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D-VHS VTR

1.日本初のデジタル放送信号をデジタルのまま記録再生可能なD-VHS VTR。2.デジタル放送受信機を内蔵し、最大8時間のデジタル放送信号の記録が可能であり、番組のタイトルを自動的に挿入可能なタイトルナビを業界で初めて搭載。3.現行VHSとの互換性を保持しており、従来のアナログ映像信号も記録再生可能。(1988年10月発売)

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放送用ヘリカルVTR

ヘリカルVTRは映像信号の時間軸変動が多く、放送用としては実用になり難かったが、NECが1972年に世界に先駆けて開発したタイムベースコレクタによって映像信号の時間軸エラーが完全に除去され、ヘリカルVTRの放送用として使用が可能になった。TT-1000/3000ヘリカルVTRはこのタイムベースコレクタと共に1974年に商品化され、CMバンクシステムの中心として広く活用された。

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放送用カオトリッジ・ヘリカルVTR

ヘリカルVTRとしてさらに機能面、運用面での発展を図る目的でテープをカートリッジ化し、機動性を向上させた。TTR-5は汎用型としてTT-3000オープンリールVTRと互いに特長を生かし合う形で主にCMバンクに使用された。TTR-7は電池式のポータブルタイプでENGに使用された。TTR-5、TTR-7共に記録時間は20分である。

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液晶ビューカム

世界初、薄型/高視認性4型カラー液晶モニターを内蔵し、独創的な回転投影機構を採用した液晶ビデオカメラ。従来の「撮る」だけのビデオカメラから「撮って見る」の完結型へ進化した新しい『撮る、見る、遊ぶ』の世界を提案、従来のビデオカメラの概念を打ち破った新商品として世界的大ヒットとなり、その後のビデオカメラの流れを変えるに至った。

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放送用4ヘッド真空管式記録再生装置(製品1号機写真)

初の国産化VTR。映像ヘッドの加工技術高精度サーボ制御技術等を確立。また小型高精度シンクロナスモータの開発により国産化を実現。昭和34年7月に実用1号機を北海道放送に納入。これが磁気録画技術の発展の契機となり、以後放送用のVTRの普及に寄与した。

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放送用4ヘッドトランジスタ化記録再生装置(製品1号機写真)

放送用2インチ4ヘッドVTR初のトランジスタ化実用機。モータ駆動回路などの大電力トランジスタ回路技術の確立、低ノイズヘッド増幅回路の開発により真空管式を全面的にトランジスタ化する事で大幅な小型化(1/3)と低電力化(1/5)を実現。昭和39年8月に実用1号機をNHKに納入。以後、東京オリンピックの公認機として海外放送局の番組制作に使用。

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放送用スローモーション記録再生装置(製品1号機写真)

世界初のスローモーション記録再生装置(NHKと共同開発)。磁気テープを用いた1フィードメモリー、ドラムモータの高精度回路むら制御サーボ(インターシンク)や再生信号の電子ジッタ低減方式(VPS)等の開発により実現。昭和39年8月に実用1号機をNHKに納入。東京オリンピックで使用され世界の注目を集めた。その後、スポーツ放送番組のオンラインスローモーション送出機として活躍。

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S-V700型ビデオテープレコーダ SV-700

民生用小形VTRとして1965に発表。全トランジスタ式で駆動メカニズムは3個のシンクロナスモータを使用し、動作は安定で画ぶれ(ジッター)が少なく、画質はメタルヘッドと回転2ヘッド方式を採用し、高画質(S/N、解像度)を実現。実用機を1966年から国内1967年から海外に発売を開始。今日のビデオ市場の普及に貢献した。

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放送用4ヘッド車載用記録再生装置

本格的な車載専用機として開発、設計された小型・軽量化(据置形の約1/2)トランジスタ式4ヘッドVTR。収録専用機として小型・軽量化を図るため再生系の回路を簡略化し、フレームなど機構部は大幅にアルミ化した。昭和42年3月に実用1号機をNHKに納入。主に全国NHKローカル局に配備した中継車に搭載して、その機動性で番組制作に活躍。

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放送用4ヘッドハイバンド方式記録再生装置

放送用4ヘッドハイバンド方式VTRの初の国産化実用機。テープ・ヘッドの改良により、記録変調周波数を高帯域化して、S/Nやモアレを大幅に低減した高画質VTR。さらに4ヘッドVTRの欠点であるヘッド特性のバラツキを補正する回路を採用するなど、各種補正回路を盛り込み、安定した運用を可能にした。その後、放送用ヘリカルVTR(Cフォーマット)が出るまで主流VTRとして活躍。

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放送用4ヘッドハイバンド方式IC化記録再生装置

初のIC化車載用小型高精能ハイバンド方式VTR。(TBSと共同開発)記録系にヘテロダイン変調方式と低インピーダンス駆動増幅器、再生系に低ノイズ低ひずみ再生増幅器とパルスカウンタ方式復調器を採用した高性能記録再生装置。昭和43年10月に実用1号機をTBSに納入。車載用VTRとして活躍。

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放送用スローモーション記録再生装置

磁気テープの代りに操作性の良い磁気ディスクを用いた、国産初の放送用スローモーションディスクレコーダ。22インチハードディスクの両面で約30秒の記録が可能。操作性の良いディスク方式と専用のリモートコントローラにより、任意のシーンの頭出しやスチルからノーマル速度までの可変速再生が可能。小型化により中継車に搭載して現場でスポーツ番組のオンラインスローモーション送出機として活躍。

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放送用4ヘッド可搬型多目的記録再生装置

初の可搬型多目的VTR(NHKと共同開発)テンションサーボ技術による新しいテープ走行機構と、エアーコンプレッサーを不要とした世界初の動圧式ビデオヘッドを開発。また再生映像系に広帯域時間軸補正器(TBC)を採用し、従来になかった2人で持てる記録再生機を実現。昭和46年8月に実用1号機をNHKに納入。以後、NHKローカル局の標準機として活躍。

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放送用4ヘッドスタジオ用記録再生装置

初の本格的スタジオ用全IC化4ヘッドVTR。IC化により回路系の小型化を図り、従来外部に設置したエアーベアリング用コンプレッサを内蔵するなど従来機に比べ大幅に小型化、低電力化を実現。カラーモニタを採用。充実した編集機能や自動頭出し、自動停止機能など、操作性に優れた本格的番組制作機として活躍。札幌冬季オリンピックでは公認機として各国の番組制作に使用され好評を博した。

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4ヘッドVTR映像ヘッドアッセンブリ

世界初の動圧空気軸受方式を採用した映像ヘッドAssyの実用機。回転精度が高く、高画質が得られる事に加えて、大きくて騒音の出るコンプレッサが不要である特徴を持ち味として可搬形VTRや多数のVTRで構成されるCMバンクシステムに用いられた。動圧空気軸受は、当時の最高水準の技術で開発、実用化され、その後の家庭用VTRのヘッドシリンダ、ハードディスクドライブ等に用いられる動圧軸受の先駆けとなった。

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放送用4ヘッドクイックスタート記録再生装置

テープ走行系に初めてエアーコラム、エアーキャプスタン方式を採用し、ロックイン時間1秒以下を実現。また運用面ではチャンネルイコライザー、トラッキング、編集時のタイミング合せ、番組の頭出しなどを大幅に自動化した制作/送出用高性能VTR。昭和48年7月に実用1号機をTBSに納入。

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放送用4ヘッドポータブル型録画専用VTR

アルミダイキャスト製テープトランスポート、ハニカム構造のシャーシ、超小型真空ポンプ及び小型高性能ヘッドドラムの開発などにより、小型軽量化を実現。一人でポータブルカメラとVTRを担いで録画する方法が初めて可能になった。ポータブル機として限界の大きさと重量の関係で録画時間は最大20分ではあったが、その機動性は当時として画期的な製品であった。

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放送用4ヘッドパイロット方式記録再生装置

世界初のテープスピード7.5インチVTRを実用化。(従来の1/2のテープスピード)セグメント方式VTRの最大の欠点である再生時の色むらを自動的に補正するパイロット信号をビデオ信号に重畳して記録する方式を確立。(NHK技術研究所と共同開発)昭和52年7月大阪朝日放送のコマーシャルバンクシステムのVTRとして実用1号機を納入。以後画質をより要求されるCMバンクシステム"ACVES"の記録装置として活躍。

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放送用1インチCフォーマットポータブル記録再生装置

ヘッドドラムの無調整交換、テープ磁性面のヘッド、キャプスタン以外との無接化による巻取側のリールを上下2段重構造とした走行系を採用し実現。内蔵バッテリーにより約1時間の収録が可能。過酷な機動性を要求されるニュース取材や屋外ロケに活躍。実用機を昭和54年から国内、昭和55年から海外に発売を開始した。

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放送用1インチCフォーマット方式記録再生装置

1インチCフォーマット初の長時間VTR。独自開発のPROテープパスによるテープ磁性面の保護、テープ走行抵抗を減少させるエアサポートシステム、エアーテンションアーム、エアー可動ガイドにより実現。CMバンク・番組バンクや野球・舞台中継等長時間収録に活躍。昭和54年から国内、昭和55年から海外で発売を開始。

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Soni-Tape 「KAシリーズ」

日本初の磁気録音用テープ、Soni-Tape「KAシリーズ」。

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2インチビデオオープンテープ

世界初のトランジスタビデオテープレコーダー "PV-100" 用ヘリカルスキャン2インチビデオオープンテープ「V-21シリーズ」。

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1/2インチビデオオープンテープ

世界初のオールトランジスタ家庭用ビデオテープレコーダー "CV-2000" 用の1/2インチビデオオープンテープ「V-31シリーズ」。

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U-maticVTR用ビデオカセットテープ

世界初のU-maticVTR用ビデオカセットテープ「KC-30」「KC-60」。

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ベータマックス1/2インチビデオカセットテープ

ホームビデオ時代の先駈けとなった世界初の家庭用ビデオカセットレコーダー "ベータマックス SL-6300" 用ビデオカセット「K-30」「K-60」。

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1インチヘリカルスキャンオープンVTR オメガマシン用 V-16オープンビデオテープ

オメガマシン用オープンビデオテープ「V-16シリーズ」。

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ベータカムシステム専用1/2インチビデオカセットテープ「HGシリーズ」

ベータカムシステム専用1/2インチビデオカセットテープ「HGシリーズ」。

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8ミリビデオシステム用メタルビデオカセットテープ

世界統一規格8ミリビデオカセットテープ。世界初のメタルビデオテープを使用。「P6-30」「P6-60」「P6-90」

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ベータカムSPシステム用メタルビデオテープ「BCT-Mシリーズ」

世界初のベータカムSPフォーマット1/2インチビデオカセット「BCT-Mシリーズ」。

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D-1フォーマットコンポーネントデジタルVTR用ビデオカセットテープ「D-1シリーズ」

世界初のD-1フォーマットコンポーネントデジタルVTR用ビデオカセットテープ「D-1シリーズ」。

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D-2フォーマットコンポジットデジタルVTR用メタルビデオカセットテープ「D-2シリーズ」

世界初のD-2フォーマットコンポジットデジタルVTR用メタルビデオカセットテープ「D-2シリーズ」。

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メタル蒸着8ミリビデオカセットテープ「Hi8ME」

飛躍的な高画質を実現した世界初のメタル蒸着8ミリビデオカセットテープ「Hi8ME」。

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デジタルベータカムVTR用1/2インチビデオカセット「BCT-Dシリーズ」

デジタルベータカムVTR用1/2インチビデオカセット「BCT-Dシリーズ」。

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DVCフォーマット用デジタルビデオカセット「DVMシリーズ」

ミニデジタルビデオカセット「DVM30ME」「DVM60ME」。

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ベータカムSXフォーマットVTR用1/2インチビデオカセット「BCT-SXシリーズ」

ベータカムSXフォーマットVTR用1/2インチビデオカセット「BCT-SXシリーズ」。

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DVCAMフォーマット用デジタルビデオカセット「PDV-MEシリーズ」

DVCAMフォーマット用デジタルビデオカセットテープ「PDV-MEシリーズ」。

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HDCAMフォーマットカムコーダー用1/2インチデジタルビデオカセット「BCT-HDシリーズ」

HDCAMフォーマットカムコーダー用1/2インチデジタルビデオカセット「BCT-HDシリーズ」。

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国産初のビデオ記録に成功したビデオテープ

国産で最初に録画再生に成功した放送用2吋幅ビデオテープ。1959年(昭和34年)2月、NHK技術研究所でAMPEX製VTRを使用して良質の録画・再生ができた。AMPEX製VTRはビデオヘッドと磁気テープの相対速度が137km/hrと過酷であった。富士写真フイルム(株)は磁気テープ製品化の経験はなかったが、先行していた各社に先駆けて開発することができた。

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国産初期の量産放送用ビデオテープ

国産初期の量産された放送用2吋幅ビデオテープ。富士写真フイルム(株)が独自の量産製造設備を建設し、磁性体や支持体など、原料からの一貫製造工程で商品化した2吋幅放送用テープである。放送局用として重要な画質・信頼性・品質の安定性等を処方や設備改善で確保し、ビデオテープの事業化を推進することになった量産品である。

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放送用ローバンドビデオテープ

放送用ローバンド2吋幅ビデオテープ。画質、ヘッド磨耗、信頼性等が輸入製品と同等以上であることが認められ、NHKに納入した2吋幅ビデオテープである。磁性層の結合剤に熱硬化樹脂を採用して耐久性を向上させたことやセルフクリーニング効果を持たせたことで、日本で特に問題になる高湿環境での映像の損傷を激減させたものである。この結果、放送局での富士写真フイルム(株)製品の使用比率を大きく伸ばした。

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VTRヘッド用研磨テープ、磁気現像用品、ヘッドクリーニング用品

研磨テープはVTR開発、生産でヘッド性能の向上、ヘッドの製造原価低減で寄与した。ヘッドやVTR内接触部の清浄に「ヘッドクリーニング液」、「ヘッドクリーニングクロス」、「ヘッドクリーニングテープ」を開発、供給した。ビデオテープ編集磁気像の観察には磁気現像液と粉末「フェロクラウド」および編集接合用「スプライシングテープ」なども開発、実用化された。

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1/4吋オープンリールビデオテープ

初期の家庭用VTR用1/4吋幅オープンリールビデオテープ。VTRメーカー各社が設計開発したVTRの一例で、オーディオテープと同じ1/4吋幅のオープンリールのビデオテープである。オープンリールではあったがポータブルVTRも開発され、エベレスト登山隊に使用され話題を呼んだ。

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1/2吋オープンリールビデオテープ

初期の家庭用VTR用1/2吋幅オープンリールビデオテープ。各社が各様の設計でVTR開発を進めた初期段階に、富士写真フイルム(株)は各社向けのビデオテープを開発し殆どのVTRメーカーに供給してきた。VTR規格の統一にはビデオテープメーカーとして参加し、統一I型VTRシステムのまとめに寄与することができた。

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放送用ハイバンドカラー用ビデオテープ H-700

放送用ハイバンドカラー用2吋幅ビデオテープ。カラー画質向上のためハイバンド化されたVTR用の2吋幅ビデオテープである。画質や耐久性に優れていたばかりでなく、放送業務に不可欠な信頼性に優れ、外国製品を凌駕して、国内テレビ放送局で一位の占有率を得た。また海外放送局、プロダクションへの輸出も大幅に増加した。このビデオテープの処方設計の思想は現在に受け継がれている。

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統一I型VTR用 標準規制テープ

統一I型VTR用に調製した「標準規制ビデオテープ」。家庭用VTRの普及にはVTRの規格統一とビデオテープが相互に使用できる互換性が重要である。富士写真フイルム(株)は、VTR記録方式に必要な信号を正確に記録した三種類の標準規制テープを製作し、供給した。これによってVTRの規格統一とその普及に寄与できた。

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ビデオシート

ビデオシートの見本である。磁性液を塗布したものを表面処理により平滑化し、円盤状に加工したものである。ビデオ信号を円周記録してスローモーション再生の特殊用途に試作された。試作品ではあったが札幌冬季オリンピックのスキージャンプでフォーム解析のための記録再生にも使用された。

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各種ビデオカセット 外国メーカー開発品

外国VTRメーカーのビデオカセット各種。ビデオカセットVTR開発の初期段階は各種各様のシステムが出現したが、これは外国メーカー主導の各種システム用のビデオカセットである。二酸化クロム磁性体を用いリールが二段重ね構造の「BASF製 VC-60」、「PHILIPS製VC-45」、両面記録の「AGFA製 VCC3600」、またAMPEX製2吋幅テープを用いたカセットもある。

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エンドレスビデオカセット

エンドレスビデオカセット。家庭用VTR開発の初期に試作されたビデオエンドレスカセットである。エンドレスビデオには二つの方式があり、回転ヘッド方式でテープは標準速度で無終端走行させるものと、固定ビデオヘッドでテープを高速無終端走行させるものとがある。富士写真フィルム(株)はこの用途にも参加し、エンドレスビデオテープを開発供給した。

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バック層付き放送用ハイバンドカラー用ビデオテープ H-701

バック層を採用した放送用ハイバンドカラー用2吋幅ビデオテープ。富士写真フイルム(株)が独自の「微粒子強磁性体」、「薄膜バック層」等を採用して開発した。長時間収録や操作適性、信頼性等の性能が向上し、国内占有率、海外輸出も大幅に増加した。これらの技術でテレビジョン学会から丹羽・高柳賞、日本映画テレビ技術協会からは増谷賞を受賞した。

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16吋リールの2吋幅ビデオテープ

直径16吋の巨大リールを使用した2吋幅放送用ビデオテープ。テレビ放送の長時間化に対応して、1巻で2時間(124分)の記録再生を可能にした2吋幅のビデオテープである。テープ長さが2875m、リール直径16吋、重量は12kgである。これだけの長さ、面積のものを品質保証するには高度な製造技術が必要であった。

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