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堀井謄写堂製「字消し剤」

資料番号 00007
情報所有館 山形謄写印刷資料館
特徴 「字消し剤」とは戦後「修正液」として普及したものであり、戦前の瓶だけでなく箱も残っている修正液は珍しい。その他に も戦前に使用されたインキ・鉄筆も残っており、そのほとんどが「堀井謄写堂製」である。 年代:1930年代
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堀井謄写堂製戦前ヤスリ

資料番号 00008
情報所有館 山形謄写印刷資料館
特徴 ヤスリには方眼(ABC)・斜体(ABC)・宋朝・絵画・線引・模様大別すると6種類があり、模様ヤスリの柄は何十種類 もある。材質は一般には木枠に鉄製のものが大部分だが、何種類かのヤスリがコンパクトにセットになったものや、珍しいガラスヤスリ等が存在する。当館では 古くは明治末期から戦前の堀井製、戦後の堀井・王冠・シャチ・ホースといった主メーカーの製品を保有している。また戦後、ヤスリ1枚につき1枚草間京平ら が制作した色刷りの解説書が付いていた。作品的にも高度であり、数十種類が存在する。 年代:1930年代
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ゲステットナー360謄写輪転機

資料番号 00009
情報所有館 山形謄写印刷資料館
特徴 ゲステットナー社は英国の印刷機メーカーであり、360謄写輪転機は戦後印刷会社などにかなり普及した機械である。配色 はグレーを基調として、ボタンが赤・青・黄色の3原色で表示されている。1950年代においては先進的な工業デザインとしても有名な機械であった。当館は 2台保有しているが、残念ながらいずれも可動品ではない。 年代:1950年代
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ゲーハー謄写輪転機

資料番号 00010
情報所有館 山形謄写印刷資料館
特徴 ドイツ製謄写輪転機であり、戦後に輸入された。ゲステットナー360機と同時期の機械だが、堅固であり、機械の上に照明 用の電灯がついているのが特長である。ゲステットナー360機に比べ価格が高かったからか、操作がしにくかったからか、輸入機総数が少なく、残存機はほと んど無い。当館では1950年代の初期機と、かなり後の機械の2種類が存在するが、残念ながら可動品でなく、残存部品も不完全である。 年代:1950年代
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ヤスリ入れ

資料番号 00011
情報所有館 山形謄写印刷資料館
特徴 俳優、佐藤 慶さんが製作・保有していたもの。佐藤 慶さんは1950年代に昼の劇団活動だけでは生活できなかったの で、夜はガリ版印刷物制作で生計をたてていた。このヤスリ入れは佐藤さんがレコード入れをヤスリが入るように改良したもので、他には見られないユニークな ものである。上がヤスリ入れ、下が鉄筆入れとなっている。あたかも「ヤスリ入れ」のために作られたような外観であり、素晴らしい逸品でもある。 年代:1952年頃
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萬古謄写印刷機

資料番号 00012
情報所有館 山形謄写印刷資料館
特徴 萬古(バンコ)は大阪のメーカーであり、サカタとともに関西の大手製造メーカーとして君臨した。萬古・サカタの謄写印刷 機は紙置きの部分がガラスになっており、自社マークがプリントされている。これは東京製品には見られないものであり、きれいな印象を与える名機である。 年代:1960年代
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鉄筆研磨機(草間京平作)

資料番号 00013
情報所有館 山形謄写印刷資料館
特徴 不世出の謄写印刷名人草間京平は謄写印刷技術の向上のための研究を生涯かけて追及し、同時に謄写印刷機資材の改良にも情 熱的に取り組んだ。鉄筆研磨機は何十年もの研究に末に1965(昭和40)年に完成・発売された。鉄筆による謄写印刷の最盛期を過ぎており、あまり効果が 無かったからか、ほとんど売れなかった。残存数はほとんど無い。草間京平の遺品であり、孔版作家本間吉郎氏からの寄贈品である。 年代:1965年
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堀井謄写堂案内ハガキ

資料番号 00014
情報所有館 山形謄写印刷資料館
特徴 堀井謄写堂外務員が地方出張する際にその日時を通知するハガキである。堀井謄写堂のハガキは、その他に注文確認書や納品 書等にも用いられた。当館保有堀井謄写堂ハガキは1906(明治39)年のものが最古で、その当時は堀井謄写堂独占製造・販売の時期であり、明治期の販売 方法が窺い知れる資料である。 年代:1906年
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堀井謄写堂商品カタログ

資料番号 00015
情報所有館 山形謄写印刷資料館
特徴 堀井謄写堂製の製品カタログ。当館では明治40年前後・大正期・昭和3年のものの3種類を保有している。謄写輪転機をは じめ印刷機・ヤスリ・小物から文具まで取扱品目は幅広く、堀井謄写堂は謄写印刷機器だけでなく、総合文具メーカーであった。カタログも豪華であり、表紙は 石版印刷の手の込んだもので、特に昭和3年のカタログの表紙は美術的にも一級品である。 年代:1920年代
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林商店商品カタログ

資料番号 00016
情報所有館 山形謄写印刷資料館
特徴 林商店は昭和初期から戦前戦後を通じて堀井・昭和謄写堂と並んで大手卸売業者でもあった。ホースブランドでの製造・小売 も行っており、この1928(昭和3)年製カタログは全ページ写真入りの石版印刷である。豪華なカタログからその当時の繁栄ぶりが窺える。 年代:1928年
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日本謄写芸術院会員作品

資料番号 00017
情報所有館 山形謄写印刷資料館
特徴 日本謄写芸術院は1930(昭和5)年、宮川 良が興した謄写印刷技術研究・普及団体であり、定期的に新聞・制作見本作 品集を発行した。作品集には草間京平や芥川清巳・岩根豊秀・鈴木藤吉といった名人たちが次々と作品を発表した。当館には1933(昭和8)年前後の同人作 品十数点が保存されている。日本謄写芸術院は太平洋戦争中の1942(昭和17)年、軍部からの圧力によりその活動に終止符を打った。 年代:1935年前後
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草間京平日本謄写芸術院作品

資料番号 00018
情報所有館 山形謄写印刷資料館
特徴 草間京平は日本謄写芸術院の技術顧問を務めており、日本謄写芸術院のために制作した作品が残されている。本名の「佐川義 高」で発表したもので、十数回重ね刷りを行った作品もあり、それらの作品は人間業を超えた美術作品として評価されている。当館には1933(昭和8)年に 制作された「台湾地図」「光と静寂とに恵まれた美術謄写印刷研究家工房」等数点が保存されている。 年代:1933年
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謄写印刷教則本(戦前)

資料番号 00019
情報所有館 山形謄写印刷資料館
特徴 戦前の謄写印刷教則本で当館保有のものは、芥川清巳「ゴシック書体の製版と印刷」野末亀治「謄写印刷の秘法」本山桂川 「謄写印刷の栞」等数冊あり、中でも芥川清巳の教則本は日本謄写芸術院から発行され、内容の素晴らしさは草間京平らから賞賛され、戦前を代表する優れた教 則本としての評価が高い。 年代:1930年代
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昭和10年前後のカフェチラシ

資料番号 00020
情報所有館 山形謄写印刷資料館
特徴 鈴木藤吉の作品。鈴木藤吉は山形県置賜地域で戦前に謄写印刷を営んでおり、日本謄写芸術院会員でもあった。現在約400 枚の謄写印刷チラシが現存しており、特にカフェのチラシは昭和初期当時の世相を反映した内容となっている。宮内町(現南陽市)の「ギンネコ」「キネマ」 「キネヤ」「宮沢」をはじめ、高畠町の「ハトミネ」等数点が現存している。 年代:1930年代
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昭和10年前後のチラシ

資料番号 00021
情報所有館 山形謄写印刷資料館
特徴 鈴木藤吉の作品。鈴木藤吉の作品は現在約400枚の謄写印刷チラシが現存している。靴屋・呉服屋・食堂等これらのチラシ は昭和初期当時の世相を反映した内容となっている。また、技術的にも手書きとは思えないような文字・イラストや、挿絵は技術水準の高さを示したものであ る。 年代:1930年代
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友野康夫作百人一首

資料番号 00022
情報所有館 山形謄写印刷資料館
特徴 友野康夫は岡山県の謄写印刷人である。戦後になって刊行した「孔版 楷体書鑑」は名著として知られる。戦前から名人とし て知られ、代表作がこの百人一首である。わずか名刺大の大きさの紙に百人一首を謄写印刷で筆耕・印刷したもので、米粒のような文字を拡大すると一文字一文 字はっきりと文字が読める人間業を超越した作品となっている。 年代:1930年代
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太平洋戦争中チラシ

資料番号 00023
情報所有館 山形謄写印刷資料館
特徴 鈴木藤吉の作品。太平洋戦争時の印刷物はわずかに2枚だけなのだが、「撃ちてしやまん」「敵性非国民」「戦車も軍艦もわ れわれの貯蓄から」といった内容は戦時中の世相を表し、貴重な資料となっている。 年代:1943年
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昭和謄写堂教則本

資料番号 00024
情報所有館 山形謄写印刷資料館
特徴 昭和謄写堂が刊行した教則本は十数冊あるが、その中でも「初等教本製版編(浅野一郎著)」と「初等教本印刷編(千田規之 著)」「楷書書体教範(三好 進著)」の三部作が著名であり、特に浅野一郎著初等教本製版編は1949(昭和24)年初版から1960年代末まで数十版を 重ねた。表紙は4種類存在している。初等教本についての近年の田中 栞氏の研究(「あうる」第86・87号)が秀逸である。 年代:1949年
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昭和謄写堂月報(全102巻)

資料番号 00025
情報所有館 山形謄写印刷資料館
特徴 昭和謄写堂は戦前の数年間と、戦後は1948(昭和23)年から61(昭和36)年まで延べ102号まで謄写印刷の技術 指標となった機関紙「昭和堂月報」を発行し続けた。幅 弓之助社長を中心として草間京平・千田規之・若山八十氏ら名人たちが寄稿し、製版印刷の大部分を小 針美男が務めた。後年創刊号から101号まで昭和堂に残っていた残部を70組限定で箱に入れて頒布した。当館ではそれに「幻の102号」を加え全巻保存さ れている。 年代:1948-60年
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若山八十氏個人誌「孔版」

資料番号 00026
情報所有館 山形謄写印刷資料館
特徴 若山八十氏の個人雑誌「孔版」は戦前に24冊、戦後1946(昭和21)年から56(昭和31)年まで約90冊が定期的 に刊行された。そのいずれも高度な技術と美術的色彩による作品であり、謄写印刷作品の最高峰の一つとして今も輝きを失っていない。当館では戦後の第6号か ら第88号までの中で52冊が保存されてある。他に若山作品では「魔法の鳥」「妖しい時間」「河童愛情記」等の孔版絵本があり、特に「魔法の鳥」は発泡ス チロールに印刷し、製本された日本一軽い絵本ではないかと思われる不思議な本である。 年代:1940年代
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