色絵 松竹梅鶴文 輪花大皿
| 資料番号 | 00268 |
|---|---|
| 情報所有館 | 佐賀県立九州陶磁文化館 |
| 特徴 | 緻密な地文、窓絵の瑞雲文と鶴を配した見込の古伊万里風の意匠の輪花形大皿の裏には、染付で「文化年製 (1804~18)」、「今泉平兵衛」の銘が記されている。藩窯の上絵付けを命じられた赤絵町の今泉家、7代平兵衛(天保14年没 1843)の手になる 作である。(柴田夫妻コレクション9-192) :肥前・有田 /文化年間( 1804~18) |
| 資料番号 | 00268 |
|---|---|
| 情報所有館 | 佐賀県立九州陶磁文化館 |
| 特徴 | 緻密な地文、窓絵の瑞雲文と鶴を配した見込の古伊万里風の意匠の輪花形大皿の裏には、染付で「文化年製 (1804~18)」、「今泉平兵衛」の銘が記されている。藩窯の上絵付けを命じられた赤絵町の今泉家、7代平兵衛(天保14年没 1843)の手になる 作である。(柴田夫妻コレクション9-192) :肥前・有田 /文化年間( 1804~18) |
| 資料番号 | 00269 |
|---|---|
| 情報所有館 | 佐賀県立九州陶磁文化館 |
| 特徴 | 天明(1781~89)頃に現れた独特の器形の碗。「広東形」と呼ぶが、18世紀の中国磁器の影響を受けた碗形であり、 出荷港に因み広東焼と呼ばれたための名称。用途的には飯用碗であり、茶漬茶碗といわれ、19世紀前半にかけて盛んに作られた。(柴田夫妻コレクション 9-154) :肥前 / 1780~1820年代 |
| 資料番号 | 00270 |
|---|---|
| 情報所有館 | 佐賀県立九州陶磁文化館 |
| 特徴 | 高台内に染付で「文政年製(1818~30)」と記された盃洗である。見込に勢いよく描かれた瓜を、器に納めておくため か、口部を幾分内抱えに作る。瓜の葉には写実的な鈴虫が描かれているのも珍しい。(柴田夫妻コレクション9-206) :肥前・有田 / 1818~30年代 |
| 資料番号 | 00271 |
|---|---|
| 情報所有館 | 佐賀県立九州陶磁文化館 |
| 特徴 | 高台に砂目跡が5つあり、重ねて焼成されたことがわかる碗。碗の上に他の製品を重ねて焼成する例はなく、この資料も見込 には砂目はあらわれない。陶器皿もしくは磁器皿を重ね積みした上にこの碗は置かれて焼かれたものと推測される。この碗も磁器製造の草創期に生産されたもの と考えられる資料。(柴田夫妻コレクション9-2) :肥前・有田 / 1610~40年代 |
| 資料番号 | 00272 |
|---|---|
| 情報所有館 | 佐賀県立九州陶磁文化館 |
| 特徴 | 散蓮華は、散った蓮華の花弁に似た形からついた名称である。中国が起源で、日本では、江戸時代後半以降に清朝磁器の影響 を受けて肥前や関西で多く生産され、卓袱(しっぽく)料理や宴席で多く使用された。本資料は、内面の全面に染付で家屋と山水図が繊細に描かれ、外面把手部 に「酒井田 柿」の銘、箱書きには「庚戊(1850)」の墨書がある。(柴田夫妻コレクション9-254) :肥前・有田 / 1840~50年代 |
| 資料番号 | 00273 |
|---|---|
| 情報所有館 | 佐賀県立九州陶磁文化館 |
| 特徴 | 口縁部を四稜花形に作った輪花形の皿。見込中央には船上で投網(とあみ)をする人物と、櫓(ろ)をこぐ二人の人物を染付 で描く。皿の周辺部四方には染付で如意頭形の窓を配置して、その中に色絵で人物文と唐花文を交互に描く。裏面周囲には四方に染付で小花を描き、赤の色絵で 唐草文をめぐらす。(柴田夫妻コレクション9-80) :肥前・有田 / 1700~40年代 |
| 資料番号 | 00274 |
|---|---|
| 情報所有館 | 佐賀県立九州陶磁文化館 |
| 特徴 | 三段の重箱に蓋を兼ねた瓶(徳利)を重ね、格段は独立して使用できるように高台が付いている。瓶の上面には獅子と牡丹唐 草文が描かれ、側面は銹釉をめぐらし二分割し上半部に雷文が描かれている。瓶の側面下半部と段重の側面には連続した菊文が描かれている。江戸時代中期以 降、漆器の重箱を模して磁器の重箱がつくられるようになった。(柴田夫妻コレクション9-257) :肥前・有田 / 1840~60年代 |
| 資料番号 | 00275 |
|---|---|
| 情報所有館 | 佐賀県立九州陶磁文化館 |
| 特徴 | 見込と側面の間をまりばさみ文で区画し、内側面の宝珠形区画内に八宝文などを描く意匠は、芙蓉手の一種であり、明末の中 国景徳鎮窯でヨーロッパ向けに多量に作られた。この意匠は名山手(めいざんで)とも呼ばれる。(柴田夫妻コレクション9-115) :肥前・有田 / 1750~70年代 |
| 資料番号 | 00276 |
|---|---|
| 情報所有館 | 佐賀県立九州陶磁文化館 |
| 特徴 | 京都の朝廷は、江戸中期になると禁裏用の磁器を有田の辻家に注文してくる。さらに辻喜平次は安永3年(1774)に朝廷 より「常陸大掾」の官位を授かる。異例のことであったが、当時、辻家の技術は高く評価された。菊花の紋は天皇家の菊紋のほか、皇族閑院宮の例がある。本例 のような葉を持つ菊紋も京都公家町遺跡で出土している。(柴田夫妻コレクション9-135) :肥前・有田 / 1770~1810年代 |
| 資料番号 | 00277 |
|---|---|
| 情報所有館 | 佐賀県立九州陶磁文化館 |
| 特徴 | 光沢のつよい銹釉(褐色に発色する鉄を多く含む釉薬)を巧みに使った製品で、裏面も畳付(たたみつき)を除いて全面に銹 釉が塗られている。精緻な唐花文が二種類、八方に交互にほどこされている。呉須および銹釉の発色の良い上質な製品。(柴田夫妻コレクション9-33) :肥前・有田 / 1670~90年代 |
| 資料番号 | 00278 |
|---|---|
| 情報所有館 | 佐賀県立九州陶磁文化館 |
| 特徴 | 呉須が上質な青い発色を呈する上手の製品である。口縁を折縁とし、そこに銹釉をほどこしている。有田の南川原地区で生産 されたものと考えられる。仏手柑(ぶっしゅかん)と唐花を交互に配置し、見込中央は正方形に波状の文様を描く。波状の線は先に墨で引かれ、その中を濃 (だ)みしており、墨の線は消えているが、線の上に呉須が乗った部分は墨弾きのような状態に白く線がぬけている。(柴田夫妻コレクション9-32) :肥前・有田 / 1670~90年代 |
| 資料番号 | 00279 |
|---|---|
| 情報所有館 | 佐賀県立九州陶磁文化館 |
| 特徴 | 猩猩は、猿に似て体は赤い長毛でおおわれ、顔は人に、声は子供の泣き声に似て、酒を好むという想像上の獣。そのために酒 壺や柄杓とともに描かれる。能や歌舞伎、狂言の題材となり、江戸時代には有田焼でも描かれた。(柴田夫妻コレクション9-151) :肥前・有田 / 1780~1820年代 |
| 資料番号 | 00280 |
|---|---|
| 情報所有館 | 佐賀県立九州陶磁文化館 |
| 特徴 | 素地が柔らかい軟陶胎に色絵を施した皿。見込中央に黒の輪郭線で団龍を描き、顔と胴を黄色の上絵具で彩り、たてがみや背 びれを紫の上絵具で彩る。その周囲は白抜きで波涛文をめぐらす。見込の周囲と裏面の周囲には黒の輪郭線で青海波と雲を描き、青海波は黄と緑、雲は紫の上絵 具で彩る。高台内に黒の色絵で二条の圏線と銘「元禄歳製」。(柴田夫妻コレクション9-92) :肥前・有田 / 1710~50年代 |
| 資料番号 | 00281 |
|---|---|
| 情報所有館 | 佐賀県立九州陶磁文化館 |
| 特徴 | 内面は白磁。外面は金泥で大きな唐花文を四方に配し、唐草文を描く。唐花文は針で金を掻き落して花弁をひとつひとつあら わす。唐草の葉と茎は金泥の輪郭線で描き、葉の内側を丁寧に金泥で濃(だ)み塗りする。そして低火度で金を表面に焼き付けている。背景地は緑の色絵を塗り 込める。高台内染付銘「長命冨貴」。(柴田夫妻コレクション9-88) :肥前・有田 / 1700~40年代 |
| 資料番号 | 00282 |
|---|---|
| 情報所有館 | 佐賀県立九州陶磁文化館 |
| 特徴 | 岩の上につがいかと思われる二羽の雉(きじ)を中心に左に芭蕉(ばしょう)、右に柘榴(ざくろ)の木が描かれている。こ のような筒形の大瓶は明末清初の景徳鎮磁器にもみられ、ヨーロッパ向けに多く、オランダ語でロルワーヘンRolwagen(=荷車:Rol=筒 Wagen=車)と通称されていたものと考えられている。オランダ東インド会社との契約品が輸出された1663年の輸出記録にロルワーヘンの記載があ る。(柴田夫妻コレクション9-18) :肥前・有田 / 1655~70年代 |
| 資料番号 | 00283 |
|---|---|
| 情報所有館 | 佐賀県立九州陶磁文化館 |
| 特徴 | 口縁部に8個の窓を設け、その中に草花文と宝文を描いた図柄の作品を、わが国では芙蓉の花に見立てて「芙蓉手(ふよう で)」と呼ぶ。芙蓉手のオリジナルな作品は、中国明時代の万暦年間(1573~1620)に景徳鎮窯で作られ始めた。オランダ東インド会社によって輸出さ れた芙蓉手の作品は、17世紀オランダ絵画の静物画にもよく描かれている。17世紀中葉に中国磁器の輸出が激減すると、オランダ東インド会社は中国磁器を 見本に注文してきたために、有田でこの写しが作られ、輸出された。(柴田夫妻コレクション9-58) :肥前・有田 / 1680~1710年代 |
| 資料番号 | 00284 |
|---|---|
| 情報所有館 | 佐賀県立九州陶磁文化館 |
| 特徴 | 底裏銘は「五良太甫」であり、明末に日本の茶人が求めた祥瑞五良太甫を略したもの。1780年代頃から19世紀前半にか けて祥瑞の銘を意識したものは多いし、また祥瑞の丸文など意匠的に影響を受けたものも少なくない。(柴田夫妻コレクション9-137) :肥前・有田 / 1780~1800年代 |
| 資料番号 | 00285 |
|---|---|
| 情報所有館 | 佐賀県立九州陶磁文化館 |
| 特徴 | 内面が曲線により8分割され、青海波文と亀甲花文が地文として交互に描かれている。地文の上に千鳥が飛んでいるかのよう に配された8ヶ所の窓の中には楼閣山水文などの風景図が染付で描かれている。外側には唐草文をめぐらしている。(柴田夫妻コレクション9-277) :肥前・有田 / 明治~大正(1868~1926頃) |
| 資料番号 | 00286 |
|---|---|
| 情報所有館 | 佐賀県立九州陶磁文化館 |
| 特徴 | 赤を基調とし、亀甲文にはさまれた胴部下半には色鮮やかな着物を着て遊興する男女が描かれ、胴部上半の4ヶ所の窓には、 それぞれ獅子・牡丹・竹垣が色絵で描かれている。口部から蓋の裾部にかけては、龍文が金彩や赤絵で描かれている。人物の生き生きとした表情や絢爛豪華な彩 色は明治という新時代を彷彿させる。(柴田夫妻コレクション9-292) :肥前・有田 / 明治~大正(1868~1926頃) |
| 資料番号 | 00287 |
|---|---|
| 情報所有館 | 佐賀県立九州陶磁文化館 |
| 特徴 | 型打ち成形による菊花形の皿で、酒井田柿右衛門家に同形の土型が伝世している。本資料は見込に青磁釉を施さず、染付の細 線で描かれた5つの扇と墨はじき技法と薄い濃(だ)み塗りで表現された雲を組み合わせた文様を配し、隙間を濃く濃み塗りしている。(柴田夫妻コレクション 9-211) :肥前・有田 / 1820~60年代 |