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VHSビデオカセット ハイグレード(HG)タイプ。家庭用VTRの分野でVHS方式とβ方式のシステム間競争が、ビデオテープでは品質競争が激化した。最初の課題である高画質化で富士写真フイルム(株)は従来のスタンダード(STD)タイプに対してハイグレード(HG)タイプを開発し、ビデオ画質を大きく向上させた。市場から好感を持って受け入れられた。
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ベータカム用 ビデオカセット。テレビ局ニュース取材を主体とする業務用分野でカセットVTRの要望が強く1981年に酸化鉄系磁性体のベータカム、1986年にはメタル磁性体を使用したメタルテープを用いたベータカムSPが発表された。富士写真フイルム(株)はこの分野でも放送用、業務用で培った信頼性の高い商品を開発、商品化した。
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VHS-C用ビデオカセット。家庭用VTRシステムは如何に小型にしてポータブル適性を持たせるかが大きな課題であった。VHS-CビデオカセットはVHSと互換性を保ったシステムで小型化を実現したものである。据え置きVHS-VTRと互換性のある設計は市場からも好感を持って受け入れられた。
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世界初の1/2吋幅放送用メタルビデオカセット(MIIフォーマット)。磁性体に金属粉末(メタル)を使用した1/2吋幅の放送用ビデオカセットである。メタル磁性体の実用化は困難を極めたが、磁性体表面被覆技術で、酸化による錆を防止し、新結合剤や分散技術で凝集性、磁性層表面平滑性の問題を解決し、商品化を達成した。このメタルテープ技術はエミー賞を受賞した。
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VHSビデオカセット スーパーハイグレード(SHG)タイプ。富士写真フイルム(株)はHGタイプより更なる画質の向上をこのSHGタイプで実現した。機能分離の設計思想に基づき、磁気記録層・支持体・バック層各々に新技術を採用した。このビデオテープで達成した画質はVHSシステムのβシステムに対する優位性を大きく支援することになった。
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家庭用8mmVTR用ビデオカセット。8mm幅のビデオテープを用いた小型家庭用VTRは1983年に規格が統一された。富士写真フイルム(株)は先行研究していた金属粉末磁性体の使用技術(表面修飾及び分散技術)を活用し実用化した。1984年にはOEM品、自社品を商品化した。
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VHSビデオカセット SXGタイプ及びβビデオカセット SXGタイプ。家庭用VTRとして開発されたVHS及びβシステムは画質向上、小型化を実現して業務用及びテレビ局分野に用途拡大してきた。富士写真フイルム(株)はSHGタイプの機能分離設計を追及し、更にビデオ画質を向上させたスーパーXGを開発、VHSシステムの放送局への導入に寄与した。これらの技術に日本化学会より技術賞を受賞した。
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S-VHS用ビデオカセット。新高画質を目標とするS-VHS用テープは従来技術の延長上の範囲ではなかった。富士写真フィルム(株)は低抗磁力メタル・バリウム酸化鉄・高抗磁力コバルト酸化鉄・窒化鉄の4系統の磁性体を検討した。高抗磁力コバルト酸化鉄と磁性体高充填度化技術などの採用でS-VHSテープの目標を達成した。
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1/2吋ハイビジョン放送用UNIHIビデオカセット。既に富士写真フイルム(株)は放送用MIIシステムの1/2吋のメタルテープを提供していたが、特にドロップアウトの低減、トラックの追従性を向上させるためのテープ幅精度向上、テープ端の直線性向上などを実現し、1989年ハイビジョンの高密度記録に適合するビデオカセットを完成、発売した。
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デジタル(D1,D2,D3)ビデオカセット各種。 3/4吋幅コバルト酸化鉄を使用したD-1システムは1985年、3/4吋幅メタルテープのD-2システムは1987年、1/2吋幅メタルテープのD-3システムは1990年に発表された。富士写真フイルム(株)は「ベリドックス」コバルト酸化鉄磁性体およびメタル磁性体の使用技術を活用し、デジタルビデオカセットの分野でも次々と商品化を行った。
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最初の家庭用ハイビジョンVTR(W-VHS用)ビデオカセット。1/2吋幅メタルテープを使用したVHSと同じ大きさのビデオカセットである。ハイビジョン映像信号を2本、音声信号を1本のトラックに記憶するものである。T-180相当のテープ長で180分の記録再生ができる。富士写真フイルム(株)は業務用メタルテープMII等で培ったメタル磁性体の使用技術でこの高性能テープを完成させ供給している。
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1973年今岡保郎、久保田悠一、徳岡保導らにより開発された。コバルト化合物と酸化鉄の表面に被着させた構造をもつ新型磁性材料。Uマチック(1973年)、VHSビデオカセット(1978年)等の基礎となり、1978年2月大河内記念技術賞を受賞、1985年工場所有権制度、百周年記念事業で重要発明に選定された。
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家庭用の普及型VTRとして1963年に "統一1型" が登場し、日立マクセル(株)では、オープンテープ(VT-7)を1971年に、カートリッジタイプ(VA-30、20、10)を1974年に商品化した。
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ガンマ酸化鉄の表面にコバルトフェライトを結晶成長させた磁性体。日立マクセル(株)が独自に研究開発した磁性体で、オーディオテープ、ビデオテープの磁性体として採用され、優れた性能を発揮した。次の特徴を持つ。(1)保磁力を400-1,500 Oeの範囲で自由に調整できる。(2)化学的に安定している。(3)加熱減磁や加圧減磁が極めて少ない。
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家庭用の普及型VTRとして "統一1型" が登場し、続いて業務用、家庭用向けの "UマチックVTR" が登場した。Uマチックは世界の統一規格、その基準をはるかに超えた厳しい基準を日立マクセル(株)独自に設け、バラツキの少ない完成度の高いカセットを開発した。さらに、当社独自のコバルト・エピタキシャル磁性体を用い、テープ表面の鏡面仕上げや潤滑剤によってテープ表面の耐久性は勿論、きめの細かい、明るい鮮明な画像のテープが完成。
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統一型、Uマチックビデオテープで築いた技術をもとに、コバルト・エピタキシャル磁性体および高耐久性バインダーの開発と、定評ある高精度ハーフにより、ドロップアウトの少ない、耐久性の優れたVHSビデオテープを1978年に完成。ベータフォーマットビデオテープ・L-500を1979年に、L-750を1980年に発売。
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粒子径が0.4ミクロンの微粒子のハイグレード・エピタキシャル磁性体を用い、テープの表面平滑性を向上させ、出力を+2dB、カラーS/Nを+3dB、ビデオS/Nを+2dBそれぞれ向上。さらに、架橋型バインダを用いて耐久性を向上させ、テープの裏にバックコート層を設けて走行性を向上させたVHS型ハイグレードビデオカセットテープ。
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1981年に日立製作所をはじめ日立グループが共同で開発したビデオカメラ「日立マグカメラ」 オーディオビジュアル分野で極めて権威のある西独の Edwart Rhein 賞を受賞。日立マクセル(株)は高性能ビデオテープとカセットの開発を担当。
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粒子径が0.3ミクロンの超微粒子のコバルト・エピタキシャル磁性体を用い、ビデオS/Nを+4dB、カラーS/Nを+5dBそれぞれ大幅に向上させ、音声多重放送やステレオ放送、PCMプロセッサーの超HiFiサウンドにも対応した、5層構造のハイグレードビデオカセット。
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8ミリビデオカセットはカメラ一体型VTRにおけるアウトドアでの使用を念頭におくとともに、据置型VTRにおけるPCM録音での音質も重視して開発された。日立マクセル(株)独自の5層構造テープを採用して、高品位な画質・音質にて好評を得、さらに長時間タイプとクリーニングテープを発売。1989年にはプラネットウインドウハーフを採用したHi8蒸着(XD-P)、Hi8メタル(XR-M)、ハイグレードメタル(HGX-M)を発売した。
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高純度の超微粒子ハイエナジーΣエピタキシャル磁性体や高性能AEIバインダシステムを初めとするニューテープテクノロジーを結集し、水平解像度400本以上を実現した高出力、高解像度のS・VHS用ビデオカセット。
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D-2コンポジット・デジタルVTR用の高性能デジタルビデオカセット。独自のメタル磁性体技術など長年培ったテープ化技術によって低エラーレートと高い信頼性を実現。
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ENG、EFPを初めとして放送業務用の分野で幅広く活躍するベータカムSPは、小型軽量のカセットタイプでありながら、1インチVTRを上回る性能を持つ。
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1/2インチ小型カセットハイビジョンVTR(UNIHI)は、広帯域のハイビジョン信号を帯域圧縮することなしに、ベースバンドのまま1時間の録画が可能。小型カセットタイプのビデオテープを使用するため、取扱が良い。
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HDTVデジタルVTR用1インチメタルビデオテープ。BTAのハイビジョンスタジオ信号規格(BTAS-001)に準拠し、ハイビジョン信号を余すところなく記録できる帯域幅30MHzを実現したVTR。トータルビットレートは1.188Gb/s。
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1989年発売のHGX[BLACK]。ガンマヘマタイトよりも磁気エネルギーの高いマグネタイトの表面にコバルトフェライトを結晶成長させたノンポア・ブラックマグネタイト磁性体を用いた高性能なハイグレードビデオカセット。
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二重構造のマグネタイトにより、5,500ガウスの高磁気エネルギーを達成した新開発のハイブリッド・ブラックマグネタイト磁性体を搭載した、マクセルS・VHSの最高峰となる商品で、その画質はセミプロや評論家に絶賛をあびました。
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W-VHS用ビデオテープ。VHS、S-VHSとの上位互換性を持ち合わせた上に、ハイビジョン放送が録画でき、加えて現行テレビ放送の飛躍的な高画質、長時間録画ができるW-VHSビデオシステムに対応した高性能メタルテープを使用。
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デジタルベータカム用ビデオカセットテープ。アナログタイプのベータカム及びベータカムSPの後継機として開発されたシステムで、コンポーネントデジタル記録を採用。電子ニュース取材、野外番組作成分野を中心に世界の放送局、プロダクションで採用。
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D-VHSビデオテープ。CSデジタル放送、BSデジタル放送・デジタルハイビジョンにも高画質デジタル記録で対応。二重構造のマグネタイト、コバルトフェライト、セラミックトリートメントをハイブリッド結合し、高磁気エネルギーを達成した高性能ハイブリッド・ブラック・マグネタイト磁性体を採用。DF-420E/DF-300Eを2000年2月、DF-360E/DF-240Eを2000年8月に発売。
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記録密度をデジタルベータカム比1.4倍まで高めることで、HDTV映像の記録を実現したHDCAMビデオテープ。HDデジタルの高画質を送出用のみならず、小型カセットを活かした製作・取材用まで幅広い用途に使用できる。
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我が国最初の航洋大型油槽船で、当時世界最大級。長さ470フィート、幅56フィート6インチ、深さ33フィート、9287総トン、速力14.212ノット。長崎造船所建造。
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参考図書:「播磨造船所50年史」昭和35年11月30日、株式会社播磨造船所発行第8章第1節“溶接構造の採用”。播磨造船所は、率先して昭和23年8月全構造を溶接で施工した小型油槽船を完成した。
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参考図書:「播磨造船所50年史」昭和35年11月30日、株式会社播磨造船所発行第8章第1節 “溶接構造の採用”。昭和25年9月播磨造船所の技術の総結集ともいうべき大型油槽船「日栄丸」が、わが国造船界注視のうちに進水した。本船は外板、甲板の一部シームと船首、船尾フレームのみに鋲接を採用した90%以上溶接構造の船であって、完成後所用鋼材は約600トン節約できたうえに、積載量も約1,000トンの増加を見て画期的な成果を収めることができ、その後の運航成績も良好であったので、当時わが国タンカー界の驚異の的となった。
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商船として最初の高温高圧ボイラーを主機用に使用。我が国最初の自動燃焼制御装置、蒸気使用空気予熱器を装備した。当時、世界でも最大級のタンカーであり、戦後における我が国造船界の優秀さを世界に示した画期的な船。垂線間長182.88m、型幅25.146m、型深さ12.954m、載荷重量26,503トン、速力17.307ノット、タービン主機13,750馬力。長崎造船所建造。
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当社の戦後の輸出第一船、リベリア籍の20,000載貨重量トン型油槽船。同型3隻の第一船として日本鋼管株式会社鶴見造船所にて建造された。推進機関は蒸気タービン。
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我が国初の3万DWT型タンカー、主機として戦後最大の川崎H型タービン1基(20,250馬力)搭載、プロペラに5枚翼採用の第1船。Lpp×Bmld×Dmld = 201.00m×28.20m×14.60m、DWT = 39,253t。
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我が国最初のディーゼル・スーパー・タンカー。垂線間長192.32m、型幅26.82m、型深さ13.72m、載荷重量33,315トン、速力16.43ノット、ディーゼル主機12,000馬力。長崎造船所建造。
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船舶建造期間短縮のために、わが国初の船体(船尾ブロック)横移動方式建造法を採用、本船は本横移動方式による建造第1船。Lpp×Bmld×Dmld = 201.00m×28.20m×14.60m、DWT = 38,545 LT。
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