「」 に対する検索結果 : 26649件
1960年代後半、日本の高速自動車道路網の整備が始ったことに対応して、自動車用エンジンの高速化が進められた。日産自動車でも小型乗用車スカイラインのエンジンを従来のオーバー・ヘッド・バルブ(OHV)式のG1型を置換えるため、高速・高出力型のG15型エンジンの開発に取組んだ。G15型は直列4気筒、排気量1483cc、シングル・オーバー・ヘッド・カムシャフト式(SOHC)を採用、1967年ニッサン・スカイラインS57型に搭載し発売した。保存しているG15型000001号機は1967年の村山工場製。年代:1967
情報所有館 : 日産エンジンミュージアム
1981年、ニッサン・スカイラインR30型に、2000DOHC RSシリーズを追加。エンジンは直列4気筒、気筒当り4弁式ダブル・オーバー・ヘッド・カムシャフト(DOHC)式の新開発FJ20E型を採用。1983年、このFJ20E型をベースにターボ・チャージャー仕様としたFJ20ET型を開発し、「スカイライン2000RSターボ」に搭載、発売した。排気量1991cc、DOHC式、ターボ仕様エンジンとして圧倒的なパワーを誇ったエンジンで、1980年代なかばの高速走行時代を牽引した。保存中のFJ20型037955号機は、1983年の日産工機(株)製。年代:1983
情報所有館 : 日産エンジンミュージアム
1967年、小型スポーツカーのダットサン・フェアレディに、排気量1982cc、シングル・オーバー・ヘッド・カムシャフト(SOHC)式のU20型エンジンを搭載した強力なモデル、SR311型が発表された。U20型エンジンは、1960年に登場したG型エンジン(直列4気筒、排気量1488cc、オーバー・ヘッド・バルブ(OHV)式)をベースに排気量の拡大とシングル・オーバー・ヘッド・カムシャフト(SOHC)式化を図ったもの。保存中のU20型08605号機は、北米輸出仕様のダットサン・スポーツ2000(SR311型)に搭載したエンジンで、1968年の横浜工場製。年代:1968
情報所有館 : 日産エンジンミュージアム
1969年に登場した直列6気筒、排気量1998cc、SOHC式のL20A型エンジンは、4気筒のL型と主要コンポーネントを共通にしたモジュール設計で、モータリゼーション拡大期の大量生産に対応した生産性の高いエンジン。1979年、L20A型に,わが国で初めて市販車用にターボ・チャージャーを装着したL20ET型を開発、ニッサン・セドリック/グロリア430型に搭載した。保存しているL20型001803号機は1979年10月から83年5月の間の横浜工場製。年代:1980
情報所有館 : 日産エンジンミュージアム