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フィッシャートロプシュ法による人造石油製造に関わる資料

京都大学の喜多源逸研究室で、1927(昭和2)年から、フィッシャートロプシュ法(FT法)触媒の基礎的研究が開始され、入手容易で安価な鉄系触媒を開発。戦前・戦中の日本の石油不足を解消するため国策として工業化が進められた。児玉信次郎教授らが中心となり、京都大学化学研究所で中間工業試験、北海道人造石油の留萌研究所での加圧式による工業試験の成功(1942年)を経て、1944(昭和19)年8月北海道滝川市で鉄触媒本格炉の試運転が始まったが、まもなく終戦となった。化学研究所には人造石油試料(試薬瓶 6 本)と、合成用触媒(試薬瓶 4 本)のほか、実験ノートや実験装置の写真集などが残っている。

情報所有館 : 京都大学化学研究所 碧水舎 


高圧法低密度ポリエチレンのパイロット試験資料

高圧法ポリエチレンの国産化が重要課題とされていたことから、1944年1月に京都大学の児玉信次郎教授らが研究を開始し、3月に少量の試料を得て終戦を迎えた。戦後、電電公社から研究委託を受け、研究を再開している。保存されている資料は1951(昭和26)~1953(昭和28)年に京都大学化学研究所で行われた高圧法低密度ポリエチレン連続工業化パイロット試験の設計図及び関連資料。実験ノート、設備写真とガラス乾板、1954年のものと推定される内部報告書などが残されている。

情報所有館 : 京都大学化学研究所 碧水舎 


ガス検査器

坑道先端の石炭採掘現場で使用されたガス検査道具。円筒形。高さ29cm、直径9cm。年代:昭和32年7月製。

情報所有館 : 美祢市歴史民俗資料館 


無煙炭

約2億3000万年前(中生代三畳紀後期)の植物に起源する無煙炭。この資料は無煙炭としては大型の塊炭。高さ約95cm、幅約55cm、奥行約30cm。

情報所有館 : 美祢市歴史民俗資料館 


関東大震災による建物の被害調査

「大正十二年九月一日 関東地方大震火災による建物の被害調査」清水組(現 清水建設)設計部によりまとめられたもの。清水組が設計・施工に携わった建物についての調査結果が記されている。第一編から第六編の構成となっており、第一編には190棟の建物(鉄骨造、鉄筋コンクリート造、煉瓦造、木骨造、日本家に分類)について被害状況が整理されており、第二編から第四編にかけて、特に49棟の建物について、より詳細な被害分析が記されている。第四編と第五編は作成中として未完で、第六編は付録となっている。年代:1924年

情報所有館 : 清水建設 技術研究所 建設技術歴史展示室 


関東大震災による建物の被害調査 附図

「大正十二年九月一日 関東地方大震火災による建物の被害調査」附図は、第一編~第三編に関わる調査図(青焼き図面に彩色)。表紙、凡例を含め71枚。年代:1924年

情報所有館 : 清水建設 技術研究所 建設技術歴史展示室 


リベット(鋲)

リベット接合は孔をあけた複数の鋼板に片側から赤熱したリベットを挿入し、ハンマーで反対側の頭部をかしめて(叩き潰す)鋼板どうしを緊締する工法。その施工前のリベット。年代:1950年代

情報所有館 : 清水建設 技術研究所 建設技術歴史展示室 


鋲焼箸

火床にいれて約1100℃に熱せられたリベットをつかみ、接合場所にいる職人に、投げて渡す長さ80cm程度の鉄製箸。年代:1950年代

情報所有館 : 清水建設 技術研究所 建設技術歴史展示室 


取次箸

投げられたリベットを受け取った鋲受缶からつかみ出し、接合部の孔に差し込む際に用いる長さ30cm程度の鉄製箸。年代:1950年代

情報所有館 : 清水建設 技術研究所 建設技術歴史展示室 


鋲受缶

投げられたリベットを受け取るためのラッパ状に開いた鉄製の缶。年代:1950年代

情報所有館 : 清水建設 技術研究所 建設技術歴史展示室 


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