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「字消し剤」とは戦後「修正液」として普及したものであり、戦前の瓶だけでなく箱も残っている修正液は珍しい。その他に も戦前に使用されたインキ・鉄筆も残っており、そのほとんどが「堀井謄写堂製」である。 年代:1930年代
情報所有館 : 山形謄写印刷資料館 ![]()

ヤスリには方眼(ABC)・斜体(ABC)・宋朝・絵画・線引・模様大別すると6種類があり、模様ヤスリの柄は何十種類 もある。材質は一般には木枠に鉄製のものが大部分だが、何種類かのヤスリがコンパクトにセットになったものや、珍しいガラスヤスリ等が存在する。当館では 古くは明治末期から戦前の堀井製、戦後の堀井・王冠・シャチ・ホースといった主メーカーの製品を保有している。また戦後、ヤスリ1枚につき1枚草間京平ら が制作した色刷りの解説書が付いていた。作品的にも高度であり、数十種類が存在する。 年代:1930年代
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ゲステットナー社は英国の印刷機メーカーであり、360謄写輪転機は戦後印刷会社などにかなり普及した機械である。配色 はグレーを基調として、ボタンが赤・青・黄色の3原色で表示されている。1950年代においては先進的な工業デザインとしても有名な機械であった。当館は 2台保有しているが、残念ながらいずれも可動品ではない。 年代:1950年代
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ドイツ製謄写輪転機であり、戦後に輸入された。ゲステットナー360機と同時期の機械だが、堅固であり、機械の上に照明 用の電灯がついているのが特長である。ゲステットナー360機に比べ価格が高かったからか、操作がしにくかったからか、輸入機総数が少なく、残存機はほと んど無い。当館では1950年代の初期機と、かなり後の機械の2種類が存在するが、残念ながら可動品でなく、残存部品も不完全である。 年代:1950年代
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俳優、佐藤 慶さんが製作・保有していたもの。佐藤 慶さんは1950年代に昼の劇団活動だけでは生活できなかったの で、夜はガリ版印刷物制作で生計をたてていた。このヤスリ入れは佐藤さんがレコード入れをヤスリが入るように改良したもので、他には見られないユニークな ものである。上がヤスリ入れ、下が鉄筆入れとなっている。あたかも「ヤスリ入れ」のために作られたような外観であり、素晴らしい逸品でもある。 年代:1952年頃
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萬古(バンコ)は大阪のメーカーであり、サカタとともに関西の大手製造メーカーとして君臨した。萬古・サカタの謄写印刷 機は紙置きの部分がガラスになっており、自社マークがプリントされている。これは東京製品には見られないものであり、きれいな印象を与える名機である。 年代:1960年代
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不世出の謄写印刷名人草間京平は謄写印刷技術の向上のための研究を生涯かけて追及し、同時に謄写印刷機資材の改良にも情 熱的に取り組んだ。鉄筆研磨機は何十年もの研究に末に1965(昭和40)年に完成・発売された。鉄筆による謄写印刷の最盛期を過ぎており、あまり効果が 無かったからか、ほとんど売れなかった。残存数はほとんど無い。草間京平の遺品であり、孔版作家本間吉郎氏からの寄贈品である。 年代:1965年
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堀井謄写堂外務員が地方出張する際にその日時を通知するハガキである。堀井謄写堂のハガキは、その他に注文確認書や納品 書等にも用いられた。当館保有堀井謄写堂ハガキは1906(明治39)年のものが最古で、その当時は堀井謄写堂独占製造・販売の時期であり、明治期の販売 方法が窺い知れる資料である。 年代:1906年
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堀井謄写堂製の製品カタログ。当館では明治40年前後・大正期・昭和3年のものの3種類を保有している。謄写輪転機をは じめ印刷機・ヤスリ・小物から文具まで取扱品目は幅広く、堀井謄写堂は謄写印刷機器だけでなく、総合文具メーカーであった。カタログも豪華であり、表紙は 石版印刷の手の込んだもので、特に昭和3年のカタログの表紙は美術的にも一級品である。 年代:1920年代
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林商店は昭和初期から戦前戦後を通じて堀井・昭和謄写堂と並んで大手卸売業者でもあった。ホースブランドでの製造・小売 も行っており、この1928(昭和3)年製カタログは全ページ写真入りの石版印刷である。豪華なカタログからその当時の繁栄ぶりが窺える。 年代:1928年
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