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レーダ用送信管、パルス幅0.67μs、繰返し周波数2,500Hz、波長9.83~9.875~9.92cm、陽極電圧9.8~11.2kV、瞬間陽極電流2A、磁界1,000ガウス、尖頭入力22kW、尖頭出力6.6kW
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レーダ用送信管M112に対応する局部発振管。出力は陽極に結合された2本のアンテナ導入線により取り出され、これを平行線(レッヘル線)回路に接続し、その長さを変えることにより周波数の調整が行われた。
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アメリカのRCA社が1922年にトリウムタングステン・フィラメントを用いた乾電池用受信管を開発した。これを「東京電気」がサイモトロンという商品名で国産化したもの。 わが国の放送開始ころの検波・増幅用であり、これらのラジオ受信管の大半が東京電気製であった。
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増幅検波用三極管である。フィラメントにトリウムタングステンを用いてあり、比較的低温度で熱電子放出が豊富であることからプレート電圧が低く乾電池式ラジオに適していた。
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検波・増幅・周波数変換用真空管である。三極管・五極管を一つバルブに収めた複合管である。 三極管を局部発信用に用い、五極管を混合して用いれば、スーパーヘテロダイン受信機として用いられた。また、レーダー用にも使われた。
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水冷式三極管である。中央部にある金属製の筒がプレートになっていて、他の部分のガラス共に真空容器を構成していて、このまわりに水を流して熱を放散する仕組みになっている。
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双三極管でそれぞれのユニットが別々に管理されているので多くの用途に適している。 テレビジョン受像機の同期分離・増幅・垂直発振など幅広く使用された。 GT管はガラス管であるにもかかわらず、金属管と同程度に機械的な強度に優れていた。
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MT管は電子装置の小型軽量化に威力を発揮した。我が国では1948年ごろから一般化した。その高利得、低雑音、広帯域増幅特性などから1959年から始まったテレビの普及とともに急激に普及した。6201は高信頼性の双三極管(9ピン)である。
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ガラス製パッケージ型進行波管で、周波数4GHz、出力4Wで強制空冷方式である。1995年以降、電電公社のマイクロ波通信回線用に6GHz、11GHz進行波管ともに使用された。
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ガラス製パッケージ型進行波管で、周波数6GHz、出力14Wで強制空冷方式である。1995年以降、電電公社のマイクロ波回線用として、6GHz、11GHzともに用いられた。1960年当時は寿命はわずかに数1,000時間であったが、1977年には10年以上の製品が完成した。
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短波用の発振・増幅用などに用いられた強制空冷式三極真空管で、短波送信用として8KWの出力が得られる。フィラメントにトリウムタングステンを用い短波帯における特性を高めている。
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1907年にドフォレスト(米)が三極管オーディオンを発明すると日本でも逓信省電気試験所や海軍、それに逓信官吏練習所などで真空管の試作・研究が始められた。この三極管UN100は、発明者が起業したドフォレスト社(米)が1909年に製作した球形オーディオン両翼型をモデルに、日本で初めて製造が開始された管である。
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欧米の製造技術に追いつくべく開発された国産最初期の三極管。先進の初期型真空管と電極の構造は類似しているが、完全な模造品ではない。この管は現品に名称の記載はないものの、円筒状のチューブラー管で、垂直の同軸型電極でベースなしの構造が、UV102の特徴を明確に表している。
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1915年にカニンガム社(米)が製作したオーディオトロンなどの、いわゆるチューブラー・オーディオンをモデルにした三極管。細長い円筒状のガラス・バルブ内に、同軸円筒状のグリッドとV形のタングステン・フィラメントが配置されている。
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ドフォレストが製作した最初期のオーディオンを基にフランス軍通信隊(TM)が1915年に開発した高真空で横向き同軸円筒形の電極構造管をもつ管。英/仏型4ピンのベースも初めて取付けられた。これらを雛形として、東京電気(株)のUF101や、東京真空管(株)のTV8などが日本で製造された。
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最初期の高周波増幅用として英マルコーニ社が1916年に開発した超小型管の日本版で、初めての高周波増幅管。元管の特性はVf=5V,If=0.75A,Vp=20-60V,μ=6,最高周波数1000kHz程度の増幅器に使用されたとの記録がある。 高周波に対応するため、電極やリード線などの静電容量とインダクタンスを小さくするため、写真に見るような構造とした。
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日本初の超小型管。直熱型でコントロール・グリッドとプレートとの間に空間電荷を中和する第2グリッドを挿入した構造。フィラメント消費電力を極力小さく、相互インダクタンスGmを極力大きく設計されている検波/低周波増幅管:Vf=1.1V,If=60mA。 超小型の5ピン・ベースを使用し、折から勃発した日中戦争では大陸の戦線を征く歩兵用の携帯型無線機に用いられた。
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Uy11Mとほぼ同型の直熱型リモート・カットオフ高周波増幅五極管:Vf=1.1V,If=60mA。フィラメント消費電力を極小、Gmを極大にする設計はUy11Mと同じである。同管とともに、こちらは主に軍用の受信機の高周波増幅と中間周波増幅に用いられた。
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東京電気(株)のUV102などと同様に垂直同軸型の電極構造。金属シェルのUVベースが付けられている。日本無線(株)が1918年に開発した最初期の三極管ルミオンに続く新しい船舶用受信機の増幅管:Vf=6V,If=0.6A,Vp=60-100V。1938年に販売が開始された。
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送信用のM312Aとともに、太平洋戦争開戦の年に開発されたレーダの受信機の局発用小形マグネトロン。尖頭出力:50mW、波長:9.87cm。8分割陽極橘型で、海軍の2号2型電波探信儀(レーダ)に用いられた。アルミニュウムのケースごと電磁石装置に挿入される。この経験が、第2次大戦後のマイクロ波多重通信機器の局発用小型マグネトロンMY112の開発に生かされた。
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日本無線(株)は1939年、海軍に協力して世界初の空胴共振器付8分割陽極マグネトロンM3を開発、それまでに欧米に遅れていたマグネトロン製造技術を世界最高水準に高めた。このM312AはM3をパルス変調用に改良したもので、水冷式、尖頭出力:6.6kW、波長:9.87cm。橘型あるいは"Rising Sun"(軍艦旗)と呼ばれ、海軍の2号2型電波探信儀(レーダ)の送信機に用いられた。なお、写真には電磁石装置が省略されている。
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初期のレーダは送・受信波の位相差から、目標物までの距離を測定した。距離分解能を向上させるべく、送・受信パルス波の時間差から距離を測定する方式が求められた。そのために、送信用のマグネトロンをパルス波で変調するため、欧米にさきがけて、このS182が開発された。海軍の2号2型改3電波探信儀(レーダ)に実装され、2本並列でM312A(マグネトロン)をパルス変調した。
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技術提携していたテレフンケン社(独)の五極管 NF2をモデルに海軍の要請で開発した万能五極管:Vf=12.6V、If=0.21A、μ=4000、Gm=3000μS。航空機用で予備の管種を少なくするための万能型、アルミ製のシールドケース付き。高度な製造技術が必要で大量生産が間に合わず、他社でも製造された。
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12SJ7(米)をモデルに開発された東芝独自の万能五極管:Vf=12V、If=0.175A、Vp=100/200V、Ip=4.5/5.0mA、Gm=1900/2000μS。主に軍用通信機に用いられた。鉄製シールドケース付き、オクタルベース。なお、同型のRシリーズとしてRH4(Gm=4000μS)とRH8(Gm=8000μS)、CH1その他が製造された。
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RH2とほぼ同性能の万能五極管:Vf=12V、If=0.175A、Vp=100/200V、Ip=4.5/5.0mA、Gm=1900/2000μS。主に軍用通信機に用いられた。資源節減のため外付きシールドケースなし、オクタルベース。日に日に戦局が不利に推移する太平洋戦争の末期、生産数が不足したFM2A05Aの代替用に西堀栄三郎(後に初代南極観測越冬隊長)が開発、大量生産された。そして、学徒動員で戦地に赴いた若い生命とともに、大空に砕け散った。
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戦争は、レーダをはじめとする電波兵器の開発を促した。しかし、平和が訪れた日本国内の電気通信網は寸断されていた。1948年、その通信網を復旧するマイクロ波多重通信機器が完成、その送信管にはマグネトロンM112が、受信機の局発には、このMY112が採用された。尖頭出力:200mW、周波数:2.45~2.70MHz。国内のマイクロ波多重通信回線の構築に貢献した。なお、写真には外側に装置される永久磁石が省略されている。
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ドイツ・テレフンケン社と技術提携し、同社の送信管RS384をモデルに1939年にP256が完成した。1946年にこれを改良したP250Aを完成した。陽極損失:420W、定格出力:1kW、最高周波数:25MHz。主に船舶の無線電信送信機の電力増幅に用いられ、太平洋戦争で壊滅的な打撃を受けた日本海運の再建に貢献すべく、世界の七つの海で船舶通信の主役を演じた。
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従来のカソードと異なり、網状の構造をもつメッシュ・カソードを日本で初めて開発した。カソードの熱効率が高く、熱による変形も少ない。陽極損失:2kW、最高周波数:250MHz。写真に見るように、各電極の引出部がそのまま同調用のキャビティ(空胴共振器)に直結できる構造になっている。NHKテレビジョンのVHFサテライト局の電力増幅に用いられ、山間僻地の難視聴地域へのテレビジョン普及に貢献した。
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メッシュ・カソード、ホトエッチング・グリッド(薄板に穴を開けた新構造のグリッド)を採用し、さらにセラミック封止構造にした日本で初めて唯一のUHF 四極送信管。陽極損失:5kW、最高周波数:800MHz。テレビジョンのUHFサテライト局や見通外散乱波通信(大気による電波の散乱を利用した通信)の送信局で電力増幅に用いられ、放送/通信の可能性をさらに拡張した。
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内部の電極構造は従来のメッシュカソード強制冷却四極管と変わらないが、画期的な冷却方法を採用している。すなわち管の周囲はジャー(水の容器)のような冷却槽自蔵型で、そこに給水された水が陽極が発する熱で蒸発する際の気化熱で冷却する。蒸気は冷却して再び利用する循環方式である。陽極損失:20kW、最高周波数:100MHz。主に短波SSB無線電話送信機の電力増幅に用いられた。
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メッシュカソード(網状の構造で熱効率が高い新方式のカソード)とホトエッチング・グリッド(薄板に穴を開けた新構造のグリッド)を用いたパルス三極送信管。陽極直流電圧:14kV、尖頭陽極電流:180A、陽極損失:10KW・海上保安庁が施設する1MWロラン局(双曲線航法を応用して船舶の位置を測定するための送信局)の電力増幅用に開発・製造され船舶の安全確保と運航能率の向上に貢献した。
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1960年から開始された、一連の"メッシュ・カソードを採用した強制空冷四極送信管"開発の最後となった管。陽極損失:6kW、最高周波数:250MHz。前段に短波帯(4~30MHz)全域をカバーする半導体広帯域増幅器を用いて、"唯一の真空管(送信管)で電力増幅段を構成する送信機"に使用された。主にKDDの遠洋船舶向け無線電話など、短波SSB無線電話送信機の性能改善と小型化に役立った。
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・1934年に開発された超短波用管(200MHzまで、陽極損失1kW) ・かなりの数の量産品か試作品に近い少量製作品であったとも思えるが詳細は不明 ・この寸法の水冷管は余り見かけない ・東京工業大学研究室にて、超短波通信又はレーダー研究に使用されていたと推定(される形跡があるが詳細は不明) (全長20cm、管部の直径5cm)
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・4分割陽極をもつ小型のマグネトロン ・陽極の引出構造に特徴(均圧環をもたず、分割陽極に別々の引出線がある) 岡部のB形振動を発振させるため、分割陽極間に外部共振回路を接続できる構造と推定 ・試作管に近い少量生産品か? ・東京工業大学での使用経歴は不詳(均圧環の考案と何らかの関係があった可能性もある) (全長15cm)
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・電極引出線の構造からみて、短波長帯用にも使用できる管 ・1930年ごろから、外国(米国、欧州)の技術を導入して類似形状の三極管、四極管(UX860など)が数種つくられていたものの一つであろう ・東京工業大学(森田研究室)にて超短波通信の研究などに使われていたと推定(される形跡あり)(同型管2個が保存されている) ・(規格、使用目的などは不詳) (全長21cm)
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