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アンカー

潮流や風により船が流れるのを停止させるアンカー。おもに磯廻り漁のほか、ホッキ突き漁などガラス箱を利用する漁業で使用。重量2キログラム。

情報所有館 : 北海道博物館 


延縄ざる

タラ延縄。礼文島西方の水深100~120尋の鱈場で使用された縄。幹縄の長さ60尋、針素150センチ、針数39本。12月~3月が盛漁期であった。

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針箱

鱈針の箱。礼文島では縄は40 ~45本の釣針で、一度に90枚が投縄されるなど相当数の針数を要した。縄の製作、整理などには手元に針箱を置いて利用した。

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針曲げ

鱈針修理具。揚縄した縄は帰港後、延縄笊に幹縄を円形に、針は藁の枕に刺して整えられた。変形した針は整形され、欠落した針素には新しい針をつけた。

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鱈さき包丁

棒鱈、開鱈などの製造に使われた包丁。タラの加工は棒鱈が多く、莚を敷いたタラ裂き台で骨付き、骨抜きなどに割かれた。熟練した婦女人は1日千尾を処理した。

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餌切り包丁

鱈延縄の餌となるニシン、イカ、タコ、カレイなどを切断した包丁。最良はニシンで、利尻、礼文では初めに漁獲されたニシンは餌として鱈釣り漁家に売られた。ヤキリボウチョウとも云う。

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三本やす

礼文島宇遠内地区で使用されたアワビ突きヤス。ヤス先は三角柱状に削られたホコに綿糸で積巻きされている。ホコ先は数本用意して出漁した。

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平やす

タコ漁のヤス。タコ穴から出たのを突く四本のアゲ付き平ヤス。ほかに三角柱状のカゴヤスも使われたが、捕獲には確実性があった。

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かごやす

タコ漁のヤス。タコ穴から出たのを突く三角柱状のアゲ付き。タコの目を狙って突くが、失敗すれば頭、足などになるため平ヤスを使う人もいた。

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ウニ取りヘラ

ウニを割った殻から実を取る用具。針金の一端を叩いてスプーン状にし、他端には根曲がり竹を刺して柄とした。ほかに柾を削ったヘラも使われた。

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さし

莚によるに荷造りや藁製品の縫い合わせに用いた竹針。根曲がり竹の節の部分を削って針先とし、他端は節の間を二つ割りにして縄をはさんだ。

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網巻揚げ機

ニシン、カレイなどの刺網の揚網機。舷側に回転軸を支える支柱を立て、網揚げしながら回転させた。細木を支える縄のかけ方に製作者の特色がみられた。

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ニシン刺網

戦後、礼文島沿岸で使用された刺網。網目寸法6.3センチ、目数50目の綿糸網。直径10センチほどのガラス玉9個付き。

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アワビかぎ

磯廻り漁のアワビ採取具。カギはハガネ板に固定されている。礼文島では昭和40年頃から時計のゼンマイを利用し、水中でも軟化しないのが利点であった。

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曲輪

曲物製品の材料となる曲輪一玉。外輪1、本輪8からなる。エゾマツ材で、置戸町の曲輪職人が製作。径43.5×12.0㎝。

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船型板図

鰊建網漁で使用された保津船板図。「後志国高島郡祝津村青山留吉」、「明治参拾七年第壱月吉日造之」の墨書。縮尺1/10。

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レーキ

開拓使が輸入した農具を模倣して作った手農具で、土を細かく砕きながら地ならしする。畑作で細かい種子の播種後に覆土用にも使う。木柄は折れ106cm、幅28cm、長さ7.5cmの鉄製歯が10本ある。札幌市で収集。

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がんた

丸太の反転、移動などに使用。製作地 天塩國上川郡朝日村、製作者 後藤トビの製作者として名高い後藤吉久の銘あり。全長121.5㎝、爪長35.5㎝。収集地 札幌市。

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地拵鎌

苗木の植付けで、林地の雑草、低木、笹などの刈払いに使用。柄長160㎝、刃線24㎝。収集地 札幌市。

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手橇          

ハナの低い改良荷橇で荷物を運ぶのに札幌で使われた。

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三本鍬

三本鍬は別名を備中鍬といい、刃床部が三本の鉄製の鍬で、古い在来農具。土がつきにくい特徴があり開墾や田畑の耕起、水田の除草などに使われる。刃先の丸い備中鍬は堆肥の切り返しなどにも使われた。札幌市で収集。

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鎮圧器

水田で代かきのあとに円盤を数十並べた畜力用の鎮圧器をかけ、稲の刈株や根などが浮き上がり、田植えの邪魔になるものを作土層の下に沈め肥料にするとともに、空気の流通を良くして稲の育生を助ける。栗山町で収集。

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手橇          

ハナの低い改良荷橇で荷物を運ぶのに雨竜町で使われた。

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手橇          

ハナの低い改良荷橇で荷物を運ぶのに岩見沢で使われた。

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かん

橇による木材運搬で、安定性を保つため、鎖つきのかんを木材に打ち込み、材を橇上に固定する。全長94㎝、矢長15㎝。収集地 雨竜町。

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ばちばち

冬山造材で使用。北海道の代表的な運材用の大型の馬橇。大正から昭和期にかけて考案されたといわれる。親バチ ズリ木(蝶番含む)212㎝、遊木122㎝、子バチ ズリ木132㎝、遊木122㎝。収集地 雨竜町。 

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足踏脱穀機

明治時代に開発が始まり、大正時代に普及し始めた。板を足で踏むとU字形針金を打付けたドラムが回転して稲を脱穀する。マルカ式の稲麦扱機、旭川農機興業株式会社製。

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間縄

水田で田植えをするときの田植え用定規で、先の尖った木板を畔に挿し、約17cmごとに赤い印がつく麻縄が巻かれている。長さ約26cm、幅約15cmの木枠に挿した全長63cmの鉄軸を持って回しながら縄を張る。雨竜町で収集。

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ハサ穴あけ

刈り取った稲を束ねて自然乾燥させるハサ掛けで、柱穴を掘るための道具で、掘った土を落とすため片方が開く。木の把手以外は鉄製で、「納内村織田特製品」の刻印がある。高さ106.5cm、径14cm。雨竜町で収集。

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一斗升

穀用升。円筒形。ギフケン 大垣 マルコ(屋号)の刻印。雨竜町で使用。

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斗概

穀用の一斗升で、升に盛った穀物を平らにならすのに使われた道具。大垣製。岩見沢市で使用。径5.8×37.5㎝。

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一升升

穀用升。方形。弦鉄つき。大垣製。雨竜町で使用。

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五合升

穀用升。方形。岐阜 マル二(屋号)の刻印。雨竜町で使用。

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尋常蹄鉄

馬の蹄を保護する鉄製の金具。雪道用の氷上蹄鉄に対する普通の蹄鉄。夏鉄ともいう。器械製、前蹄鉄。12.8×0.9×長さ14.3㎝。

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尋常蹄鉄

馬の蹄を保護する鉄製の金具。雪道用の氷上蹄鉄に対する普通の蹄鉄。夏鉄ともいう。器械製、後蹄鉄。12.5×0.9×長さ14.3㎝。

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気圧計

炭鉱の坑内で局部的な通気を計測するために使われた気圧計。「HATTORI No.3598」の銘板がある。明治鉱業昭和炭鉱で使用。

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小割り鉈

屋根柾製造用具。柾作りの最後の工程で、一枚一枚の柾に割るのに使用する片刃の鉈。柄の部分に籐づるをらせん状に巻いてある。「会津 重房」の刻印。札幌市内の柾職人が使用。  5.2×3.0×長さ37.4㎝。

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潅漑用水木管

上川地方の近文第二土功組合が掘削した灌漑溝で、谷や沢を越える湾管梁(サイフォン)はコンクリート製では破裂しやすいため木管を使った。大日本木管株式会社が製造、大正10年から25年余りの使用に耐えた灌漑用木管の実物の一部。

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耕耘機

農業機械化が急速に進む昭和30年代、久保田鉄工所が1958(昭和33)年に製造した耕耘機。農用ジーゼルエンジンの歩行型で15馬力、後方下部の水平回転軸にナタ型耕耘爪をもつ駆動型小型トラクター、クボタKMB20型。

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風呂鍬

風呂鍬は刃床部が風呂と呼ばれる木製の台と鉄製の刃からなり、風呂に柄つぼがある。道外では各地方の土質に合わせて形態の異なる多様な鍬が発達し、北海道にも各地の特徴ある鍬がもたらされた。

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方形ハロー

明治初期にプラウなどと共に輸入された代表的畜力農具の1つ。プラウなどで耕起した後の砕土に使う。方形の木枠に4角形の釘をネジで固定し、方形ハローとも爪ハローとも言う。

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松山犂

明治33年に松山源造が、犂先が左右に切り替わる短床型双用犂を発明し特許を取った。この和犂はプラウの長所も取り入れられ、北海道での馬耕にも使われた。プラウに比べて土付きが少ないなどの長所がある。

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平削盤

平面や溝、側面加工などに使用される工作機械。刃部が固定され、加工材をのせたテーブルが移動する。イギリスのロードン・ブラザーズ社製。日本国有鉄道旭川鉄道工場、旭川市内の木工機械製作工場などで使用。120.0×150.0×高さ170.0㎝。

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坑内帽

北炭幌内炭鉱の救護隊員用の帽子。革製。「幌内№10」。同炭鉱の救護隊は80~90人で編成されていた。25.0×18.0×高さ12.5㎝。

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稲刈鎌

稲刈り用の鋸鎌で、柄長19.3cm、長径2.5cm、短径2cm、刃長15.5cm、刃幅2cm、柄角は100度。刈った稲束を束ねるための高さ14cmに針金が2本つく改良型。南幌町で収集。

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水田培土器

人力用の1畦水田培土器は無効分けつの抑止、稲の倒伏や雑草防止などのため考案された農具。フロートの後ろに2個の円盤と長羽根の撥土板(はつどばん)がつき、羽根の後部に培土幅と深さを調節する機能がある。南幌町で収集。

情報所有館 : 北海道博物館 


農用電動機

大正末に農事電化が積極的に唱えられ、小型電動機が農村に普及し始めた。大正12年、古河電機工業会社とドイツのシーメンス社が、富士電気製造株式会社を設立。大正13年、富士電気製造の誘導電動機。R35/I-4型、1馬力。

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大たも枠

鰊建網漁の沖揚げで、枠網から汲船に鰊をすくい上げるのに使用した大タモの素材。堅木の枝を湾曲させてタモ枠の各半分とし、2組合わせて構成された。

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カレイ網

焼尻、天売方面で使用されたカレイ刺網。ナイロン網。網目15.5センチ、網目数30、沈子方仕立上り59メートル。アバ縄無し。ナイロン網は昭和30年前後から普及した。

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ガラス箱

磯廻り漁のほかナマコ胴突き漁などで海中を透視するのに用いた覗眼鏡。木箱に比べ重く、眼鏡使用者には不便であったが、強度があった。

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