料公開状況 非公開
特徴 1960年ころからの高度成長に伴う農村労働力の不足によって、直播水稲の栽培が盛んになったが、高性能田植機の出現により、1970(昭和50)年ころをピークに減少した。平成に入り稲作の社会的環境は、一層厳しくなり、省力・低コスト生産を迫られる一方、落水出芽法など新技術の開発もあって、直播栽培が増えつつある。これに伴い、乾田直播用・湛水直播用、歩行型・乗用型、散播用・条播用・点播用など各種播種機が生産されている。

雁爪(がんづめ)

資料番号 103080011023
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 総合情報管理部 広報課
所在地 つくば市
製作(製造)年
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 不詳
資料公開状況 非公開
特徴 田植え後の中耕・除草に打ち引き鍬が使われていたが、苗を傷つけたりするので、文政年間(1820年頃)に雁爪(ガンヅメ、蟹爪ともいう)が考案され、明治の初めころ以降、全国で使われた。(1924年(大正13)に開発されたとする説もある)この農具は昭和25年ころまで使われていた。
資料番号 103080011024
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 総合情報管理部
所在地 つくば市
製作(製造)年
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 不詳
資料公開状況 非公開
特徴 腰を曲げての夏の雁爪作業は重労働である。八反取りは、雁爪に長い柄を付けたもので、除草のみを目的とし、田面を前後にすりながら前に進む。明治の末ころ関西で使われ始め、全国に広まった。この農具は1926年に考案され、1950(昭和30)年頃まで使われていた。

回転中耕除草機(田打車)

資料番号 103080011025
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 総合情報管理部
所在地 つくば市
製作(製造)年
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 佐藤造機株式会社(現 三菱農機株式会社)
資料公開状況 非公開
特徴 回転中耕除草機は、文字どおり田植後の中耕・除草のための農具である。明治初期(1870年)考案されたが、全国的な普及は1900年代に入ってからである。しかしこの農具を使うためには稲が正条植になっていなければならず、正条植の普及を促進した。回転中耕除草機の出現は、腰を曲げた厳しい作業から解放され、雁爪での作業より能率は高く、収量も増加した。この農具は、除草剤が出現する昭和30(1955)年ころまで使用。

手動肩掛噴霧器

資料番号 103080011026
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 総合情報管理部
所在地 つくば市
製作(製造)年 1958
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 神木製作所
資料公開状況 非公開
特徴 病虫害に対する農薬や、その散布のための機具が本格的に使われるようになったのは、太平洋戦争終結(1945年)の後のことである。この噴霧器は、大正末期(1926年)ころから使われた。肩に掛け、手動で操作する噴霧器で、タンク容量は10~15リットルと小さい。主として園芸に使われ、稲作では苗代での防除に用いられた。使用する農薬は、ボルドー液など限られたものであった。

背負型動力散粉機

資料番号 103080011027
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 総合情報管理部
所在地 つくば市
製作(製造)年
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 株式会社共立
資料公開状況 公開
特徴 背負型動力散粉機は、1955(昭和30)年ごろ、首掛けの手回し散粉機を動力化し、背負い型にしたものである。粉剤を吹き出す噴頭も、直進噴頭・拡散噴頭など多数作られ、防除の目的に応じ使い分けられた。この一つに多口ホース噴頭があり、能率的で使いやすいことから、この散粉機は、またたくまに全国に晋及した。ほぼ同時期に、農薬の剤形に応じ、動力噴霧機・動力ミスト機も市販され、使われた。

走行式動力防除機(乗用管理機)

資料番号 103080011028
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 中央農業総合研究センター
所在地 つくば市
製作(製造)年 1992
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 株式会社共立
資料公開状況 非公開
特徴 乗用管理機は、水田内で薬液や粒剤による防除作業、肥料散布などのための作業機を取り付けることのできる乗用の作業機である。乗用田植機を改良する中から生まれてきた機械で、田植機や直播機を取り付けることもできる。写真は共立社製の乗用管理機で、500リットルの薬液タンクを備え、散布幅は約10mである。(農薬害を避けるため、遠隔操縦により無人運転中。)

人力散粒機

資料番号 103080011029
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 中央農業総合研究センター
所在地 つくば市
製作(製造)年
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 みのる産業株式会社
資料公開状況 非公開
特徴 手回しの散粒機は、1960(昭和35)年ごろ、岡山県のみのる産業によって開発され、さらに1961年に再開発して精度を向上させ生産された。胸にかけた15リットル程度のボックスに資材を入れ、手で回して資材を散布する。種子・肥料・除草剤など用途が広く、構造が簡単で使いやすく、価格も安かったために、広く農家に用いられた。現在も使われている。

多口ホース噴頭

資料番号 103080011030
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 中央農業総合研究センター
所在地 つくば市
製作(製造)年 1963
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 株式会社共立
資料公開状況 非公開
特徴 多口ホース噴頭は1960(昭和35)年ころ、新潟県の須田中夫氏によって考案された。軽いポリエチレンホースを用い、一定間隔に設けられた穴から、下方に粉・粒剤を吹き出す噴頭で、噴出時の反動とホースの重さの釣り合いでホースは水平となり、移動しながら散布することができる。背負型動力散粉機で20m、車載型で150mまで均一に散布することができた。農業の現場では、ナイヤガラと呼ばれて、重宝がられた。現在もなお使用される。

鎌 ひき鎌、鋸鎌、普通鎌

資料番号 103080011031
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 総合情報管理部
所在地 つくば市
製作(製造)年
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等
資料公開状況 公開
特徴 鎌は古い時代から稲・麦や草・柴などを刈る農具として用いられ、主に三日月形の平刃に木の柄を付けたもので、刃の形状や柄の長さによって用途が異なった。また、生産地によって播州鎌、土佐鎌、越中鎌、信州鎌などと呼ばれる。稲刈用では、稲の株元が強靭なため、平刃では切れ味が早く低下するので、刃面を鋸状にしたものが明治初期に考案され造られ始めた。以後多くの地域で稲刈に用いられている。1200年代に考案、1960(昭和35)年頃まで使用。

人力刈取機 ニッサン刈取機 YM8型

資料番号 103080011032
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 総合情報管理部
所在地 つくば市
製作(製造)年
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 日産農機株式会社
資料公開状況 公開
特徴 第2次大戦中に、農村の労力不足対策として稲・麦刈取機の懸賞募集が行われ、立姿で稲刈のできる松野式と呼ばれる押刈式が入選した。戦後さらに種々の考案がなされた。長い柄を持ち、刈取部を田面にずらせながら推し進めると、稲は鋏状の2枚刃により根元から押し切られ、枠内に押し込こまれて1束分となる。これを側方に移して柄を引くと刈株は束状に置かれる簡易な刈取機。バインダの普及により、1963年頃には姿を消した。

人力刈取結束機(バインダー) RIA型

資料番号 103080011033
情報所有館 国立科学博物館
所在等 農業技術研究機構 総合情報管理部
所在地 つくば市
製作(製造)年 1956
調査機関団体 社団法人農林水産技術情報協会
調査票記入日 2003/01/17
種類 量産品
製作者(社)等 井関農機株式会社
資料公開状況 公開
特徴 1950年代以降、稲を機械で刈り取って結束する試みが行われるようになった。写真の機械は、開発の過程を示す一つで、羽二生良夫氏の考案(昭和27年)によるわら縄で結束する人力刈取結束機である。この機械は市販されたが、操作の煩雑さなどがあって、広く普及するに至らなかった。刈取結束機が広く使われるようになるのは、稲の引起し装置が開発され動力化されてからである。
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