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染付 瓢箪鳳凰文 輪花皿

内側面に陽刻の瓢箪形(ひさごがた)の窓を均等に5個配置し、それぞれに鳳凰(ほうおう)を描いている。これらの間も羽 を広げた鳳凰と唐草文により埋められているが、中央の見込(みこ)みは白抜きである。 ロクロ型打ち成形により精巧に作られた染付皿で、口縁部は口銹(く ちさび)が施されている。成形、意匠、絵付など、いずれも高度で優れた技術によって作られた、17世紀後半の有田磁器の到達点の一つを示す名品であ る。(柴田夫妻コレクション7-310) :肥前・有田 / 1660~80年代

情報所有館 : 佐賀県立九州陶磁文化館 


染付 山水扇波文 輪花大皿

富士山の絵が描かれた扇を六面配置し、扇の間を波の文様(青海波(せいがいは)文)で埋めています。また、口縁部にも波 頭文が一周しています。中央には風景の文様が描かれていますが、うねる波と遠景に四隻の帆かけ舟が描かれていることから、浜辺の情景であると思われま す。(柴田夫妻コレクション8-126) :肥前・有田 / 1690~1710年代

情報所有館 : 佐賀県立九州陶磁文化館 


染付 梅雲気七宝文 耳付壺

首が比較的長く、肩をはらず胴部が丸い形状をなす1630~40年代の特徴をもった壺である。高台をつくらず底部を削り こみ、底部内の一部は無釉(むゆう)である。肩には5つの縦耳(うち2つのみ残存)をもち、鎬(しのぎ)状の浅いヘラ彫りがめぐらされている。窓の中には 花卉(かき)文を描き、地文様(じもんよう)は渦(うず)文、雲気(うんき)文、七宝(しっぽう)繋(つなぎ)文をほどこしている。いずれも同時代の皿な どの製品にも多用された文様である。(柴田夫妻コレクション7-8) :肥前・有田 / 1630~40年代

情報所有館 : 佐賀県立九州陶磁文化館 


染付 獅子牡丹桜花菊花梅文 大皿

大皿の名品であり、見込みには獅子と牡丹、葡萄唐草が繊細な筆致で描かれている。周辺部には捻りの白抜きにより区画さ れ、七宝繋に桜花散と菊花散、菱文様に梅樹と変化に富んだ脇文様が見られる。高台内には染付で二重枠内に「福」字が書かれている。見込みに描かれた獅子と 牡丹は、取り合わせのよいものの例えとして古くから画題に用いられている。また、牡丹は「花王(かおう)」「富貴草(ふうきぐさ)」の異称を持ち、簡略化 したものから写実的なものまで数多く描かれている。(柴田夫妻コレクション7-302) :肥前・有田 / 1660~70年代

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色絵 龍花鳥栗芭蕉文 八角皿

見込み中央に団龍文を描き四方に唐花文を配す。内側面には丸窓に囲った植物や花鳥と唐花文を交互に配置する。染付と濃い 赤、金の上絵付けを組み合わせ、豪華に器面を装飾する元禄様式の作品である。(柴田夫妻コレクション8-139) :肥前・有田 / 1690~1710年代

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色絵 馬唐人梅文 大瓶

江戸末期の貿易商「田代屋」田代紋左衛門の商標「大日本肥せつ山信甫製」のある大瓶一対。東洋趣味を過剰にアピールした 輸出用。窓絵の表は中国の騎馬武者と貴婦人、裏には凧遊びの唐子が愛らしい。(柴田夫妻コレクション8-518) :肥前・有田 / 1850~60年代

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色絵 草花花弁文 小碗

口縁部には〇×文の連続文様、胴部には染付(そめつけ)と上絵(うわえ)の赤による唐花文と鳥の羽状の地文様(じもんよ う)と花文様が施されている。赤による施文のない、同文様の染付の小碗がトルコのイスタンブールにあるトプカプ宮殿に所蔵されている。この製品も、かつて コーヒーカップとして中近東方面に輸出されたものが日本に里帰りしたものかもしれない(柴田夫妻コレクション7-343) :肥前・有田 / 1680~1700年代

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染付 唐人宝草花文 大皿

見込みには野山を背景にして、冠を被って歩く主人と、それに従う若者の二人の唐人が描かれている。周囲六方に如意頭状の 窓を設け、そこに宝文と草花文が交互に描かれている。背景にはびっしりと四方(よも)襷(だすき)文が描かれ、呉須(ごす)を塗り込めている。外周二方に は簡略な土坡(どは)が描かれている。高台内染付銘「福」。高台内ハリ目跡2個。(柴田夫妻コレクション7-132) :肥前・有田 / 1650~60年代

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白磁文字文瓶:I.C

輸出向けの瓶の形態であり、口が二重の凸帯となっている部分など、細かい注文があったことを想像させる。底面にはI.C というアルファベットとそれを囲むリースのような文様があらわされている。I.Cとは、出島の商館長を務めたヨハンネス・カムファイスのイニシャルに由来 するものといわれる。インドネシアに伝世したものと伝えられる。(山口幸雄・悦子氏寄贈) :肥前・有田 / 1680~1700年代

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染付コンプラ瓶 JAPANSCH ZOYA

内容を示す文字「JAPANSCH ZOYA(日本の醤油)」と記されており、日本から輸出する醤油容器として作られ た瓶であることがわかる。口づくりにも注文があったと考えられ、凸帯となっている。インドネシアに伝世したものと伝えられる。(山口幸雄・悦子氏寄贈) :肥前・有田 / 1800~40年代

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