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色絵 松唐人文 輪花大皿

資料番号 00228
情報所有館 佐賀県立九州陶磁文化館
特徴 口縁部を18弁の波縁形に作った大皿。見込には松下の崖に座して釣をする唐人が赤、黄、緑の色絵で描かれている。周囲の 四方には木瓜形の窓を設け、松、梅、椿などの花文が色絵で描かれている。またそれらの間には、色絵で三つ葉の花を描いた丸文を配している。背景の地文は染 付で青海波、七宝繋ぎ、毘沙門亀甲、そして四方襷で埋め、周囲は白抜きの唐草文を廻らす。外面の中ほどには四方襷の帯が描かれ、染付と色絵で彩られてい る。高台内に染付銘「福」。初期色絵の大作である。(柴田夫妻コレクション7-68) :肥前・有田 / 1640~50年代
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青磁 貝文 貝形皿

資料番号 00229
情報所有館 佐賀県立九州陶磁文化館
特徴 この青磁の貝形皿が収納されていた箱には「青磁□□皿 廿」と側面に記され、底面には「享保四年 亥極月三日 茶屋 □□」とあります。そこから、この製品が享保四年(1719年)頃に製作され、使われていたことがわかります。このように、年号の記された箱をともなって 伝わっている貴重な資料もあります。(柴田夫妻コレクション8-177) :肥前・有田 / 1700~20年代
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染付 山水花卉文 輪花大皿

資料番号 00230
情報所有館 佐賀県立九州陶磁文化館
特徴 一風変わった口作りをした大皿。口縁部の三方を稜花形に作り、その間を弧状に切り欠いている。見込には山水楼閣をあらわ し、周囲四方に如意頭状の窓を設け、そこに簡略な花弁文を描いている。背景はびっしりと七宝繋ぎ文を描き、呉須を塗り込めている。外周は二方に蔓草を配し ている。高台内ハリ目跡1個。17世紀中頃の力強い染付作品の優品である。(柴田夫妻コレクション7-130) :肥前・有田 / 1655~60年代
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染付 五弁花紗綾形文 皿

資料番号 00231
情報所有館 佐賀県立九州陶磁文化館
特徴 1670~90年代に技術的に完成期を迎えた有田では、画一化された意匠の絵付を省力化して表す方法が考案される。型紙 (かたがみ)摺(すり)、次いでコンニャク印判である。これは両者の方法を併用した作品。(柴田夫妻コレクション8-47) :肥前・有田 / 1680~1710年代
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色絵 捻花唐草文 鉢

資料番号 00232
情報所有館 佐賀県立九州陶磁文化館
特徴 腰部がふくらみ、口縁を端反りにした碗形の鉢。外面は八方に金で縁どった染付の捻り文様帯を配し、唐花唐草文そして菊花 文を交互に描いている。見込には染付で草花文を描く。高台内に染付銘「太明年製」。(柴田夫妻コレクション8-409) :肥前・有田 / 1800~60年代
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色絵 桐唐草文 角小皿

資料番号 00233
情報所有館 佐賀県立九州陶磁文化館
特徴 初期色絵の作品であり、見込(みこ)みには色絵で桐、周辺には唐草文様が描かれ口縁部には口銹(口紅)を施している。裏 文様は折(お)れ松葉(まつば)が染付で描かれており、高台内には二重枠内に「福」字が書かれている。隅入の型打(かたうち)成形(せいけい)で、高台は 貼付(はりつけ)高台(こうだい)である。桐は高貴な文様とされていることから、菊とともに皇室の文様とされた。また、公家や武将は下賜されることにより 家紋として使われている。(柴田夫妻コレクション7-75) :肥前・有田 / 1650年代
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染付 牡丹文 水注

資料番号 00234
情報所有館 佐賀県立九州陶磁文化館
特徴 このような形の手付の水注はヨーロッパ向けに輸出されたワイン注器である。オランダのデルフト窯やドイツ、イタリアの窯 などの製品に同類のワイン注器がある。把手の上方に穴があけられているが、これは金属製(銀や錫(すず)など)の蓋をとりつけるための固定用の穴である。 蓋は親指で押して開閉できる仕組みとなる。有田の長吉谷(ちょうきちだに)窯などからの出土品がある。(柴田夫妻コレクション7-314) :肥前・有田 / 1655~70年代
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染付 牡丹蝶文 蝶形小皿

資料番号 00235
情報所有館 佐賀県立九州陶磁文化館
特徴 糸切(いときり)細工(ざいく)によって牡丹の花にとまる蝶を型どった染付の皿である。裏文様は、折枝(おりえだ)牡丹 (ぼたん)文で、高台は高く作り、一種のハート繋(つな)ぎ文を描く。この作品も成形に優れ、絵付けも線描き、点描、濃(だ)みなどが繊細に行なわれてい る。小さいことを感じさせない優品である。(柴田夫妻コレクション7-282) :肥前・有田 / 1660~80年代
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染付銀杏文大皿

資料番号 00236
情報所有館 佐賀県立九州陶磁文化館
特徴 鍋島藩窯で製作された染付のいわゆる尺皿。染付の鍋島製品の中でも優品といえよう。天に伸び行く銀杏とそこにたなびく霞 を描いている。葉は濃み塗の濃淡で表現され、その強弱は見込の中でリズムを生み出している。枝や幹と葉が複雑に重なりあう様子が表現されているが、煩雑で はなく巧みに曲線で皿の丸い円の中で調和している。 :肥前・鍋島藩窯 / 1700~30年代
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色絵山水文壺

資料番号 00237
情報所有館 佐賀県立九州陶磁文化館
特徴 染付線を用いず色絵のみで山水の文様を描いている。こうした明るい色絵の色調はこの時代の特徴でもある。本来蓋付であっ たものであるが、蓋は失われている。このような蓋付壺はヨーロッパ市場で受け入れられ、王侯貴族によって複数個で宮殿を飾るための調度品として求められ た。 :肥前・有田 / 1660~70年代
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色絵 柘榴文 輪花小皿

資料番号 00238
情報所有館 佐賀県立九州陶磁文化館
特徴 初期色絵の作品であり、見込みには柘榴と雲が描かれ、周辺には色絵で如意頭を廻らしている。また、捻輪花の型打成形で、 口縁部には口銹を施している。高台内には色絵で二重枠内に「福」字が書かれている。柘榴の実は吉祥果(縁起のよいもの)とされ、魔除けや子孫繁栄の象徴と して数多く描かれている。柘榴の起源はイラン周辺で、日本へは中国を経て平安時代以前には伝来していたと考えられている。薬用としても昔から広く栽培さ れ、江戸中期には一般にも広く普及していたようである。(柴田夫妻コレクション7-83) :肥前・有田 / 1650~60年代
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色絵 VOC字獅子宝冠文 皿

資料番号 00239
情報所有館 佐賀県立九州陶磁文化館
特徴 オランダ東インド会社の注文により、中国で生産されたものです。中央には紋章、周囲には「CONCORDIA・RES・ RARVAE・CRESCUNT・1728」と入っています。ラテン語で「一つにまとまって小さなものを大きくしよう」という意で、会社のモットーのよう なもの。中央のライオンが持っているのは、本来7本の矢で、オランダの7つの地方を象徴したもので、その下には社章であるVOCが記されています。この文 様は同社が東洋貿易用に1728年に鋳造した銀貨からきたものです。(柴田夫妻コレクション8-178) :中国 / 1728年
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色絵 牡丹鳥文 大皿

資料番号 00240
情報所有館 佐賀県立九州陶磁文化館
特徴 緑・黄・紫の濃い三色の絵の具で、見込いっぱいに牡丹及びそこにとまる二羽の鳥を描いている。文様帯で区切られた口縁付 近にも牡丹が描かれるが、背景は白く、塗り残されている。裏面は、雲気(うんき)文をいっぱいに描き、高台内とともに緑で塗り埋める。高台内に「太明(た いみん)」銘を書く。いわゆる青手(あおで)と呼ばれる有田の初期色絵の中でも1650年代の中期型式で、豪快な作品である。(柴田夫妻コレクション 7-71) :肥前・有田 / 1650年代頃
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染付 獅子菊文 長皿

資料番号 00241
情報所有館 佐賀県立九州陶磁文化館
特徴 染付の型紙(かたがみ)摺(すり)は1670年代頃に始まり、1730年代頃までの間、流行した。本例のようにその後も いくらか行われたが、違いは黒ずんだ青色顔料(呉須)で地を塗りつぶしている点である。(柴田夫妻コレクション8-61) :肥前・有田 / 1740~70年代
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染付楼閣山水文隅入角皿

資料番号 00242
情報所有館 佐賀県立九州陶磁文化館
特徴 江戸後期の鍋島の製品であり、水上に建てられた楼閣と遠景の山々が情感ある風情をかもしだしている。呉須の発色、文様と もに派手さは控えめで上品である。この文様の隅入りの角皿は、安永三年(1774)に「将軍お好みの品」12通りの中に記載された「山水絵中角皿」に該当 するものと推定される。この将軍お好みの品12種類のうちから例年2、3品が鍋島藩からの献上品に含められ、幕末まで繰り返し製作されることとなった。本 製品は鍋島藩の重臣であった中野家に伝わったとされる。(西 幾多氏寄贈) :肥前・鍋島藩窯 / 1810~40年代
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染付白梅文大皿

資料番号 00243
情報所有館 佐賀県立九州陶磁文化館
特徴 江戸後期の鍋島の尺皿。複雑に枝を伸ばした梅樹のみが描かれ、静謐感のただよう余韻ある構図となっている。蕾が枝先に描 かれ、わずかに開花した梅も表現されている。この白梅を描いた大皿は、安永三年(1774)に「将軍お好みの品」12通りの中に記載された「梅絵大肴鉢」 に該当するものと推定される。この将軍お好みの品12種類のうちから例年2、3品が鍋島藩からの献上品に含められ、幕末まで繰り返し製作されることとなっ た。本製品は鍋島藩の重臣であった中野家に伝わったとされる。(西 幾多氏寄贈) :肥前・鍋島藩窯 / 1790~1840年代
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染付金魚文舟形皿

資料番号 00244
情報所有館 佐賀県立九州陶磁文化館
特徴 江戸後期の鍋島の製品例。2匹の金魚と水藻があしらわれた意匠で、皿の形は楕円で左右の端が立ち上がる形態をなしてい る。余白を活かし、あっさりとした印象の製品であるが線描きも濃み塗りも丁寧な作行である。この金魚文の楕円の皿は、安永三年(1774)に「将軍お好み の品」12通りの中に記載された「金魚絵船形皿」に該当するものと推定される。この将軍お好みの品12種類のうちから例年2、3品が鍋島藩からの献上品に 含められ、幕末まで繰り返し製作されることとなった。(西 幾多氏寄贈) :肥前・鍋島藩窯 / 1790~1820年代
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染付金魚沢瀉文盃洗

資料番号 00245
情報所有館 佐賀県立九州陶磁文化館
特徴 見込には5匹の金魚、側面には沢瀉(おもだか)を描く。盃洗は、宴席などで盃を回す際に、盃を洗うために水をたくわえて おく器で江戸後期にはさかんに製作されるようになる。水をたくわえるという用途から、水にまつわる意匠がとりいれられたのであろう。製作地は鍋島藩窯が あった大川内山の可能性が高い。(西 幾多氏寄贈) :肥前 / 1850~90年代
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色絵牡丹唐草文蓋付鉢

資料番号 00246
情報所有館 佐賀県立九州陶磁文化館
特徴 裏に元禄年間の紀年銘をともない、「柿」と入れる一群の作例があることが知られ、これらは「元禄柿(げんろくかき)」と 通称されている。元禄柿の製品は総じて上質で、染付の青を伴い、濃厚な赤絵具が使用されているものが多い。この作例は「元禄八乙亥 柿」と高台内に記され ていることから、元禄八年(1695年)に製作された柿右衛門一統の製品であると考えられる。精巧なつくりは、当時技術的に優れた陶工によって作られたこ とをしのばせる。(工藤吉郎氏寄贈) :肥前・有田 / 元禄八年(1695)
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染付山水文水指

資料番号 00247
情報所有館 佐賀県立九州陶磁文化館
特徴 初期伊万里の水指の中でも優品である。胴部を三段に締めた形態をなし、上段に花唐草文を二方にほどこし、中段に山水文、 下段に松と梅が描く。筆致はのびやかで、呉須の発色も良い。口縁を外反させ口唇部は内側に広がりそのまま蓋受け部を作る。蓋受け部に釉薬がかかり、共蓋で はなかったことがわかる。(佐賀県重要文化財) :肥前・有田 / 1610~30年代
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