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稲佐悟真寺墓地

悟真寺は稲佐山の麓に位置し、慶長3(1598)年の創建という、長崎近郊では最初に再興された浄土宗の寺院である。裏山に広がるその墓地は、早くから長崎で客死した中国人やオランダ人の埋葬に当てられており、幕末以降には来航したロシア人なども加えられて、それぞれに区画された墓域をなす国際墓地を形成していた。画面左手の松林の向こうにロシア正教の礼拝堂があり、中央下に蓮池に架かる石橋が見えることからして、現在の「悟真寺国際墓地」入り口に当たる。(上野彦馬撮影 明治初期  印画紙サイズ21.0×27.4cm)

情報所有館 : 長崎大学附属図書館 


長崎製鉄所

日本が開港する前の安政4(1857)年に、幕府は長崎港の西側、飽の浦地区で、オランダ人ハルデスの指導のもとに、大型船の建造を目的とした長崎製鉄所の建設を始め、文久2(1862)年に完成させた。この長崎製鉄所は、主に機械施設が中心の工場であった。二本の煙突のある鍛冶場はボイラー室で煉瓦造の建物である。その右の建物は、日本で最初に鉄製のトラスの小屋組を採用した轆轤(ろくろ)盤細工所で、多くの工作機械が据え付けられていた。明治4(1871)年に工部省所管「長崎造船局」と改称。(上野彦馬撮影 明治初期 印画紙サイズ20.4×26.9cm)

情報所有館 : 長崎大学附属図書館 


野母の観音寺

撮影は明治6(1873)年頃。写されているのは野母崎の御崎円通山観音禅寺である。観音堂には、弘化3(1846)年、川原慶賀の描いた4枚の絵や石崎融思の作品を含む150枚の天井絵が、長崎町民などから寄進されている。写真に写されている半円アーチ型の第一石門は、寛政10(1798)年、長崎町民と御崎村の人々が寄進した。石工は彦兵衛。長崎から七里(約28キロ)と離れているが、彦馬は長崎の代表的古刹としてこれを撮影したようである。
(上野彦馬撮影 明治初期 印画紙サイズ22.3×28.3cm)

情報所有館 : 長崎大学附属図書館 


樺島湊

明治初期頃の樺島湊。湾奥の金比羅神社から脇岬方向の、湊内の船の輻輳する状況を撮影したもの。樺島湊は、江戸時代以前から長崎港に出入りする船の、風待ち、潮待ちの湊として繁栄してきた。明治時代になっても、遠くから多くの物資を運搬するための主要運搬手段は、沿岸を航行する船であった。湊内に停泊する廻船の数から、明治初頭の繁栄した樺島村の状況が分かる貴重な写真である。写真前方の島は、現在樺島大橋が架設されている中島、後方の山は左が遠見山、中央が殿隠山である。(上野彦馬撮影 明治初期 印画紙サイズ20.7×28.0cm)

情報所有館 : 長崎大学附属図書館 


120フィルムカメラ フジカシックス1A

富士フイルムが発売した初めてのカメラ。120フィルムを使用する6×6センチ判のスプリングカメラで、レンズは75ミリF4.5を装着。その後レンズをF3.5付としたフジカシックス1Bを発売し、シャッター速度を高速化した機種やフラッシュシンクロ端子を付加したフジカシックス1AS,フジカシックス1BSなどシリーズ化して発売された。年代1948年

情報所有館 : フジフイルム スクエア 写真歴史博物館 


120フィルムカメラ スーパーフジカシックス

本体をダイカスト製にして丸味を帯びたデザインとし、連動距離計を装備した6×6センチ判のスプリングカメラ。スタートマークによるフィルム自動巻止め機構を採用したモデル。年代1955年

情報所有館 : フジフイルム スクエア 写真歴史博物館 


120フィルムカメラ フジカフレックスオートマット

120フイルムを使用する6×6センチ判の二眼レフカメラ。レンズ前板繰り出しと前玉回転を併用して最短70センチまでの接写が可能なほか、ひとつのノブで焦点調節とフィルム巻き上げを兼用している。また、シャッターボタンの位置が左右に変更できるなど、独創的機構を有して話題を呼んだ。レンズはフジナー83ミリF2.8を装着。年代1954年

情報所有館 : フジフイルム スクエア 写真歴史博物館 


120フィルムカメラ フジペット

絞りを絵表示としたほか、シャッターチャージとレリーズの順番を数字で表示するなど扱い易さに徹し、児童や写真初心者向けの「芽生えカメラ」として計画された画面サイズ6×6センチ判のボックスカメラ。レンズフードは鏡胴部から引き出す方式を採用している。シャッター速度は開放(B)と1/50秒単速度を備える。年代1957年

情報所有館 : フジフイルム スクエア 写真歴史博物館 


120フィルムカメラ フジペットEE

「フジペット」を基本に一枚羽根の絞りを使用した自動露出(AE)機構を付加したモデル。受光体にはセレン光電池を採用していた。レンズは固定焦点式の70ミリF11を装着し、シャッター速度は1/60秒単速度のみとなっている。年代1961年

情報所有館 : フジフイルム スクエア 写真歴史博物館 


35ミリカメラ フジカ35M

富士フイルム初めての35ミリカメラ。焦点調節機構に通常多く用いられるヘリコイドではなく直進スライド式シリンダーを採用してる。また、フィルム巻き戻しクランクをボディ側面に設けた独特の構造となっている。レンズは45ミリF2.8を装着。年代1957年

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