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繭乾燥機 新田端式多段乾繭機

資料番号 100310031006
情報所有館 国立科学博物館
所在等 須藤製糸株式会社
所在地 古河市
製作(製造)年 1962
調査機関団体 日本製糸協会
調査票記入日 1998/11/09
種類
製作者(社)等 日本乾燥株式会社
資料公開状況
特徴 日本乾燥機(株)の創立者小松豊作氏の乾燥理論に基づいて設計された多段バンド型移動式繭乾燥機で、最上段のベルト上に供給された生繭は最下段に移動する過程で加熱空気により乾燥される。当初は熱源として機内に張り巡らした蒸気パイプからの放熱を利用してきたが、現在は機外で加熱した熱風によっている。本機は最上段に送り込んだ熱風を扇風機により旋回下降させながら温度を降下させ大量の繭を均一に乾燥させることができる。

基準式煮繭機

資料番号 100310031007
情報所有館 国立科学博物館
所在等 株式会社基準式岡谷製作所
所在地 岡谷市
製作(製造)年 1957
調査機関団体 日本製糸協会
調査票記入日 1998/11/09
種類 量産品
製作者(社)等 株式会社基準式岡谷製作所
資料公開状況
特徴 基準式煮繭機は昭和32年頃考案された。膨潤部における温湯の繭に対する膨潤作用が高度に発揮される機構が特徴である。第一浸漬部に温水処理と冷風による冷却部を設け、第二浸漬部で過度に膨潤されないこと、排気部では無浸透に近い処理繭であるため脱気が良く、膨潤部で温湯をよく吸収し均一な煮繭が行われる。セリシンの流亡も少なく糸歩に効果的であるが解じょ不良繭には適さないと云われている。生産中止。

井口式強制循環煮繭桟

資料番号 100310031008
情報所有館 国立科学博物館
所在等 松岡株式会社
所在地 飽海郡松山町
製作(製造)年 1961
調査機関団体 日本製糸協会
調査票記入日 1998/11/09
種類 量産品
製作者(社)等 井口工業株式会社
資料公開状況
特徴 この煮繭機の特徴は、蒸煮部において2サイクルの加熱空気或は加熱水蒸気を強制的に循環させる方法である。繭層間隙内に水蒸気を拡散移動させて繭糸セリシン表面に水蒸気を凝縮吸着させる。繭層間隙の6万分の1の水蒸気粒子は、風速と温度により容易に繭層間隙を通過し、均一凝縮吸着される。したがって過熟および上煮えを防ぐことができる。現在、生産中止。

新増澤式V型加圧煮繭機 HL-V15760

資料番号 100310031009
情報所有館 国立科学博物館
所在等 福島蚕糸販売農業協同組合連合会
所在地 伊達郡桑折町
製作(製造)年 1989
調査機関団体 日本製糸協会
調査票記入日 1998/11/08
種類 量産品
製作者(社)等 新増澤工業株式会社
資料公開状況
特徴 この煮繭機は、調整部をV 型の立体構造にし温度勾配を調整しやすくした。熟成部に外部より加熱空気を吹き込み生蒸気と混合圧を高める機構である。前処理で充分繭に水を含ませ熟成部で加圧による高温煮繭を行なう。しかし、熱伝導度の低い空気の混合体であるため繭の表面の煮崩れはおきない。調整部がV 型になっているため温度勾配が急であり過熱にならない。糸歩と節除法に効果的な煮繭機である。

増澤式繰糸機 多条繰糸機

資料番号 100310031010
情報所有館 国立科学博物館
所在等 岡谷蚕糸博物館
所在地 岡谷市
製作(製造)年 1954
調査機関団体 日本製糸協会
調査票記入日 1998/11/08
種類 量産品
製作者(社)等 新増澤工業株式会社
資料公開状況
特徴 昭和20年終戦を迎え、荒廃した日本の戦後復興は生糸貿易でなくては、ということで多くの製糸工場が復元された。そうした工場で輸出用優良生糸を生産する為に機械の開発が必要になり、いくつかの改良がされ完成した物です。昭和30年全国で46%に当たる79工場で使用されていました。

増澤式高速揚返機 NBー6型 NBー8型

資料番号 100310031011
情報所有館 国立科学博物館
所在等 福島蚕糸販売農業協同組合連合会
所在地 伊達郡桑折町
製作(製造)年 1980
調査機関団体 日本製糸協会
調査票記入日 1998/11/08
種類 量産品
製作者(社)等 新増澤工業株式会社
資料公開状況
特徴 高速揚返機として特許を取得している。この機種が開発される前は「スリ輪式」と言う、大枠の回転の摩擦に依って伝動する方式であった。その為に回転数の不同が多く管理上の問題があった。本機は大枠の駆動にチェーンとソフトスタートの出来るクラッチを組合わせて回転数の均一化と高速化を可能にし、数多くの工場に採用されている。

千葉式間歇進行煮繭機 繭検定型

資料番号 100310031012
情報所有館 国立科学博物館
所在等 (財)大日本蚕糸会 蚕糸科学研究所
所在地 新宿区
製作(製造)年 1940
調査機関団体 日本製糸協会
調査票記入日 1998/11/08
種類 量産品
製作者(社)等 千葉産業株式会社 (改造)千葉産商有限会社
資料公開状況
特徴 千葉産業KKは大正7年に第1号の進行式煮繭機を開発し、煮繭機の草分け的メーカーである。当時の煮繭機は今は存在しない。現在は千葉式間歇進行煮繭機の繭検定型は、全国繭検定所で採用され、この煮繭機は進行式煮繭機では最も小型で、小規模工場煮繭機として国用製糸工場等でも使われた。間歇的進行で時間を調節することを特徴とする。比較的重滲透煮繭機で、原料繭の良否に関係なく同じ煮繭(煮上がり状態)ができる。 

日産式自動繰糸機 HR型

資料番号 100310031013
情報所有館 国立科学博物館
所在等 須藤製糸株式会社
所在地 古河市
製作(製造)年 1980
調査機関団体 日本製糸協会
調査票記入日 1998/11/07
種類 量産品
製作者(社)等 日産自動車株式会社繊維機械事業部
資料公開状況
特徴 日産自動繰糸機RM型は、1954年第1号機が開発され、日本レイヨン株式会社米子工場に設置されたが、現在は生産が中止されている。RM型の後継機種としてHR型が1965年に開発され、第1号機が福島蚕糸協同組合に設置された。本機は現在も日本並びに世界の製糸業界で幅広く使用されている。本機の生産能率は本機開発以前に使用されていた多条繰糸機の約10倍であり生産される生糸の品質は著しく向上している。 

ハラダ式真空煮繭機 バッチ型、ウォーターコントロール型

資料番号 100310031014
情報所有館 国立科学博物館
所在等 マルナカ宮坂製糸所
所在地 岡谷市
製作(製造)年 1976
調査機関団体 日本製糸協会
調査票記入日 1998/11/10
種類 量産品
製作者(社)等 有限会社 ハラダ 原田 尹文
資料公開状況
特徴 バッチ式回転式ドラムの開発により、脱気を目的とした真空処理、薬剤、温度、低圧沸騰との組み合わせによる繭層セリシンの膨化、真空度による繭腔内の吸収量コントロール等が自由にかつ簡易にでき、解じょ率の向上、繭層が不均一等の原料に対しての煮繭が容易となった真空煮繭機である。更に進行式煮繭機との組み合わせにより、滲透の促進をうながし、節の発生防止、生糸糸歩の向上に効果的である。

宮坂式揚返機械 (宮坂式高山M型揚返機)

資料番号 100310031015
情報所有館 国立科学博物館
所在等 味沢製糸株式会社
所在地 岡谷市
製作(製造)年 1984
調査機関団体 日本製糸協会
調査票記入日 1998/11/07
種類 量産品
製作者(社)等 宮坂工業合資会社
資料公開状況
特徴 宮坂式場返機械の主な特徴1.特許高山式宮坂型大枠移行装置 生糸仕上に於いて、長手造太綛等に依り大枠の重量などで作業の合理化と大枠移動に依る切糸・キズを防ぎ能率の増進を目的2.生糸紡糸照明装置 作業員の効率化にともない揚返し中の糸の切断の発見又作業の負担を軽減し能率的3.特許気流間撹乱装置 4.自動散水装置(噴霧式)小枠用など

蚕糸化学薬剤(揚返用薬剤、煮繭用薬剤、繰越繭防腐剤)

資料番号 100310031016
情報所有館 国立科学博物館
所在等 株式会社コーエキ
所在地 岡谷市
製作(製造)年 1931
調査機関団体 日本製糸協会
調査票記入日 1998/10/30
種類 量産品
製作者(社)等 株式会社コーエキ
資料公開状況
特徴 1 揚返用薬剤 パールライト・シルクエリート・シルクソフト等生糸の固着防止・柔軟性・平滑性を付与するための薬剤。2 煮繭用薬剤 オスゲン・ソフケン各種等繭層に水を浸潤させる作用と解舒に弊害のある硬度を化学的に低下させる薬剤と煮繭機にPH計を組入れPHを自動制御する特許を取得している。3 繰越繭防腐剤 カビナインエース等4 オイリング用薬剤 KCY505等

桑品種「しんいちのせ」(桑農林1号)

資料番号 100310031017
情報所有館 国立科学博物館
所在等 蚕糸・昆虫農業技術研究所
所在地 つくば市
製作(製造)年 1970
調査機関団体 日本製糸協会
調査票記入日 1998/10/30
種類 量産品
製作者(社)等 藤原 茂正
資料公開状況
特徴 春秋兼用の壮蚕用桑として適する良質多収の人為交雑品種である。枝条の倒伏が少ないので、条桑育および機械による管理に適する。適応地域は、関東地方以西の温暖地および四国、九州地方の暖地である。

桑品種「しんけんもち」(桑農林5号)

資料番号 100310031018
情報所有館 国立科学博物館
所在等 蚕糸・昆虫農業技術研究所
所在地 つくば市
製作(製造)年 1981
調査機関団体 日本製糸協会
調査票記入日 1998/10/30
種類 量産品
製作者(社)等 東城 功
資料公開状況
特徴 春秋兼用、夏秋専用または速成密植桑園用として壮蚕および稚蚕用桑に適する超多収な人為3倍体品種である。適応地域は、東北、中部を中心とする少雪寒冷地である。

桑品種「みつみなみ」(桑農林12号)

資料番号 100310031019
情報所有館 国立科学博物館
所在等 蚕糸・昆虫農業技術研究所
所在地 つくば市
製作(製造)年 1990
調査機関団体 日本製糸協会
調査票記入日 1998/10/30
種類 量産品
製作者(社)等 岩田 益
資料公開状況
特徴 春秋兼用、夏秋専用として、また春、夏秋の壮蚕に適する。適応地域は、四国、九州の平坦地および中山間地帯で密植栽培、機械収穫に適する。

自動桑刈機

資料番号 100310031020
情報所有館 国立科学博物館
所在等 蚕糸・昆虫農業技術研究所
所在地 つくば市
製作(製造)年 1963
調査機関団体 日本製糸協会
調査票記入日 1998/10/30
種類 試作品
製作者(社)等 桑野 恒雄
資料公開状況
特徴 自動収穫機械として、その後に開発された機械の原型である。本機はコマツ農民車またはコマツユニカの後部荷台上に設置して、本体の右側において作業する。桑条を刈取刃部まで誘導してくる部分、刈取刃部、刈り取った条桑を後送する部分、それを受納するトレーラー部からなる。24m/minの速さで、地上70~150cmの高さの範囲で刈り取りができる。
資料番号 100310031021
情報所有館 国立科学博物館
所在等 蚕糸・昆虫農業技術研究所
所在地 つくば市
製作(製造)年 1980
調査機関団体 日本製糸協会
調査票記入日 1998/10/30
種類 試作品
製作者(社)等 市川 明
資料公開状況
特徴 蚕の飼料とならない枝条から桑の葉を分離して収穫する機械である。条桑送り込み装置、こき取り装置、梢端葉切断装置、条の排出装置、こき取った葉の送り出し装置からなる。こき取り能率は、条桑100kg 当たり10分程度で、人手に比べて6~7倍である。

蚕品種「日122号×支122号」

資料番号 100310031022
情報所有館 国立科学博物館
所在等 蚕糸・昆虫農業技術研究所
所在地 松本市
製作(製造)年 1949
調査機関団体 日本製糸協会
調査票記入日 1998/10/30
種類 量産品
製作者(社)等 中里 延
資料公開状況
特徴 現代品種の基となった画期的な一代雑種品種である。繭は白色浅縊俵形、繭重は比較的少ないが繭層重、繭層歩合多く、繭糸長が長く、繭糸量および生糸歩合多く、解じょも小ぶし点も良好であって、優良生糸用の多糸量品種として広く活用された。

蚕品種「日131号×支131号」

資料番号 100310031023
情報所有館 国立科学博物館
所在等 蚕糸・昆虫農業技術研究所
所在地 松本市
製作(製造)年 1967
調査機関団体 日本製糸協会
調査票記入日 1998/10/30
種類 量産品
製作者(社)等 真野 保久
資料公開状況
特徴 原種は共に限性品種で、雌雄鑑別が容易である。蚕種製造能率が高い。繭は白色浅縊俵形であるが、楕円形が混ざることがある。虫質強健で、経過日数が短い割に収繭量が多く、解じょ、小節も良い方で、繭層練減率が少ない。その後の限性品種の基となり、ほとんどこの品種を素材として育成されている。

蚕品種「日601号×中601号」(あさぎり)

資料番号 100310031024
情報所有館 国立科学博物館
所在等 蚕糸・昆虫農業技術研究所
所在地 松本市
製作(製造)年 1990
調査機関団体 日本製糸協会
調査票記入日 1998/10/30
種類 量産品
製作者(社)等 真野 保久
資料公開状況 非公開
特徴 人工飼料で育つ最初の広食性蚕品種である。発育速度が早くて飼育し易く、収量も現行品種の水準にあるが、繭型はやや小型で繭糸が太くて短かめである。

蚕飼育装置「多段循環式壮蚕飼育装置」

資料番号 100310031025
情報所有館 国立科学博物館
所在等 蚕糸・昆虫農業技術研究所
所在地 松本市
製作(製造)年 1966
調査機関団体 日本製糸協会
調査票記入日 1998/10/30
種類 量産品
製作者(社)等 市川 信一
資料公開状況
特徴 最初の大型飼育装置で、その後に開発された飼育装置の原型である。貯桑部に入れられた1日分の給桑量は、ベルトコンベアーによって一定量ずつ運ばれてバケットコンベアーから給桑コンベアーを経て平均に一定の場所に落下する。その桑葉をスキーリフト状に移動して来る蚕座が受ける。それぞれの作業部にタイムスイッチをセットし、各種給桑を自動的に行う。給桑労力は、人手飼育に比べて90%の節減が可能である。
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