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色絵 松唐人文 輪花大皿

口縁部を18弁の波縁形に作った大皿。見込には松下の崖に座して釣をする唐人が赤、黄、緑の色絵で描かれている。周囲の 四方には木瓜形の窓を設け、松、梅、椿などの花文が色絵で描かれている。またそれらの間には、色絵で三つ葉の花を描いた丸文を配している。背景の地文は染 付で青海波、七宝繋ぎ、毘沙門亀甲、そして四方襷で埋め、周囲は白抜きの唐草文を廻らす。外面の中ほどには四方襷の帯が描かれ、染付と色絵で彩られてい る。高台内に染付銘「福」。初期色絵の大作である。(柴田夫妻コレクション7-68) :肥前・有田 / 1640~50年代

情報所有館 : 佐賀県立九州陶磁文化館 


青磁 貝文 貝形皿

この青磁の貝形皿が収納されていた箱には「青磁□□皿 廿」と側面に記され、底面には「享保四年 亥極月三日 茶屋 □□」とあります。そこから、この製品が享保四年(1719年)頃に製作され、使われていたことがわかります。このように、年号の記された箱をともなって 伝わっている貴重な資料もあります。(柴田夫妻コレクション8-177) :肥前・有田 / 1700~20年代

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染付 山水花卉文 輪花大皿

一風変わった口作りをした大皿。口縁部の三方を稜花形に作り、その間を弧状に切り欠いている。見込には山水楼閣をあらわ し、周囲四方に如意頭状の窓を設け、そこに簡略な花弁文を描いている。背景はびっしりと七宝繋ぎ文を描き、呉須を塗り込めている。外周は二方に蔓草を配し ている。高台内ハリ目跡1個。17世紀中頃の力強い染付作品の優品である。(柴田夫妻コレクション7-130) :肥前・有田 / 1655~60年代

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染付 五弁花紗綾形文 皿

1670~90年代に技術的に完成期を迎えた有田では、画一化された意匠の絵付を省力化して表す方法が考案される。型紙 (かたがみ)摺(すり)、次いでコンニャク印判である。これは両者の方法を併用した作品。(柴田夫妻コレクション8-47) :肥前・有田 / 1680~1710年代

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色絵 捻花唐草文 鉢

腰部がふくらみ、口縁を端反りにした碗形の鉢。外面は八方に金で縁どった染付の捻り文様帯を配し、唐花唐草文そして菊花 文を交互に描いている。見込には染付で草花文を描く。高台内に染付銘「太明年製」。(柴田夫妻コレクション8-409) :肥前・有田 / 1800~60年代

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色絵 桐唐草文 角小皿

初期色絵の作品であり、見込(みこ)みには色絵で桐、周辺には唐草文様が描かれ口縁部には口銹(口紅)を施している。裏 文様は折(お)れ松葉(まつば)が染付で描かれており、高台内には二重枠内に「福」字が書かれている。隅入の型打(かたうち)成形(せいけい)で、高台は 貼付(はりつけ)高台(こうだい)である。桐は高貴な文様とされていることから、菊とともに皇室の文様とされた。また、公家や武将は下賜されることにより 家紋として使われている。(柴田夫妻コレクション7-75) :肥前・有田 / 1650年代

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染付 牡丹文 水注

このような形の手付の水注はヨーロッパ向けに輸出されたワイン注器である。オランダのデルフト窯やドイツ、イタリアの窯 などの製品に同類のワイン注器がある。把手の上方に穴があけられているが、これは金属製(銀や錫(すず)など)の蓋をとりつけるための固定用の穴である。 蓋は親指で押して開閉できる仕組みとなる。有田の長吉谷(ちょうきちだに)窯などからの出土品がある。(柴田夫妻コレクション7-314) :肥前・有田 / 1655~70年代

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染付 牡丹蝶文 蝶形小皿

糸切(いときり)細工(ざいく)によって牡丹の花にとまる蝶を型どった染付の皿である。裏文様は、折枝(おりえだ)牡丹 (ぼたん)文で、高台は高く作り、一種のハート繋(つな)ぎ文を描く。この作品も成形に優れ、絵付けも線描き、点描、濃(だ)みなどが繊細に行なわれてい る。小さいことを感じさせない優品である。(柴田夫妻コレクション7-282) :肥前・有田 / 1660~80年代

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染付銀杏文大皿

鍋島藩窯で製作された染付のいわゆる尺皿。染付の鍋島製品の中でも優品といえよう。天に伸び行く銀杏とそこにたなびく霞 を描いている。葉は濃み塗の濃淡で表現され、その強弱は見込の中でリズムを生み出している。枝や幹と葉が複雑に重なりあう様子が表現されているが、煩雑で はなく巧みに曲線で皿の丸い円の中で調和している。 :肥前・鍋島藩窯 / 1700~30年代

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色絵山水文壺

染付線を用いず色絵のみで山水の文様を描いている。こうした明るい色絵の色調はこの時代の特徴でもある。本来蓋付であっ たものであるが、蓋は失われている。このような蓋付壺はヨーロッパ市場で受け入れられ、王侯貴族によって複数個で宮殿を飾るための調度品として求められ た。 :肥前・有田 / 1660~70年代

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