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水車を動力とした刻み機。ぜんまい刻み機は簡単な操作で良質のたばこを生産できたが効率は悪く、足踏みぜんまい刻み機などが考案された。さらに動力の導入が検討され、明治10年代以降は水力や蒸気機関といった動力を用いたぜんまい刻み機が普及した。神奈川県秦野地方ではこうした動力を利用したたばこ製造業者が多く存在し、水車ぜんまい機械の増加届といった文書も残されている。年代:明治期
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木村商店は米国産シガレット「ホーク」「ゴールドコイン」や、英国産シガレット「ハート」「キング」の輸入販売、製造販売を行った明治のたばこ商。両切たばこを主力とするため同業の村井兄弟商会と衝突することが多かった。村井の「ヒーロー」に対抗して「ハーロー」を出して商標権争いも起こしたが、明治33年には村井に買収され、その一販売店となった。写真の荷車には木村商店の銘柄が記されており、民営時代の小売の様子を伝えている。年代:明治期
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たばこの自動販売機は明治期から繰り返し試作された。実際に普及するには時間を要し、昭和8年に上野駅に設置されたほか、一部の地域で使われるようになった。この資料は昭和10年頃の三裕社製で、「朝日」「みのり」「ゴールデンバット」などを販売し、硬貨を入れて押し棒を押し込むとたばこと釣り銭が出るという仕組みになっている。
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鋼鉄製の火打金と石英の火打石を打ち合わせることで火花を出し、火口に火を移した。火口から付け木、さらに炭に移すなどして火を保管した。火打石や火打金は、蓋付の火口入れがついたの火打箱にまとめられた。
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火打石、火打金などの火付道具を携帯用にまとめたもの。袋の端に組み込まれた金と火打石を打ち合わせて使う。鎌倉時代頃には風俗画や物語にも描写があり、たばこ入れよりも以前から腰に提げて使う袋物として利用されていた。江戸時代にはたばこ入れを腰から提げるようになり、火打袋の使用頻度は減少したとされるが、たばこ入れに収納できる形態のものも見られる。
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加賀のからくり師大野弁吉が発明したといわれる発火具。真鍮製の俵形で4センチにみたない本体は、蓋をあけると左半分に発火機構が仕込まれており、火口をつめる窪みと鉄の突起がある。右には火打石を付けた鉄の腕があり、火口の側に倒れ込んでいる鉄の首をもちあげ、ボタンを押すとバネと連動した火打石のセットされた鉄の首のストッパーが外れて前方に倒れ込む。このとき火口上部にある鉄の突起と火打石がぶつかって火花が飛び、火花が火口に飛び移る、という仕組みで従来の火付け道具よりも容易に火をつけることが出来た。年代:19世紀
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羅宇きせるを修理、掃除する羅宇屋の仕事道具を積んだリヤカー。羅宇屋は、きせるの中継部分である、羅宇のすげ替えや、雁首・吸口部分の掃除など、きせるの修理を請負った。江戸時代の羅宇屋は背負子もしくは棒手振で修理道具を持ち歩いたが、この羅宇車は自転車で牽引できるようにリヤカーを改造している。東京最後の羅宇屋中島留四郎氏が使用していたもの。年代:昭和20年頃
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羅宇車に載せられている釜。羅宇竹のすげ替えには雁首部分を加熱して緩める必要があり、その熱源として釜でお湯を沸かした。お湯が沸くと、釜上部にある小笛を鳴らして客に知らせる役割もあった。年代:昭和20年頃
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