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昭和初期、おもに綿の動力織機用よこ管巻として製作され、中・小の織布工場で広く使われていました。2個の椀状のローラによこ管をはさんでローラの傾斜に沿ってよこ糸を巻き上げていきます。よこ糸は直立した棒に支えられ、機械下部のチーズから出たよこ糸は張力付与装置を経て巻き上げられ、満管になると下部の穴から棒が外れて回転が止まります。年代:1925年頃
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従来のリング精紡機では限界とされていた高速化を目標に開発された精紡機です。毎分3万以上で回転するロータに、スライバーから一本一本ほぐされた繊維をロータの吸引気流により搬送します。次に遠心力でロータの壁にはりついた繊維束をロータの対向方向にあるネーブル中央の穴から次々に引き出すとロータが回転しているため、引き出した繊維束には撚りがかかって糸になります。展示機は1973年株式会社豊田自動織機製作所製で、20ドラムに短縮したものです。
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レピアとは細身の剣のことで、先端のヘッドでよこ糸を掴み、それを開口したたて糸の片側から中央に運んで、もう片側のヘッドに受け渡してよこ入れをします。無杼織機の中では、最も早くから実用化されました。多くの機種が製造されており、ドビーやジャカード機を用いて多色よこ入れと組み合わせた高級織物、インテリア織物等が得意分野です。展示機は、1990年津田駒工業製のものです。
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展示機は、1933年に大隈鉄工所が製作した日本で最初のレピア織機です。今日の無杼織機のさきがけとなったもので、棒状レピアを使用したこの織機は、騒音や振動が小さく、よこ管巻き工程が省略できるなどの利点で注目されました。
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よこ糸を把持した鉄砲の弾のような形のグリッパをはじき飛ばしてよこ入れをします。グリッパの重さはシャットルの約1/10と軽量(約40g)のため、よこ糸を挿入するエネルギーが少なく、またシャットル織機では困難な超広幅の織物を織ることができます。おもに毛織物、太番手織物、超広幅織物、多色織物等の付加価値の高い織物に使用されています。展示機は、豊田スルザー社が1977年に製作したものです。
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精紡機でつくられた糸をより大きな巻取りパッケージ(チーズまたはコーン)に巻きけします。この時、糸の品質をチェックし、不良部分が有ればカットし取り除かれ、エアスプライサにより、結び目のない糸つなぎが行われます。展示機は1993年村田機械製のものです。
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超高速コンピュータやサーボモータなどにより、綿を引伸ばすローラの回転数を自在に変化させスラブヤーンなど様々な糸が高速で生産できます。糸の太さは、液晶パネルによりギヤを交換せずに調整できるようになっています。また、糸の表面の毛羽を少なくする装置もにより、滑らかで美しい糸ができます。さらに、ボビンを一斉に交換するアートドッファーにより、段取り替え時間を大幅に短縮できます。展示機は、2007年株式会社豊田自動織機製のものです。
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精紡機の粗糸が残り少なくなると、作業者が満管の粗糸ボビンと交換し、旧粗糸と新粗糸をつなぐ作業をしていました。粗糸替機は、精紡機からの粗糸替指令により、残量の少ない粗糸ボビンと満管の粗糸ボビンを交換します。この時、旧粗糸と新粗糸を自動的につなぎます。1台で数十台の精紡機に対応することができます。展示機は、1993年に株式会社豊田自動織機が発表したものです。
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粗紡機から精紡機への粗糸満ボビンの運搬、精紡機から粗紡機への粗糸空ボビンの運搬を全て自動的に行うものです。従来、粗紡機と精紡機間の満ボビンあるいは空ボビンの運搬は作業者が運搬台車を使って行っていましたが、この搬送装置により人手による運搬作業がなくなりました。展示機は、1993年株式会社豊田自動織機製のものです。
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粗紡機は、粗糸の巻径の増加に合わせて、ボビン回転数の減少を機械式変速装置で行い、紡出テンションを一定に保っていました。この粗紡機では、光センサで紡出テンションを検出しつつ、電子制御によるモータ単独駆動に変えてボビン回転数の制御を行い、さらなる高速化を実現しています。展示機は、1993年株式会社豊田自動織機製のものです。
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