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からくり師大野弁吉が細工時の使用したと伝えられる算木。算木とは中国から伝来した計算用具で、棒状の直方体を縦または横に並べて数を表し、配列を動かすことで四則演算・開平・開立等を計算した。日本では関孝和が計算方法を改良して和算が飛躍的に発達したといわれる。これにより弁吉が高度な関流和算を習得していたことがわかる。
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からくり師大野弁吉作の木彫。中国三国時代の蜀の武将である関羽・張飛両将の姿を杏の木で彫刻したもので、その弁吉の彫刻師としての高度な表現力がいかんなく発揮されている。個人蔵
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からくり師大野弁吉作の木工細工。弁吉は根付、その他飾り物置物等の地域の需要に応じた身近なものを多く製作しているが、この蝦の細工は腹部に弁吉の号「一東」が彫刻されており、彫刻師としての腕の確かさをいかんなく発揮したものである。個人蔵。
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からくり師大野弁吉作の金工細工。弁吉は根付、その他飾り物置物等の地域の需要に応じた身近なものを多く製作しているが、この蟹の細工は緻密な写実的表現で、金工師としての弁吉の高い技術力がよく発揮されている。個人蔵。
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からくり師大野弁吉は印籠や煙草入れの根付、その他飾り物置物等の地域の需要に応じた身近なものを多く製作した。なかでも根付細工はその技量をいかんなく発揮しており、この蛤の根付は、大蛤(蜃)が気を吐くと楼台ができる(蜃気楼)という中国の伝説に基づいた細工で、口を開いた刳り彫りの蛤の中に、碁を楽しむ人物が見える細密な描写は人々を大いに驚かす。個人蔵。
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からくり師大野弁吉作と伝えられている台付からくり。台の側面にあるハンドルを回すと、台の中に仕掛けた紐の動きで、人形が太鼓をたたき、童児が舞う仕組みである。
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からくり師大野弁吉作と伝えられている台付からくり。台の側面にあるハンドルを回すと、台の中に仕掛けた紐の動きで、人形が太鼓をたたき、鯉が滝を昇り洞穴の中に姿を消すのを繰り返す仕組みとなっている。
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